天疱瘡 入院までのあれやこれや
前回記事はこちら
大学病院で皮膚生検を受けることが決定し、
当初は下記のような予定を組んでいました。
7月末に皮膚生検
8月上旬に抜糸
8月下旬に検査結果が出る
しかし、8/21現在、
既に入院2週間が経とうとしているわけで。
…………………
8月初頭、
皮膚生検をしてから約1週間後
=抜糸を予約した2日ほど前、
外出中に病院から電話がかかってきました。
「生検を見たところ、やはり入院の可能性が高いです」
おそらく入院を渋っていた私に、病院が気を利かせてかけてくれたものでした。
天疱瘡の可能性が出た時から、頭の比重を占めたのは「長期入院」。
何故なら、夫と子供と私、3人の生活なので。
実家義実家は遠方。
頼れないことはないけど、気軽に、とはいかない。避けたい、長期入院は出来れば避けたい……
診察からずっと、「自宅で服薬治療とはいきませんかねぇ…」とメソメソとお医者に零していました。
(当然ですが医者は「結果によりますねぇ」と回答。そりゃそう。)
ただ、この病気を調べれば調べるほど、早期治療の大切さも理解せざるを得ない。
医者の言うこと聞かずに死んだオジサンの論文とか出てくるし。
そんな中で、病院から電話くるんなんて……一大事じゃん。
生きるためには!覚悟決めなきゃ!と腹括り。
ちなみにこの時、友人とお笑いライブ鑑賞しており、その幕間の休憩中。
なんてそんなタイミングなのよ。これから推しが出てくるのに。
その足で入院準備品を買いに行き、
帰省の新幹線チケットを払い戻し、
翌日職場で傷病手当金などの書類を準備し、
いざ抜糸、そして2日後に入院予約。
あんなに怖気付いてたのに急に「入院、2日後で」と言い出した私に、お医者も驚いたことだろう。
仕事はその日から夏季休暇を1ヶ月ほど取れるタイミングだったので、これ幸い。
夫の職場も即、時短オーケーが出たのもこれこれ幸い。
子供の保育園も通常時間で問題なし。
(お盆休みなくなったのは本当にごめーーーーーーん)
そうして始まった入院生活。
入院前に酷い状態だった背中も口腔内も頭皮も、今は薬が効いて快調です。
覚悟決めて本当に良かった、当たり前ですが放っておかなくて本当に良かったと思ってます。
もし、天疱瘡、あるいは他の病気でも、何かのきっかけでこれを読んでくれている方、身体の不調はすぐに対処するに限ります。
どうかお大事になさってください。
2週間目、折り返し地点……になると良いなぁ。