ベンフォードの法則が本当に成り立ち、感動!!
先日読んだ「とてつもない数学」を読んで、ベンフォードの法則が成り立つのか気になり、確認してみました。
今回調べてみたのは全国の市町村の面積です。データ数が多いし、オープンデータ(※)の取得が可能だったので。
※オープンデータとは以下のいずれにも該当する形で
公開されたデータの事を指します。
①営利目的・非営利目的問わず二次利用可能なルールが適用されたもの
②機械判読に適したもの
③無償で利用できるもの
今回利用した市町村面積は国土地理院のサイトからダウンロードしました。
結果は以下の通り。
理論値(青色棒グラフ)と市区町村面積(赤色棒グラフ)は近しい分布になっていますね。なお、データ数は2,253です。
まさか、こんなきれいに当てはまると思いませんでした。
他にも当てはまるのか気になり調べました。
調べたのは、都道府県の人口、歴代映画興行収入(トップ100)、企業売上高(トップ200)。
結果はこちら。
こちらは理論値とはかけ離れていますね。
ただ、ベンフォードの法則が成り立つケースのうちの1つに、
とあるので、もう少し他のデータも集めて、それらを統合したデータの分布がベンフォードの法則に当てはまるのか確認してみようと思います。
それは、またの機会に。
今日はこのへんで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
では、また。