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Connecting The Dots(点と点を繋ぐ)

みなさん、こんにちは。松本浩二です。

アップル創業者スティーブ・ジョブズの言葉で有名な「Connecting The Dots(点と点を繋ぐ)」に、最近続けて触れる機会がありました。
また、この言葉の真理を感じる機会がいろいろとありましたので、この機会に紹介させて頂こうと思います。

2020年出版のある書籍の中で紹介されており、また、2023年配信のあるYouTube動画でも紹介されておりました。書籍の著者とYouTubeの発信者は別の人物です。
同じ言葉が異なる時・発信者・媒体で引用されていることが
「Connecting The Dots」の普遍性を語っていると思います。

2005年スタンフォード大学卒業式のスピーチでスティーブ・ジョブズは「Connecting The Dots」について語っています。

スティーブ・ジョブズは大学を中退しています。中退を決め、正式に中退するまでは期間があり、必修授業に出る必要がなくなったジョブズは自分の専攻とは関係なくとも興味の赴くままにさまざまな講義に出席していました。その中にカリグラフィーがありました。

カリグラフィーの講義でジョブズはさまざまな書体や文字間隔の調整など美しい文字の書き方を学びました。その時はそんなことが自分の人生に役立つとは思ってもいなかったにもかかわらずです。

しかし、その10年後に最初のMacintoshを作るときになってカリグラフィーのノウハウが活かされるのです。

カリグラフィーの講義を履修していなければMacはたくさんのフォントや美しい字間調整を搭載することはなかったでしょう

2005年スタンフォード大学卒業式スピーチより

点と点の繋がりはその時は予測できない。あとから振り返って繋がっていることに気づく。
今やっていることがどこかにつながると信じる事。そう信じていれば他の人と違う道を歩いていても自信を持って歩き通せる。
それが人生に違いをもたらす。

2005年スタンフォード大学卒業式スピーチ内容の一部を要約

結局のところ、いずれはどこかにつながると信じて、いま目の前の事に懸命に取り組むしかないんだと教えてくれています。
そのように考えると人生でやる事ってそんなに多くないって思えて気が楽になります。

このジョブズのスピーチは10年近く前にも視聴したことがあるのですが、そのときはそんなに心に残りませんでした。
時間が経つと同じものでも全く違って見えますね。

このスピーチには「Connecting The Dots」以外にもう2つのテーマがあります。その2つも非常に中身の濃いものになっています。

最後までお読みいただきありがとうございました。
では、また。

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