BEYOOOOONDSを知る全ての人へ

どうか、今のBEYOOOOONDSを見てほしい。


2024年はビヨーンズにとって予期せぬ大きな変化の年となった。
3月には昨年末から活動を休止していたいっちゃんが卒業。4年間誰一人欠けることなく、増えることもなく、12人で活動してきたビヨにとって、初めてのメンバー卒業。それも卒コンもないままに。

そこから約1ヶ月。1年ぶりの新曲・灰toダイヤモンドのリリースが発表され、なんとか悲しみを乗り越えようとしていた矢先に、エース・夢羽が突然の卒業発表。しかも会場はキャパ3000人の豊洲PIT。これまた多くのオタクが涙を飲むこととなった。
私を含め、オタクたちがいつの間にか信じ続けてきた12ビヨ神話は、あっけなく終わりを迎えてしまったのだ。


初めて10ビヨを見る前は、正直少し怖かった。
卒コンでは夢羽の意志やメンバーの覚悟が伝わってきて、爽やかな気持ちで終えることができた。とはいえやっぱり夢羽は誰が見てもビヨのパフォーマンスの要。彼女がいなくなったことで「物足りない…」と思ったりしないだろうか。ビヨのことをというより、自分のことを信じ切れていなかった。

結果、大きな杞憂だった。
確実にメンバー一人一人がレベルアップしている。スキル自体もだが、気持ちの在り方の変化、みたいなものがパフォーマンスからにじみ出ているように感じた。
ビヨーンズが「物足りない」なんて思わせるわけない。以前は卒業メンバーのパートだった場所も、「ああ、この子になったんだ」と思うだけで、期待値以下だなんてことはありえなかった。
ただただ構成人員が変わっただけで、どちらの方がよかったなんてものはない。10ビヨは10ビヨとして、新たな形の最高を届けてくれた。

他のグループでは、メンバーが卒業してグループの形が変わっていくというのは大きなことでありながら、最早当たり前かもしれない。ビヨにとってはそうではなかった。きっと他グループ以上に大きな意味のあることだ。
だが、彼女たちがずっと12人で培ってきた実力やパフォーマンスへのマインド、そしてきっとメンバー同士の関係性も、その意味を前向きなものとする糧となっていた。
どんな形になっても、ビヨーンズは私たちのことを全力で楽しませてくれる。これからも絶対に、何があっても彼女たちについていこう。そう決めた瞬間だった。


そして満を持して迎えた、現在開催中の秋ツアー「DISCOOOOOTHEQUE」。
あえて断言しよう、これこそが最高のエンターテインメントだと。

2時間ぶっ通しで歌い踊る今ツアー。
それだけでもう満足度が高いのに、ビヨーンズとディスコの相性がこんなに良いなんて、どうして5年間気づかなかったのか!強くディスコをイメージした場面はもちろん、馴染みの楽曲たちでも、オタクがコールしたり踊ったり地蔵だったりと自由に楽しむ姿はまるで本物のクラブのよう。

スキル面の強化もあってメンバー一人一人の輝きがより一層磨かれており、グループとしての完成度も非常に高いものになっている。もうダイヤモンド超えてミラーボール(?)。
ソロパートはもちろん、ユニゾンやハモりの美しさには何度でも痺れてしまう。一人一人の個性は表れつつも、全体としてまとまりのあるダンスも見ごたえがある。
更に、新曲・「あゝ君に転生」では、ちょっとオトナな"レディービヨーンズ"を見ることができる。彼女たちが5年間積み上げてきたものは、新たな表現の扉を開いてくれた。いつもと一味違うビヨを楽しみつつ、まだまだ武器を隠し持っていることへの期待も感じられる一曲だ。

もちろん個々人のメンバーの強みも遺憾なく発揮されている。
お馴染みほのぴのピアノ、ディスコといえばのDJみいみや桃々姫トークボックス、六年バンジージャンプ間奏のみようーダンスタイム、そして「あゝ君に転生」の振り付けはうーたん先生。
本人たちが言う通り、彼女たちが今できることをぎゅぎゅっと詰め込んだこの公演は、何物にも代えがたい体験を我々に届けてくれる。

極力公式から出ている情報以上のネタバレを控えた結果、なんだか抽象的な感想になってしまったが、とにもかくにも密度の濃い2時間なのだ。

先日のツアー一宮公演で、しおりんがこう言っていた。

「私、今燃えてるんです」
「今のビヨーンズにすごく自信がある」

率直に嬉しかった。
もちろんオタクからすれば今のビヨーンズが最高なことには何の疑いもないが、メンバー自身もそれを感じていること、そう言えるほど仕上げてくるこのグループのことが誇らしい。
だからこそ、このビヨーンズを一人でも多くの人に見てもらいたい。


約2週間後の11月18日(月)、この秋ツアーは日本武道館でファイナルを迎える。現在行っているツアーの内容から、更にパワーアップしたものになるはずだ。
10人のビヨーンズが武道館の舞台に立てること、本当に喜ばしい。そしてこんな機会を得たからには、どうにかしていっぱいの武道館を見せてあげたい。

ビヨーンズは少し前に初の新メンバーオーディションを開催していた。現在はきっと審査真っ最中だろう。もしかしたら次のツアーの頃には、新メンバーが入っているかもしれない。

10人のビヨーンズが見られるのは、今だけなのだ。

このメンバーなら、新メンバーが加入してもまた新たな最高の形を見せてくれるに違いない、という信頼はある。きっとその時になっても、私は「今のビヨーンズは最高!見ろ!」と言っているだろう。
だがそれはあくまでもその時のビヨーンズ、その時の最高である。重ね重ねになるが、今のビヨーンズが作り出す最高のエンターテインメントショーは、当然今しか見れないのだ。

イープラ
https://eplus.jp/beyooooonds/

ぴあ
https://w.pia.jp/t/beyooooonds-t/

ローチケ
https://l-tike.com/beyooooonds/


私にはこうして拙い文章を書いてどうにかビヨーンズを知ってもらおうとすることと、絶対に楽しい時間になると保証することしかできない。
ただ、行けば絶対に後悔させない。これは必ず、必ず保証する。私の進級を賭けてでもだ。

「眼鏡の男の子のグループだよね!」
「昔は追ってたけどコロナで離れちゃった」
「今10人しかいないんでしょ?」

BEYOOOOONDSを知る全ての人へ。

コールも振りも知らなくていい。何なら一曲も知らなくてもいい。ビヨーンズは誰一人として置いていかない。

10人のダイヤモンドたちが光り輝くこの大舞台。
ぜひ私と共に、目撃者になってほしい。

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