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なんで五等分の花嫁に惹かれたのか

僕はもともとラブコメをあまり見ない人間である。別に嫌いというわけではないし、それなりに感動もできる。が、ハマれるかと言われればそうでもない、というのが正直なところではある。

なんでハマらなかったのか。たぶん主人公があまり好きになれないからだと思う。その心の内を口に出せばそのすれ違い全部解決するがなって思うとちょっとイライラしてしまうし、モヤモヤしてしまうのだ。
もちろんそういう心の諸々を時間をかけて解決して最後に実る恋愛も感動できる。んだけど、ハマれるかと言われるとそうではない。

その点、五等分の花嫁はどうか。主人公である風太郎はどうなのか。
彼は本当にハッキリしている。気になることがあればすぐに口に出して聞く。五つ子の中に、昔出逢った思い出の女の子がいるのではないかとなったときに、すぐに口にだして聞く主人公っていただろうか。

彼のそういう潔さに、僕はまったくストレスを感じないのだ。彼がいなければ、たとえヒロインが中野家の五つ子だったとしてもハマれなかったと思う。

とはいえ、主人公の存在だけでハマったのかと言えばそうではないはず。ヒロインの魅力も、物語の流れも、みんなが成長していく姿も、全部がよかったんだろう。

もう何回も読み返した作品ではあるけれど、次回以降は物語を順に追って感想とか書いていこうかな。

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