私のスポーツ観戦
今日は私のスポーツ観戦について書きたいと思います。
私は小学2年生から野球(正確にはソフトボール)を始めて、高3まで野球をやっていました。
私が野球好きなことは周りの人も知っていて、好きな球団はどこだと聞かれる。
この質問をされると私は困ってしまう。好きな球団とか特にないからだ。好きな選手はいた上原とか金本とか。
でも、だからと言って巨人が好き、阪神が好きとはならなかった。ファンの人ほど試合の勝ち負けに一喜一憂することはなかった。特に自分のやっていた野球ほど単純な勝ち負けに興味はない。
なので、いつも私が野球好きと聞いて話しかけてくれるプロ野球ファンの方にはいつも申し訳ない思いをしている。
もちろん、スポーツ観戦が嫌いなわけではない。むしろ好きなくらいだ。
じゃあ、スポーツ観戦をしていて何を見ているのかというと、
自分が選手の立場だったらどうするかばかり考えてしまって、試合結果に目がいかない。
例えば、野球で1アウト1,3塁の場面で自分がバッターだったらどうするか。
「犠牲フライを狙いにいくか」
「転がしてゲッツー崩れでも1点を取りにいくか」
「スクイズか」
「監督の立場ならスクイズのサインはどのカウントで出すか」。。
逆に守りの立場で考えるのも面白い。
「内野前進でバックホーム態勢を取るか」
「ゲッツーを狙うか」
「1塁ランナーが盗塁してきたら」。。
プレーだけでなく、選手が何を考えているか妄想するのも好き。
「今のボール甘かったのに見送っちゃったよ、もったいねー」
「バッター足速いから握りかえミスったら内野安打になっちゃうな」
「ここで打ったら今日のMVP俺でしょ笑」
自分がプレーヤーだったからこそフィールドに立つ選手の気持ちが少しは分かる。
だから、もし選手がミスをしてもヤジを飛ばすようなことは決してしない。
「あの三遊間のゴロ難しいんだよな。よく追いついたな」
「外のスライダー追いかけて三振は俺もよくやったな」
経験したことがあるから分かる難しさ、選手の心境がある。
こうやって試合の細部を細かく見ていくだけでも非常に面白い。賭け事しているわけじゃないから勝ち負けなんて気にならない。
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0対0の試合。勝ち負けを気にする人からしたら「点も入らなかったし、今日はつまんねえ試合だったな」で終わるかもしれない。
しかし、こういう試合は守っている方は気が気でない。何でもないエラー1つで試合の流れがガラリと変わることも多い。
失点につながるエラーをしてしまった時の動揺は非常に大きい。高校の時はそれを引きずり過ぎて、打撃にも影響を与えていた。切り替えが全くできていなかった。そんなことを試合を見ながら私は考え、思い出してしまう。
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小学生の時ピッチャーだったからストライクが急に入らなくなった時の心境もよく分かる。ストライクが入らないまでいかなくてもコントロールが効かない時。「ラクにラクに」なんて言われるけれど、あのマウンドでの独特な孤独感は経験した人にしか分からないだろう。
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つらつらと思いついたことを書いてしまったが、スポーツをやっていたからこそ、その難しさが分かる。ミスをした選手の気持ちがわかる。だから、ミスをした選手を非難したり、ヤジを飛ばすようなことは決してしない。
こんな感じで私はスポーツを見ています。色々な楽しみ方があっていいと思います。皆さんはどうですか。
じゃあ、またいつか会いましょう!
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