【2020年8月最新】動画撮影の基礎!動画時代の撮影方法編【後編】
ども!
iuto-shinyaです(^^)!
皆さんは動画を観ますか?
例えば、YouTubeもそうです。今の世の中、そこら中に動画が溢れています。
「5000倍」
この数字は、写真に対する動画の情報量を表しています。
動画では、表情、声質、音質、動き、雰囲気・・・など挙げたらキリがない程の伝える要素が含まれています。
例えば、「楽しそう」を文字で伝えるのと「お父さん、お母さんと遊園地に行って満面の笑みで飛び跳ねている子供の動画」では、感じ方が全く異なります。
つまり、ビジネスにおいても使わない手はないです!
今後、5Gの時代が必ず訪れます。さらに加速して動画市場が伸びていきます。必ずです。
今からでも遅くはありません。
未来の先取り技術・知識を解説していきますので最後まで読んでください。
これから「後編」をやっていきますが、「前編」を読んでない人は、そちらを先に読んでから戻ってきてください!
それでは早速やっていきましょう!
Part4 FPSとは
FPS=frame per second
簡単に言うと「1秒間に撮影された画像の枚数のこと」
例えば、30fpsは1秒間に30枚の画像。60fpsなら60枚撮影されている。
動画はパラパラ漫画の様な物なので、枚数が増えると動きがスムーズになり、少なければカクカクと動く
FPSは活用シーンに合わせて設定する。
→FPSの数値が高くなると動画のデータ容量が大きくなるため、動画編集の作業効率が変わってくる。
FPSの数値の違い
カクカク 24 主に映画で使用される。残像感による味わいの
↑ ある雰囲気
丨 30 主にテレビで使用される。最も見慣れている。
↓
ぬるぬる 60 最新ゲームやスポーツ等の動きの早い映像の時 に 使用される。
通常は24、30に設定する。60になるとデータ容量が大き過ぎて保存の問題や編集効率が落ちるので必要ない。
ただし、スローモーション編集する時のみ、60に設定する。
抑えておくべき6つのフレーミング
①ロングショット
②フルフィギュア
③ニーショット
④ウエストショット
⑤バストショット
⑥クローズアップ
①ロングショット
引きの映像のことで、人物より背景が大部分を占めて映像です。
広角レンズが有効的
②フルフィギュア
被写体の全身を写す。ロングショットにも近いが、それよりは、少し寄り気味で、人物と場所を伝える事ができる。
③ニーショット
被写体の膝から上を撮影する。人物の表情や動きがより伝わる映像となる。
④ウエストショット
被写体のお腹から上を撮影する。ニーショットより寄ってるので、より表情や動きが伝わりやすい映像となる。
⑤バストショット
被写体の胸から上を撮影する。人物により注視させる時に使う。
⑥クローズアップ
被写体の顔や目線、表情により映像の雰囲気を描写できる。
Part5 動画の決め手はカメラワーク!
《手ブレの無いようにスタビライザー使用が前提!》
【5つのカメラワーク】
①追っかけ・・・被写体を後ろから追っかけながら撮影する。
②引っ張り・・・被写体を正面から撮って一緒に下がって撮影する。
③並 走・・・被写体の横に立ち一緒に動きながら撮影する。
④回 転・・・被写体を中心に回転しながら撮影する。
⑤通 過・・・被写体は止まったままで、その横を通過しながら撮影する。
【カメラワークによる意味合い】
・集中
下に下がっていく→・・・始まる物語に注視させる。
近づいていく・・・被写体に寄り注視させることで「何か起こるんじゃないか」と思わせることができる。
・開放
引いていく、上に上がっていく→安心感や終わりを意味する。
・時間経過
横移動→人物が歩きながら別シーンへ切り替わる。時間の経過を意味する。
Part6 動画撮影の依頼準備と受注
発注者と制作サイドの認識を合わせるためにコンセプトシートを作成する。
発注者から聞き取り
・店舗ブランディングをしたい
・こんな表現をしたい
・こんなメッセージを伝えたい
【コンセプト】
この動画で伝えたいことは何か
1つの軸を中心に「したいこと」を洗い出す
【ターゲット】
誰に見て欲しいのか
届けたい人によって掲載場所も変える
例えば、20代に届けたいならTikTokだし、40代ならFacebookなど
その他掲載場所の一例
サイネージ
店舗の電子掲示板
ホームページ等
つまり、目的に応じて場所を決める
【視聴者にどんなアクションを起こしたいか】
例 パン屋さんの紹介動画
・動画をシェアして欲しいのか
それとも
・来店して欲しいのか
動画をシェアして欲しければ、シェアしたらパン1つ無料とすれば、シェアするし、来店して欲しければ、お店の雰囲気やスタッフの人柄を載せれば来店してくれるようになる。
何を求めてるかで企画していくこと!
【アクションを起こすための訴求点】
・視聴者が感じる魅力とは何かを考える
→ターゲットによって魅力は変わってくる
【描写方法】
・実写
・アニメーション
・モーショングラフィック
ターゲットによって何が最適化を考える
例えば、30代女性なら実写のドラマだし、学生ならアニメーションのような感じ。
【感情トリガー】
動画の雰囲気
例えば、楽しそうな動画を作りたければ、明るい曲を選んだりするし、可愛らしい動画にしたければ、かわいいフォントを選んだりなど。
どういう感情を表現したいか
を決めていく。
以上で動画撮影講座は終わりです。
まとめ
FPSは、無闇に高くしないこと。
伝え方によって撮影方法は変わる。
クライアントへの提案は、必ずコンセプトシートを!!
基本的な設定から撮り方
クライアントへの提案、企画について解説しました。
まだ、「前編」を読んでない方はこちら→「前編」
これからの時代、動画はどの分野でも必須です。
クリエイターでなくても、知識は必要です
しっかりと身につけてください
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