大混戦のJ1リーグの順位の変動を可視化する
最終節まで激しいACL争い&残留争いがあった2018年J1リーグの順位の変動を、前半戦と後半戦で比較します。
最後に、変動の原因を少し考察します。
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順位の変動を可視化
左の表は、前半戦の順位、右の表は後半戦の順位を表します。
左の表で青いチームは、前半戦順位より後半戦順位の方が高いチームです。赤いチームは、その逆です。
矢印は、その傾斜でどれだけ順位が変わったかが分かります。
前半戦の上位チームのほとんどは後半戦で失速しています。逆に、後半戦の下位チームのほとんどは後半戦で盛り返しています。
しかも、ほとんどの矢印が急なことから、前半戦と後半戦で勝ち点のペースが大きく変わったことが分かります。
変動の原因を考察
大きな原因は、以下の2点にあると思います。
①夏(※)の約2ヶ月間の中断期間
②DAZNマネーによる補強
※全34節のうち15節を消化した後に中断期間に突入。
毎シーズンのように強いチームと弱いチームが入れ替わりがちなことからも分かるように、中断期間も補強(しないことも含めて)も、やり方次第で良くも悪くもなります。今回は中断期間が長く、各クラブの補強資金も豊富だったため、チーム力が変動しやすい状態にあったと考えられます。
これがこのような順位の変動の大きな原因だと考えます。