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【安さ重視】カードゲームのプロキシの作り方
こんにちは。東海圏でポケカやWSなどのTCGプレイしている「ざき」と申します。
今回は家にプリンターがない、もしくは家のプリンターでは満足のクオリティのカードが印刷できないといった方へ向けた、コンビニのプリンターを使った、安くプロキシカードを作る方法を紹介します。
注意点として、今回紹介するのはスタンダードサイズ (ポケカ、デュエマ、ワンピ、WSなど) 限定です。スモールサイズの場合でも同じ手順通りに行えば作成することはできますが、カードサイズの変更を忘れず行ってください。
手順1 印刷する画像を作る
Wordの余白設定を変更する
「レイアウト」→「余白」→「ユーザー設定の余白」より、余白の長さを変更します。余白0mmにするとエラーが出るため、上下左右の余白長さを全て4mmに変更します。
![](https://assets.st-note.com/img/1738198695-TCsLEKw7nM04AfNxQjmVhUge.png?width=1200)
Wordにコピペしサイズを変更する
公式HPなどからカードをコピーし、Wordに貼り付けます。
この際、コピー元のカードサイズと作りたい画像のサイズが異なるので、自分でカードの大きさを変更させる必要があります。
![](https://assets.st-note.com/img/1738197385-GFiEn0LajqKuNcpBThxeR6Zw.png?width=1200)
今回はスタンダードサイズのため、「図の形式」の右端にある画像サイズの数字を縦68.99mmに合わせます。理由については後述しています。手動で合わせると大変なので、画面右上の上下矢印で調整しましょう。
また、コピー元のカードサイズによって縦横比率に誤差があるため、横幅の数字を合わせる必要はありません。
※大きい画像を手動で小さくするとき、縦横比率が変わってしまわないよう注意する。
![](https://assets.st-note.com/img/1738198271-evuXiUPV38MjF0ocSDpOI6YH.png?width=1200)
カード16枚分の画像を作る
同じカードを複数枚作成する際は、先ほどサイズを合わせたカードをコピペしましょう。横に4枚並べたらエンターキーを押して改行し、横4枚×縦4枚の画像を作成します。
縦の長さを間違いなく合わせていれば、カードの隙間を作ることなく16枚のカードを敷き詰めることができると思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1738198978-2NEGD4nOur5s8xB73a1R9vqh.png?width=1200)
PDFを作成する
WordファイルをPDFに変える機能を使用します。
「ファイル」→「エクスポート」→「PDF/XPSの作成」より作成した画像をPDFに変更します。作成先はあらかじめ刺しておいたUSBメモリにすると手間が省けます。
![](https://assets.st-note.com/img/1738199646-aAmXfvndISPZNLFVKiRhbQGD.png?width=1200)
※おまけテクニック
1回でもこれまでの手順を行えば、2回目のプロキシ作成はかなり時短で行えます。
一度作ったWordファイルをお好きな場所に保存します。二度目にプロキシを作る際は、この一度目に保存したファイルを編集するところから始めましょう。これをすることで、余白設定やカードサイズを調べ直す手間を省くことができます。
手順2 コンビニで印刷
セブンイレブンのプリンターを使う
セブンイレブンのプリンターでしか印刷をしたことがないため、今回はセブンイレブンに限った方法の説明になります。
コンビニのプリンターを利用する場合、当たり前ですが印刷料金がかかります。今回のようなカラー印刷を利用する場合は1枚あたり50円かかるため、印刷する1枚に何枚のカードを写せるかが安くプロキシを作る鍵になります。
プリンターの使用方法
まず、作成したデータをUSBメモリにいれるなどしてデータをプリンターに接続します。このとき「普通紙プリント」を選択します。
次にB4サイズの用紙を選びます。各家庭で印刷する際、基本的にA4サイズの紙を使用するかと思いますが、コンビニのカラー印刷では小さい順にB5、A4、B4サイズの物が全て同じ値段で印刷できる仕組みになっています。同じ値段で大きい紙、つまり安く多くのカードを刷ってしまおうというのがこの方法の最も重要なポイントであると言えます。
※選択する項目の中に「ちょっと小さく」という物がありますが、必ずオフになっていることを確認しましょう。
※片面印刷になっていることを確認しましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1738214633-J4oHthPaCbucQZFlgNnSK5ez.png?width=1200)
手順3 仕上げ
印刷物を切る
プリンターに刺したUSBメモリや、印刷物を忘れずに持ち帰ったら、一枚ずつに切りましょう。
切ることを楽にしたいため、カード同士の隙間がないようなサイズで作成しています。少し実物のカードより小さいサイズになっていますが、さほど影響はないかと思われます。
![](https://assets.st-note.com/img/1738226449-qsKegDW7m4ka3B9YhCH2uzjS.jpg?width=1200)
スリーブに入れる
プロキシカードで遊ぶ際、使わなくなったカードを下敷きにし、以下の理由により無地スリーブに入れて使うのがおすすめです。
①スリーブが安価
安い無地スリーブはカードを入れた際、カード背面が透けてしまうため公式戦では使用することができません。そのため、遊びの間だけ使うには都合がよいと言えます。
②入れ替えが楽
プロキシで作られたデッキの魅力は何パターンものカードを使い回せるとこにあるため、入れ替える回数は自然と多くなります。そこでキャラスリ→オーバースリーブですと素早く入れ替えることが難しくなってしまいます。
![](https://assets.st-note.com/img/1738226513-YNURFpj5WgkyMVmrLPHJwZ76.jpg?width=1200)
また、ポケカのカードは少なくともWSと比べて柔らかいため、プロキシの下敷きにするには不向きといえます。お持ちの不要カードで扱いやすい物を入れてみるといいでしょう。
最後に
もっと良い方法があったり、間違っている部分などありましたら是非是非コメントよろしくお願いします。なにか質問等ありましたら、答えられる範囲でお答えいたします。ここまで読んでいただきありがとうございました。