企業の看板を超える個人価値を

複業してから、以前にも増して自分で事業をしていくとしたらということを考えるようになりました。それは多くの経営者にお会いさせていただいていることも大きいし、何よりも複業先で一緒に仕事をしている2人が大きいと思います。

やはりサラリーマンで9年半いると、自分が失敗しても余程のことがない限り会社は傾かないし、当たり前のように毎月の給料が振り込まれていました。

そこが自分の主な収入源ですから、そこの増減は気になるし、それがないと生活できません。それ自体が私が普段からとても不満に思ってる終身雇用制度に基づく年功序列、勤務年数が給料含めた待遇に大きく影響することを前提とした生活になってしまっています。そんな私も結局給料が年々上がっているのですから、しっかりその恩恵まで受けています。そして、それなりの有名企業に勤めていることは、名刺を渡したりすると企業名をみた相手から私への信用度に直結していることも自覚しています。 つまりは、まだまだ大手企業に長く勤めることがとても効率的なのだと思います。

ただ、世界の企業時価総額ランキングで数年前と比較して企業の顔ぶれが様変わりしているようにIT企業の台頭であったり、東芝のような経営陣のガバナンス問題、シャープが中国企業の傘下に入ったり、大手企業ですら先行きが見えなくなっています。

そんなことも考えていると、大手企業で役職に躍起になったところでその企業がどうなるかなんて分からないし、そもそもその企業の看板力次第で自分の価値が決まることになる。

いま複業して思うのは、お給料を生み出せる企業ってやはりすごいなっていうことと、自分自身が看板によらない地力をつける必要があるなと思っています。そしてそのチャンスはたくさんあるなと思っています。

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