昭和の連鎖

仕事をしていると、やはりすごく組織の重たさを感じます。

特に本業の方はそれなりに名前も知られている会社で、会長の話には私自身とても身が締まるし大体は納得感があります。

ただやはりそこから私のような現場にいる人間との間にいる中間管理職層のところで圧倒的な乖離を感じます。「上に話を通したのか」「私は聞いていない」「やったことない」「それされるとこっちが困る」という類の会話が飛び交います。これまでの硬直化された組織で良い時代はそれが大切なルールだったと思います。

いまは、どんな企業もイノベーションを起こさないとお客さんの期待を超えていけません。お客さんの期待に応えられていないと社会貢献できていないわけですから衰退の道を歩んでいきます。人口減社会、超少子高齢化、AI台頭による職業代替などネガティブなフレーズが毎日飛び交っていますが、それをポジティブに捉えるとひとりひとりにスポットライトが当たる新時代到来のチャンスでもあります。そして、多くの国がこのシチュエーションにいずれ直面するであろう時代に先駆けてチャレンジできるチャンスとも考えられる。

そして私は複業というツールでこれまでお会い出来なかったような方とたくさんお会い出来ている中で思うのが、やっぱりたった今、本当に今の今でも、社会をより良くしようと駆け出してる人や小さな一歩でも歩みだしてる人はリアルな場にたくさんいて、動いているなということ。全然未来は暗いと決まってないし、未来は創れる段階だということです。

そんな中で、自分の会社がまだまだ若手の突飛な動きを受容できない状況は本当に残念。そして、そういう下で育つのは同じような価値観が醸成されてしまった人だったりする。だからポストを違う人に変わることで解決する問題ではないです。
だからこそ自分が出来ることはどんどんやって、少しでも変化の一歩が踏み出せるように動いていきたいと思っているし、多様な価値観を持ったメンバーがいかんなくストロングポイントを発揮出来るようサポートしていきたいと思います。