伊勢・鳥羽・志摩・スペイン(村)旅行記
どうもzakioです。
先日、友人総勢9名を引き連れて伊勢・鳥羽・志摩・スペイン(村)を旅行をしてきたのでレポしたいと思います。
今回の旅の発端はテーマパーク「志摩スペイン村」でにじさんじの周央サンゴさん(ンゴちゃん)と壱百満天原サロメさん(サロメ様)の通称サロメンゴのお二人とのクソデカコラボが開催されたことでした。
伊勢志摩は私が高校卒業までの18年間を過ごした地。さらに志摩スペイン村は子供の頃から何度も遊びに行った思い出のテーマパークでもあります。
2年前にンゴちゃんが志摩スペイン村の切り抜きでバズった時点では、VTuberという文化に触れたことが無かったのですが、ンゴちゃんが地元の思い出のテーマパークを推してくれたことに大喜びしたのを覚えています。
それをきっかけにンゴちゃんの配信を見るようになり、今ではすっかりにじさんじ大好きおじさんになってしまいました。(田舎モンはちょろいですね)
そんなこんなで実は昨年のコラボにも参戦しています。しかし、その時は前日に別件で滋賀で遊んでから2時間睡眠で志摩に車移動して入園という強行軍で、園内のベンチで眠りこけてしまう失態を犯し不完全燃焼だったので、次があればリベンジしたいと考えていたところでした。
そのため今回の第2弾コラボの発表時は、これは行くしかねえ!と思い、すぐに某若手の大学卒業祝いにかこつけてzakioプレゼンツ伊勢・鳥羽・志摩・スペイン(村)ツアーを企画したのでした。
※声を掛けたらすぐに旅の仲間が集まりました。みんなちょろくて助かる。
前置きが長くなりましたが、本記事では今回の伊勢・鳥羽・志摩・スペイン(村)旅行を写真たっぷりでレポしたいと思います。
長くて読めねーよ!って方にはまとめの章も用意しましたので、そういった方はそちらをご覧頂ければと思います。
事前準備
せっかくなので今後伊勢志摩旅行を考えている方の参考になるよう、今回行った事前準備を紹介します。興味が無い方は読み飛ばしてください。
宿の確保
旅行が決まったので何はともあれまずは宿の確保です。
伊勢志摩はなんといっても江戸より続く伝統ある観光地。
選択肢は無限にあります。
鳥羽志摩には綺麗なリゾートホテルが両手で数えきれないほどありますし、最近話題の地中海の街並みを再現した志摩地中海村なんてのもあります。
伊勢志摩の海の幸をたらふく食べたいなら鳥羽や志摩の漁港の近くの民宿も選択肢に入ります。(↓は日雇礼子さんの動画で有名な志摩の民宿)
予算に糸目をつけないなら2014年の伊勢志摩サミットの会場になった志摩観光ホテルやあのジャスティン・ビーバーも宿泊したアマネムなども。
そんな中で今回チョイスしたのはスペイン村併設のホテル志摩スペイン村。
今回のコラボの聖地であるホテル内のスペイン料理レストラン「ヒラソル」でディナーを食べたいというのが大きな理由です。
また昨年のコラボでの苦い経験から朝の時間に余裕をもって入園して、途中疲れたらホテルに戻って休憩できるようにということで、2泊3日(1日目は素泊まりで2日目は朝夕食付き)で予約しました。
ちなみにホテルの予約をしたのは第2弾コラボの発表から1週間後の12/22。部屋自体はまだまだ空きがありましたが、ヒラソルのディナーに関しては3カ月前にも関わらず既に早い時間の枠は埋まっていたので、気になる方は早めの予約をお勧めします。
しまかぜ座席予約
宿が決まったら次は交通手段です。
個人的にも一押しの「観光特急しまかぜ」に乗って欲しい。
せっかくなら個室でみんなで宴会しながら伊勢志摩に向かいたい…
ただしここで問題が一つ。しまかぜの個室が人気過ぎることです。
近鉄名古屋発のしまかぜは1日1本、かつ個室は1本につき1部屋ずつ。
特に週末は販売開始の瞬間に売り切れてしまうほど。
この予約合戦に勝利するために考えた作戦は↓の通り。
販売開始からどれくらいで個室が埋まるかをモニタリング
販売開始時刻に都合のつくメンバーを募って竹槍部隊を結成
予約システムの操作マニュアルを作成して事前に素振り
地元の両親にお願いして近鉄窓口からも購入進めてもらう(超重要)
予約状況をモニタリングした結果、春休みシーズンだからかド平日でもしまかぜの個室は一瞬埋まることが判明。今回出発日を金曜にずらしたのですが、これはヤバいかもなと思いながら販売開始当日を迎えます。
竹槍部隊5人で販売開始時刻の10:30に待機。
その結果….
↓
↓
↓
確保!!!!!!!!
インターネット経由からの竹槍部隊は全滅でしたが近鉄窓口での和風・洋風個室の両押さえに成功!
やはり窓口の回線が早いというのは本当のようで、最大の懸念だったしまかぜ個室が確保できました。近鉄窓口の方は2日前から練習もしていただいていたようで、本当に感謝です!!
まわりゃんせの事前購入
現地での交通手段については、かねてより私が「まわりゃんせ」を一度を使ってみたいと思っていたので、電車+バスに決定。
「まわりゃんせ」は11000円に↓の内容が含まれる「伊勢・鳥羽・志摩スーパーパスポート」で、伊勢志摩を旅するならこれ1枚でだいたい事足ります。
大阪or京都or名古屋⇔伊勢志摩への往復乗車券&特急券
伊勢志摩フリー区間での近鉄電車&バス乗車券
伊勢志摩フリー区間でのフリー特急券4枚
その他、提携ホテルでの手荷物無料配送サービスなど
「まわりゃんせ」は旅行当日に近鉄名古屋の窓口でも購入できるのですが、春休みで窓口が混み合う可能性をケアして事前に名古屋現地組に購入しておいてもらいました。
※「志摩スペイン村 パルケエスパーニャ・フリーきっぷ」などの他の近鉄のお得な切符は旅行前日までに購入が必要だったりするので注意が必要。
旅行記:1日目
さて前置きが長くなりましたがここからが本編です。
初日は近鉄名古屋駅に集合して鳥羽に向かいます。
自宅⇒近鉄名古屋駅
まずは自宅から近鉄名古屋駅への移動です。
関東勢の自分は今回はJALのマイル消化のため朝イチの飛行機で羽田から名古屋を目指します。手荷物用のリュックと着替え&土産物のスーツケース(小)の装備で出発です。
座席は体力温存を考えてクラスJを選択。このクラスJ、エコノミークラスとそれほど必要マイルも変わらないにも関わらず超快適なんですよね。特に自分は身体も大きいので、ゆったりしていて隣と干渉しないので気を遣わなくて良いのが最高です。
早起きだったこともあり機内ではずっと寝ていて一瞬でセントレアに到着。
セントレアからは名鉄特急ミュースカイでこちらも快適に名古屋駅に移動します。
観光特急しまかぜ(近鉄名古屋駅⇒鳥羽駅)
自分が近鉄名古屋駅に到着すると他のメンバーは既に到着済み。
まわりゃんせを受け取り改札内のコンビニでおつまみや飲み物の買い出しをしてしまかぜの到着を待ちます。
程なくしてホームにしまかぜが入ってくるのですが、この時点で外から見える個室に「俺たち今からこれに乗るんだぜ」と大興奮。
写真からもメンバーのはしゃぎっぷりが伝わります。
しまかぜの個室に乗るのはこれがはじめてでしたが、控えめに言って最高でした。個室入口にドアもあって完全な密閉空間になるため、周りの目を気にせず寛げます。(駅に到着するとちょっとホームにいる人の目が気になりますが)
また個室の特権で、本来はカフェ車両に行かないと食べられないメニューも部屋の端末から注文できたりもします。
目的地の鳥羽駅までは1時間半程なのですが、同行していた面々からは「もう着いたの?」「もう1時間くらい乗っていたい。」「終点の賢島まで行かない?」の声が上がり、正直私も鳥羽で降りるのが勿体ないと感じるくらい最高の体験でした。
これを読んで下さっている皆さんも、予約は困難ですが、複数人で伊勢志摩に旅行するときには是非利用を検討して頂ければと思います。
鳥羽水族館
さて最初の目的地は鳥羽水族館です。
ここは飼育種類数が日本一という日本でも有数の規模を誇る水族館で、最近は日本でも福岡とここでしか見られないラッコの展示や、他にも世界的でも希少なジュゴンの飼育を行っていることでも有名です。
水族館は鳥羽駅から徒歩10分ほどの場所にあるためコインロッカーに荷物を預けて歩いて向かいます。
もちろん「まわりゃんせ」で入館可能。
入口で「まわりゃんせ」を見せると入場券を発行してもらえます。
※まわりゃんせを駅のロッカーに置いて来たせいで、入口で入場料2800円払っていたおじさんが居たのは内緒です
館内は順路が無く好きな場所を見て回る形式。
子供の頃からことあるごとに来ていた水族館ですがやっぱり楽しいですね。
魚も良いですが個人的には水棲哺乳類がクリティカルヒット。
動物好きなので本当に癒されます。
最後にアシカショーを観て16時頃に水族館を離脱。
鳥羽マルシェ
鳥羽水族館を離脱後、夕食にはまだ少し早いので鳥羽駅前にある鳥羽マルシェで今夜のホテルで食べるおつまみを物色しながらのんびりしました。
鳥羽マルシェは地元の農水産物を販売している直売所で中にはレストランや軽食も売っていたりします。特に海産物がやたら安く売っていた印象。
鳥羽マルシェの傍には足湯もあり歩き疲れた足にはピッタリです。
ここでのんびりしながらお目当てのお店の開店時間を待ちます。
漣 鳥羽店
さて時間調整をして向かったのは漣 鳥羽店!
鳥羽名物の開きエビフライが食べられる超人気店です!
金曜平日とはいえ並ぶのを覚悟しましたがほぼ開店時間に凸したおかげで全く並ばず入店に成功!
注文するのは当然20食限定の大海老フライ定食!と行きたい所でしたが、その日は材料の入荷が無かったということで通常の海老フライ定食をみんなで注文します。
通常版でもこの大きさ!
漣の開き海老フライは何度食べてもやっぱり美味しいです!
タルタルソースをたっぷりつけた身がプリプリの海老フライを口いっぱいに頬張るのは幸せの一言。何より元の海老のサイズも大きいので、揚げ物にありがちな衣ばかり食べている感じがしないのも良い!
同行者を見事に海老フライ沼に落とした漣の海老フライ定食。
通常版でも税込み2970円とちょっとお高めですが、その価値はあるので近くに来たら是非食べて欲しいです。
移動(鳥羽駅⇒鵜方駅⇒ホテル)
ちょっと早めの夕食を済ませたら今夜の宿に移動です。
たまたまちょうど良い時間に近鉄特急のビスタカーが来ていたこともあり、まわりゃんせのフリー区間特急券を窓口で特急券に交換してもらいます。
ビスタカーの特徴は何と言っても2階建ての車両があり、階下席が半個室になっていることです(しかも無料!)。
30分くらいの移動でしたが、偶然空いていた個室×2で優雅に鵜方駅へ。
鵜方駅ではSDサロメンゴがお出迎え!
駅名標の2人のイラストは、この日に乗って来た2種類の特急列車とのコラボになっています。この旅程を考えた奴は天才ですね(なお完全に偶然)。
はしゃぎながらパシャパシャ写真を撮ります。
満足したら鵜方駅から本日の宿であるホテル志摩スペイン村へ。
平日夕方はスペイン村行きのバスも出ていないため、駅前でタクシーを拾ってホテルに向かいます。(だいたい10分弱で2000円くらい)
ホテル志摩スペイン村
今回は志摩スペイン村の園内にあるホテル志摩スペイン村で3日間でお世話になります。
テーマパークの雰囲気に合わせて作られており、南スペインの情緒あふれるリゾートホテル(原文ママ)となっています。
ホテルの雰囲気も良いのですが、個人的には部屋が最高でした!
今回は宿泊者がMAX8人のため4人部屋×2で予約をしたのですが、ツインルームに4人分のベッドを詰め込んでいるにもかかわらず狭く感じない!
何より数少ないコネクティングルーム(隣同士が中扉で繋がっている部屋)を割り当ててもらったおかげで隣部屋同士で行き来もフリー。
初日はみんな移動からの水族館散策で疲れていたこともあり、ホテル併設の温泉「ひまわりの湯」で疲れを癒し、
買ってきたおつまみやお酒を嗜みながら、
軽く遊戯王をするなどして楽しみました。
いつもは深夜2時とか3時まで夜更かししている面々も、この日ばかりは1時過ぎには就寝。翌日に備えます。
旅行記:2日目
2日目は終日園内で過ごします。
パルケ・エスパーニャ
元々は大所帯のためショー班やアトラクション班に分かれて過ごす予定でしたが、生憎の雨のためひとまず午前は全員でショーを中心に周ることに。
この日は私の動きをタイムライン形式で紹介します。
■9:30~ フラメンコの予約@カルメンホール
まずは初手フラメンコの予約のため開園時間に合わせて入口に向かいます。
雨のせいか開園待ち客もそこまで多くなく、待機列でもほぼ最前列だったこともあり、無事に開園直後に初回(10:50~)のフラメンコの席を人数分確保!
※4/1からはWeb予約方式になるそうです
■9:35~ 朝食@エスパーニャ通り
懸念のフラメンコの席も確保して次の予定まで少し時間があったため、園内で軽く腹ごしらえをします。
入ったお店はキャラクターカフェ「チィコ チィコ」。
ここでは以前から目を付けていたエッグベネディクトバーガーを食べます。
パンが意外と硬めで付属のプラスチックナイフで全く切れず、結局かぶりつくことになり手がベトベトになりましたが期待に違わぬ美味しさ!
また写真は撮り忘れましたが一緒に注文したチキン南蛮バーガーも鶏肉がしっとりジューシーでパーク飯とは思えないクオリティで大満足でした。
■10:10~ キャラクターミュージカル@コロシアム
そうこうしているとキャラクターミュージカル「パティオ デル カント~ダルシネアの秘密の花園~」の開演が近づいてきたのでコロシアムに移動。
内容は志摩スペイン村のキャラクターたちが歌って踊るミュージカル。
1人1人にソロ曲があっていずれも名曲揃い、またキャラクターとダンサーさん達のキレッキレのダンスが見られます。あとどのキャラも声が良い。
実は昨年にスペイン村を訪れるまでは、こういったミュージカルの類を鑑賞したことが無かったので、てっきりインド映画みたいに要所で歌って踊り出すのかと思っていたら、ほぼ全編を曲とダンスでつなぐ構成だったのでびっくりした記憶があります。
個人的にお気に入りのダルシネアの「ダルシネアの秘密の花園」とフリオの「雨のローズガーデン」。サブスクで聴けるのでたまに聞いています。
またこの日は雨だったこともあり、「雨のローズガーデン」はいつもより情景にマッチしておりBuenoでした。
■10:50~ フラメンコ@カルメンホール
キャラクターショーが終わったら次はカルメンホールに移動してフラメンコです。
スペイン村さんは順番に回れるようにショーのスケジュールを組んでくれているため、流れに乗って移動していけばだいたいの演目をコンプすることができます。
フラメンコは圧巻の一言。運よく最前列を取ることができたのですが、ダンサーさんたちの息遣いが聞こえてくるような圧倒的な迫力でした。
※これで料金が600円なのは大丈夫なのかと思ってしまう…
気になった人を1人選べと言われるとアドリアンさんです。素人なのでフラメンコの技術などは分かりませんが、とにかく表情豊かでフラメンコに対する情熱のようなものが表情に表れているのが良いなと感じました。
■11:30~ ストリートミュージカル@エスパーニャ通り
次はエスパーニャ通りに移動してストリートミュージカルです。
昨年は見逃していたので楽しみにしていた演目です。
こちらのミュージカルはキャラクターは登場せず、スチームパンク風の衣装に身を包んだスペイン人キャストたちによる演目なのですが、世界観が良いのとラテンの陽気な雰囲気が楽しくてホントに良かったんですよね。
今回は雨だったのでエスパーニャ通りで少し縮小版のような形での開催でしたが、次の機会があればぜひ晴れの日にシベレス広場で見たいですね。
■12:10~ まるごとエスパーニャ@カンブロン劇場
次は今回のコラボの新プログラムの「サンゴとサロメのまるごとエスパーニャ」を観るためにカンブロン劇場に移動します。
昨年の「周央サンゴと見る空とぶドンキホーテ」はンゴちゃんの副音声が付く形でしたが、今年の「まるごとエスパーニャ」は完全にオリジナルのサロメンゴの案件動画です。
何が面白いってこのカンブロン劇場、めちゃくちゃデカいんですよね。収容人数400人近くでスクリーンサイズは17.4m×23.7m。都内の映画館の巨大スクリーンと比べて遜色ない規模。このクソデカスクリーン上でLive2で動くサロメンゴを観れるのは唯一無二だと思います。
ネタバレになるので詳細は伏せますが、サロメンゴの2人がスペインにまつわるクイズやスペイン語講座に挑戦する内容になります。このプログラムの鑑賞以降、スペイン語講座を受講した我らが一行はみんなエセスペイン人になっていました。
■12:40~ 昼食予約@マヨ―ル広場
本来ならそろそろパレードが始まる時間なのですが、残念ながら悪天候のため中止に。その代わりにエスパーニャ通りでキャラクターやダンサーさんたちキャストによるグリーティングが行われるのですが、キャラグリとかやったこと無いおじさんは何をして良いか分からないのでスルー。
園内のショーがひと段落ということで、昼食を取ろうという話になり、マヨ―ル広場にある本格的なパエリャが食べられるレストラン「アルハンブラ」に向かいます。
しかしみんな考えることは同じ。店内は満席で予約も30組以上待ち。事前情報だとみんな取りあえず予約だけして園内に遊びに行くため意外と進みは早いという話もあったため、整理券を取って各自で自由行動することに。
■12:40~ お皿ラリー(前半戦)
という事でせっかくなので私は同行者数名とお皿ラリー班を結成。
前回のコラボのスタンプラリーはサンタクルス通り~コロンブス広場~ハビエル城博物館のルートで周ったので、今回は逆回りのルートを行きます。
まずはマヨ―ル広場を出て最初のスポットのハビエル城博物館に入ります。ここはフランシスコ=ザビエルの生家を再現した建物で、中はスペインの歴史と文化が学べる博物館になっています。
ここで同行していた世界史好きの3人のセンサーが発動。
展示一つ一つをじっくり見ながらの歴史語りが始まります。
私も昨年のコラボではこのあたりで限界が来てグッタリしていたのですが、今回は前乗りしてたっぷり睡眠していて元気だったので、「なんかネットで見たことあるぞ」「この人Civilization 6の指導者に居たなぁ!」などと言いながら展示を一つ一つ見て回りました。
ちょうど館内を一周したところでアルハンブラから呼び出しがあり、お皿ラリーはここで一旦中断。
■13:40~ 昼食@マヨ―ル広場
ということで改めてアルハンブラでランチです。
やっぱり思ったより予約の進みは早いですね。
さっそく本格的と噂のパエリャのセットを注文。別班で意気揚々とスチームコースター「アイアンブル」に乗り込むも開始1秒で後悔した男の話を聞きながら待ちます。
まずは前菜とスープ。
そして店内で注文を取ってから焼き上げているという本格パエリャ。
最後にンゴちゃんサロメ様も絶賛のクレマカタラーナ。
個人的にはシーフードパエリャが好み。米の一粒一粒まで海鮮の旨味が染みています。いつか1皿全部1人で食べてみたい。最後は端も全員でカリカリして綺麗に平らげました。
最後に食べたクレマカタラーナ(クリームブリュレ)は罪の味。カスタードクリームをそのまま食べているような濃厚クリーミーな味わいが脳に直撃しました。
■15:00~ お皿ラリー(後半戦)
腹ごしらえも済ませたのでお皿ラリー後半戦です。
今度はコロンブス広場からサンタクルス通りを周って順調にお皿ラリーを消化していきます。
途中で同行者のトイレ待ちの時間に3人で入った宝さがしは1勝2敗…
最後はエスパーニャ通りのインフォメーションセンターに戻ってステッカーを引き換えてもらってお皿ラリー終了です。
前回も思ったのですが、このお皿ラリー(スタンプラリー)の開始時に渡される冊子、紙質が想像以上にしっかりしていて、中身もすごく凝っていて非常に満足度が高いです。(ネットでも話題になっていましたが、挿絵のピレネー(概念)はぜひ見て欲しい!)
グッズとして購入するのもアリだと思うので、お二人のファンならお皿ラリーを周る時間が無くても、是非インフォメーションセンターに足を運んでみてはいかがでしょうか(宣伝)。
■15:50~ コラボパンケーキ@マヨ―ル広場
さてお皿ラリーもひと段落したのでマヨ―ル広場にあるカフェ「ミ カサ」で休憩です。同行者の一人がンゴちゃんの方のパンケーキが食べたいという事で自分はサロメ様のパンケーキを注文。
実際に注文してみると想像以上にボリュームがあって驚きました。
上に載ってるアイスやクリームも高さがあってかなりの存在感ですし、大粒のベリーがゴロゴロ入っていてスペイン村の食への拘りを感じました。
■16:10~ お土産屋@エスパーニャ通り
一通り園内でやることもやりお腹も膨れたのでお土産物を物色です。
個人的に一番欲しかったネオフラメンゴのアクリルスタンドは売り切れでしたが、それ以外はだいたい在庫もありいくつか見繕い購入。
ぬいぐるみとお皿は悩みましたが、家に飾る場所が無いよなぁと思い断念。
※だいたい後で買っておけば良かったと後悔する。
他にも職場用のお菓子を買い込みお土産物屋を後にします。
■16:30~ チュロス@エスパーニャ通り
最後はエスパーニャ通りに今年オープンしたチュロス専門店「チュレリア」で世界一Tastyなチュロスを購入して園内を離脱。
ホテル志摩スペイン村
さて2泊目もホテル志摩スペイン村。
退園後の移動も徒歩数分のため非常に楽ですね。
ひとまず一日園内を歩き回って疲れた身体をひまわりの湯で癒します。
入口で渡されたロッカー鍵の番号が35でテンションがあがります。
※この辺りは記憶が曖昧。初日だったかも。
風呂上りには、なぜか統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦いのパックを持ってきたおじさんが居たので、統率者ドラフトをやりながらディナーを待ちます。
そうこうしているうちに20時になりヒラソルに移動。
館内着だと入れてもらえないのは注意です。
今回予約したディナーは30周年特別スペイン料理コース。
実は幹事(誰やろなぁ)が間違えて一番高いコースで予約してしまったのですが、値段に違わぬ美味しさ!
この中でも特に好きだったのは「伊勢まだいとアワビのプランチャ」!!!
ナイフを入れるとすぐに切れるくらい柔らかく仕上がったアワビと、あおさバターの溶けた濃厚なソースが絶妙で、さらに残ったソースをガリシアパンに浸して食べるのは至福のひと時。
個人的に今回の旅のNo.1はこの1皿でした。
次点は選ぶのは難しいですが、強いて上げるなら伊勢海老のパエリャでしょうか。昼のパエリャと比べると少し淡泊な味付けと最初は思ったのですが、付属のアメリケーヌソースを少し混ぜて食べると口の中いっぱいに伊勢海老の濃厚な風味が広がります。まさにこういった場所で特別な日にしか食べことのできない料理という感じでとっても“¡qué rico!”でした。
旅行記:3日目
さて旅行最終日です。この日は伊勢市に移動してお伊勢参りです。
ホテル志摩スペイン村
2泊目は朝食付きのため、まずはビュッフェ会場に移動して食事です。
会場に並ぶ料理は、ベーコンやスクランブルエッグのような定番メニューに加えて、伊勢志摩産の食材を使った和食のコーナーや、スペインの朝食のコーナーがあるなど、朝から色々と楽しめます。
ただしこの日はお伊勢参りで食べ歩きということでセーブ。
腹8分目でビュッフェ会場を後にします。
朝食後は荷物をまとめてチェックアウトですが、ここでまわりゃんせの隠された効果を発動します。
なんとまわりゃんせを使うと提携ホテルからの手荷物の配送が無料!
もちろん近鉄系列のホテル志摩スペイン村は提携ホテルのため、ここでパンパンになった着替え&土産物用のスーツケースをリリースします。
リュック一つの身軽になって3日目の観光がスタートです。
移動(ホテル⇒鵜方駅⇒伊勢市駅)
ホテルからは路線バスで鵜方駅に移動します。
(もちろんまわりゃんせで無料)
鵜方駅では天原の天巻き(天むすの巻き寿司バージョン)を購入。
ビスタカーに乗って伊勢市に向かいます。
なお今回は旅程(外宮⇒内宮)の都合で利用しませんでしたが、志摩市のリゾートホテルと伊勢神宮(内宮)を直接結ぶパールシャトル(直通バス)というのもあり、まわりゃんせで無料で利用できたりします(事前予約制)。
伊勢神宮(外宮)
伊勢の神宮には皇室の祖神とされる天照大御神を祀る皇大神宮(内宮)と、その衣食住を司る豊受大御神を祀る豊受大神宮(外宮)の2つの正宮があります。
今回は古来よりのお伊勢参りの作法に則り外宮(げくう)⇒内宮(ないくう)の順で周るため、まずは伊勢市駅前にある外宮から参拝します。
以前はお伊勢参りの観光といえば内宮参道のおはらい町やおかげ横丁が定番でしたが、ここ10年くらいで外宮参道も整備されてきており、おかげ横丁では混雑するお店でもこちらではすぐに入れたりする穴場でもあります。
練り物好きとしては若松屋の具沢山のひりょうずは外せません。
また豚捨のコロッケは是非食べて欲しい逸品。内宮だと大行列ができますが、ここではすぐに食べられます。
ということで買い食いもそこそこに外宮を参拝します。
私が子供の頃は初詣といえば内宮ばかりで、外宮にはあまり来たことが無かったのですが、伊勢市駅前の中心街にいきなり神聖な空間が出現する外宮の雰囲気も結構好きだったりします。
さて外宮の参拝が路線バスに乗って内宮方面に向かいます。
猿田彦神社
内宮前、ではなく1つ手前の停留所で降りて猿田彦神社に向かいます。
ここは天孫降臨の際に高天原から天下るニニギノミコトを案内した猿田彦命という神様を祀る神社で、その逸話から「道開きの神様」として新しい門出を良い方向に導いてくれるご利益があると言われています。
今回の旅行の建前は若手の卒業旅行ということでここは外すことはできないということで寄り道することに。
併設されている佐瑠女神社も参拝していよいよ内宮に向かいます。
※余談ですがこちらの神社は天照大神が天岩戸に隠れてしまった岩戸隠れの神話で有名なアメノウズメノミコトを祀っており、芸事のご利益があるということで芸能人ののぼり旗が沢山掲げられていました。
伊勢神宮(内宮)
前述した通りここでは皇室の祖神とされる天照大御神が祀られており、江戸時代には「一生に一度はお伊勢参り」と言われた日本最初の観光地でもあります。
現代では猿田彦神社から宇治橋に至るまでの約800mの「おはらい町」と、その中腹にある江戸時代の街並みを再現した「おかげ横丁」があり、食べ歩きや買い物に人気の一大観光地になっています。
最近事情があって参拝できていませんでしたが、久しぶりに参拝した内宮の空気はやっぱり格別ですね。その日も雨が降っていて少し肌寒かったのですが、逆にそれが凛とした雰囲気がして気が引き締まります。
参拝が終わったらあとはひたすら食べ歩きです。
各自で自由行動で事前に目星をつけていたお店を周ります。
今回私が食べたのは↓です。
特に焼伊勢うどんはここでしか食べられないのでオススメ。
伊勢醤油の香ばしい風味が柔らかい伊勢うどんの麺とよく合います。
まだまだ食べたい物がありましたが次があるためここでタイムアップ!
本当は赤福とか手こね寿司とか豚捨の牛丼とかも食べたかった!
また次の機会があればリベンジしたいですね。
ひとまず内宮前から伊勢市駅前に路線バスで戻ります。
居酒屋「一月家」
今回の旅の終点は伊勢市駅から15分ほど歩いた所にある居酒屋「一月家」。ネットでとにかく評判が良いため以前から気になっていました。
フレンドリーな店員さんに薦められるがままに飲み物と食べ物を注文したのですがどれも美味しい!
特にふくだめ(とこぶし=小さいあわびを甘辛く炊いたもの)はふっくら柔らかに炊きあがっていて味付けも絶妙!
他にも刺身の盛り合わせなども頼んだのですがそれらも新鮮で美味しい!
会計は一人1600円くらいで、とにかくフレンドリーでリーズナブルで美味しく、ファンが多いのも納得の居酒屋でした。
帰宅(伊勢市駅⇒近鉄名古屋駅⇒東京)
さて長かった伊勢・鳥羽・志摩・スペイン(村)旅行もこれで最後です。
もう1日延泊してまわりゃんせの4日目を満喫する2人と、関西勢とは伊勢市駅でお別れして、窓口で帰りの特急券を引き換えします。
ただ家に帰るまでが遠足とはよく言ったもので、ここで同行者の一人が駅のトイレから出て来ずに特急を逃しかけたり(ダッシュしてセーフ)、JR名古屋駅の発券機が半分以上故障していて新幹線の乗車券が発券できない(新幹線が遅れたためセーフ)といったハプニングなどもありましたが、何とか無事に東京に帰ってくることができました!
振り返り
最後に良かった点と心残りを簡単に振り返ります。
良かった点
■何だかんだみんな楽しんでくれた
何と言ってもまずはこれですね。
今回は幹事として色々とみんなに協力してもらいながら準備してきたので、何だかんだみんな楽しんでくれたのは本当に良かったです。
■観光特急しまかぜが最高過ぎた
しまかぜの項でも言及しましたが、本当に、本当に良かったですよね。
交通の便が悪いと言われる伊勢志摩ですが、個室で宴会しているうちに目的地に到着するというのは、明確に「距離の概念破壊」だと思います。
しまかぜのキャッチフレーズの「乗ること自体が楽しみになる」は伊達ではなかったです。
■まわりゃんせが最強だった
今回初めて利用したのですが最強でした。
だいたいの観光地も乗り物もまわりゃんせを見せればフリーパス。個人的にはホテルからの荷物無料配送サービスもありがたかったです。
また今回は使わなかったですが、「駅のコンビニで2000円以上買い物をすると100円引き」「真珠製品10%OFF、8のつく日(8・18・28日)は20%OFF」のような訳の分からない割引もあるため、もし伊勢志摩への旅行を予定されている方は利用を検討されると良いと思います。
心残り
■悪天候
今回の心残りは何と言ってもこれですね。
仕方ないのですが週末がガッツリ雨と被ってしまいました。
特に楽しみにしていた新パレードのブエンビアへが見れなかったのは残念でした。これはいつかリベンジしたいです。
ただし雨のおかげでスペイン村もお伊勢参りも混雑が緩和された感もあり、この当たりのバランスは難しいですね。
■まだまだ行けていない場所、食べられなかったものが多い
2泊3日の旅でしたがスケジュールの都合でカットしたことが多かったです。
特に横山展望台や夫婦岩など車が無いと移動が難しい場所も多く、もし次回あるなら現地でレンタカープランもありかなと思いました。
(実はまわりゃんせで25%オフで借りられるんですよね)
まとめ
長くなったので今回の旅のまとめです。
何だかんだめっちゃ楽しかった。みんなMuchas Gracias!
観光特急しまかぜの個室は神。移動の概念を破壊。
鳥羽の漣の海老フライ定食は沼。
雨でも志摩スペイン村は楽しめるよ!
お土産はポルボロンのクレマカタラーナ味が鉄板
志摩スペイン村ホテルでヒラソルのディナーを食べよう。
お伊勢参りで豚捨でコロッケはマスト!外宮前店は空いてる。
伊勢でリーズナブルにお酒が飲みたければ一月家に行こう!
まわりゃんせは最強。全人類これを使おう。
終わりに
長々とお付き合い頂きありがとうございました。
夏にはポケモンSVとのコラボも発表された志摩スペイン村!
まだまだンゴちゃんサロメ様のコラボも続きますし、まだ行かれていない方は検討してみてはいかがでしょうか?
それではここまで読んで頂きMuchas Graciasでした!
おまけ1. まわりゃんせどれくらい使った?
私がまわりゃんせでどれくらい得したか計算してみました。
今回の旅でまわりゃんせで利用したのは↓の通り。
(1日目)
・近鉄名古屋駅⇒鳥羽駅の乗車券&特急券 :3,410円(*1)
・鳥羽水族館の入館料 :2,800円
・鳥羽駅⇒鵜方駅の乗車券&特急券 :1,040円
(2日目)
・志摩スペイン村パスポート :5,700円
(3日目)
・ホテル志摩スペイン村からの荷物無料配送:1,980円(*2)
・ホテル志摩スペイン村⇒鵜方駅のバス運賃:450円
・鵜方駅⇒伊勢市駅の乗車券 :820円
・外宮前⇒猿田彦神社前のバス運賃 :330円
・内宮前⇒伊勢市駅前のバス運賃 :470円
・伊勢市駅⇒近鉄名古屋駅の乗車券&特急券:3,080円
合計:20,080円
差し引き9080円分が浮いた計算になりますね。
やはり近鉄は計算が…
(*1) しまかぜ特別車両料金、しまかぜ個室料金は別料金
(*2) 140サイズ(~20kg)の東海発-関東着の想定
おまけ2. 今回の旅の予算
こちらは今回の旅のざっくり予算です。
交通費:
伊勢・鳥羽・志摩スーパーパスポート「まわりゃんせ」:11,000円
観光特急しまかぜ特別料金:840円
観光特急しまかぜ個室料金:1,050円/部屋
旅行期間の現地移動費:0円 ※まわりゃんせに含む
タクシー代(鵜方駅⇒ホテル志摩スペイン村):523円 ※4人で均等割り
施設利用料:
鳥羽水族館 入場料:0円 ※まわりゃんせに含む(通常2800円)
志摩スペイン村 パスポート:0円 ※まわりゃんせに含む(通常5700円)
宿泊費:
ホテル志摩スペイン村(1日目):8,700円 ※素泊まり
ホテル志摩スペイン村(2日目):25,457円 ※30周年記念特別ディナー
その他:
現地飲食代:約20000円
お土産代:約15000円
合計:約80,000円+近鉄名古屋駅までの往復交通費
以上