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諜報ランドで続唱はTier1のその先へ
どうも、ざきです
カルロフ邸殺人事件で面白いカードがたくさん追加されましたが正直強いと思っていませんでした
だって確定タップインですよ?
そう、今回は諜報ランドのおはなしです
![](https://assets.st-note.com/img/1708434162620-Jy69AKetUV.png?width=1200)
さてさて
諜報ランドの実際の評価はどうかといえば、
皆様ご存じの通りモダンのカスケードデッキには2~3枚採用され、
レガシーにも採用されうるという強力な土地でした
なぜこの土地が強く見えなかったのか?
それは多分、「占術ランド」が弱かったという印象が強いからでしょう
![](https://assets.st-note.com/img/1708434602844-eXQdtPaYWf.jpg)
「占術ランド」と「諜報ランド」
どちらもタップインかつデッキトップ1枚を見る土地という意味では同じように見えますが諜報ランドになって大きく強化された点が2つあります
この強化点によって占術ランドとは全く使用感の違う土地になっていたのです
1つ
基本土地タイプを持つこと
これは基本土地タイプをサーチする「フェッチランド」を有するモダン以下のフォーマットで大きな意味を持ちます
占術ランドは手札からタップインでプレイするしかありませんが
諜報ランドはフェッチランドを立たせた状態で構え、
①相手が動けばアンタップインランドをサーチ
②動かなければ諜報ランドをサーチ
と状況に合わせてプレイを選択でき
タップインのデメリットを無視して諜報ランドのメリットのみを享受することができます
※このメリットは手札に引いてきてしまうと消えてしまうので
デッキに諜報ランド4積みはしないほうが良さそうですね
2つ
占術ではなく諜報であること
諜報は(大抵の状況で)占術の上位互換です
なぜなら「墓地」というリソースを肥やすことができるから
リアニメイト系デッキで土地プレイだけでフィニッシャーが落ちる可能性があるのは破格ですし、探査コストが1枚増えるだけでも意味があります
(濁浪の執政など)
ちなみに
レガシー環境においては「渦巻く知識」をスタックで唱えることで
手札に来てしまったフィニッシャーをデッキトップに戻す
➡諜報解決でフィニッシャーを墓地に落とす
というズルい動きができます
はえ~そんなんアリ?
![](https://assets.st-note.com/img/1708436525537-Nzv3Fiq5KZ.jpg)
というわけで、ぱっと見の印象で過去のカードと同一視して評価するのはやめましょう
はい、私のことです
反省します
おかげさまで迷路庭園(青緑土地)を手に入れられないまま価格は1000円オーバーへ…とほほ…
ちなみに諜報ランド採用で「続唱サイ」デッキの土地採用がどうなるかというと、
多分トライオームが真っ先に抜けます
トライオームのメリットは
◎必要な3色が揃うことと、
◎長期戦でのサイクリングドロー
ですがデッキを回しているときの実際の使用感は
×トライオームでなければならない場面は意外と少ない
(2色ランドの組み合わせで大体賄える)
×後半のドローは「ロリアンの発見」3ドローがある
(わざわざサイクリングで使うことがあまりない)
という感じで、実はトライオームの採用価値は下がっていました…
実際の動きを考えたときに
例えば1~2ターン目にフェッチランド起動してサーチして来たいのは…
「タップインするだけの3色ランド」
「タップインして諜報する2色ランド」
どちらにするか考えるまでもありません
この時、青緑か青赤かを選べないといけないので
必ず「迷路庭園」と「轟音の滝」は各1枚採用が必要です
(轟音の滝1枚だけデッキに入れてプレイしたらプレイ中100億回心の中で「迷路庭園持って来てぇ~」って言ってました)
モダン環境ではデッキの構造上、続唱デッキが一番諜報ランドの恩恵を受けているかもしれません
・自分の動きは3マナからなので1~2ターン目はタップインで問題ない
・ピッチスペル(否定の力・緻密・悲嘆)を使うのでマナを使わなくても動ける
・インスタントタイミングでの動き中心なので、とりあえず構えてタップインで問題ないタイミングでだけサーチすればいい
※死せる生ならさらに
・リアニメイト先のクリーチャーを落とせる可能性がある
晴れる屋さんの大会デッキリストでは続唱サイが頭一つ抜けて数が増えていますし、やっぱり諜報ランドの登場でデッキの完成度が上がってような気がします
(勝ちたいならとりあえずサイデッキ使うべしって感じ)
諜報ランドは感染デッキに採用されうるか?
最後に、感染デッキへの諜報ランドの採用ですが
結構ありです
タップインのデメリットと諜報のメリットがかなり微妙なラインですが
現在の感染デッキは最速を目指すよりも
・除去から感染クリーチャーを守るために1ターン待ってマナを立たせたり
・相手の最速キルを妨害して時間を稼いでから攻める
ことが多いのでフェッチを構えてターンを返すことも多く、続唱デッキ同様
・ピッチスペル(否定の力・緻密)を構えているからタップインでも関係ない
というタイミングも存在するため
フェッチランドのサーチ先に諜報ランドの選択肢があるというのは心強いです
ただし手札に来てほしくないので採用するなら「迷路庭園」1枚ですね
というわけで諜報ランドに関するメモでした
揃えよう!諜報ランド!
ここまで読んでいただきありがとうございました!