暴力的な突発禁止後の続唱サイどうする?
禁止制限告知が発表されました!
2024年3月12日未明
MTG禁止制限告知
モダン:暴力的な突発禁止
というわけで、晴れる屋モダン神決定戦の鮮やかな「死せる生」3-0勝利も記憶に新しい中
大方の予想通りモダンで暴力的な突発が禁止されました
おお諸行無常…
どうも、カジュアルプレイヤーのざきです
暴力的な突発はなぜ禁止されるのか?
このカードの何が禁止レベルなのか簡単に説明しますと、
「カスケードクラッシュ」「死せる生」という
モダン環境Tier1デッキ2つの核になるカードで
これを唱えると、
通常は唱えるのに制約のある強力な待機呪文(通れば大体勝ち)を
暴力的な突発のマナコスト3のみで確定で唱えられます
インスタントタイミングで
そう、インスタントタイミングで
(コレが強すぎた)
3マナの続唱呪文というだけなら「断片なき工作員」「献身的な嘆願」といったカードもありますが、唯一「暴力的な突発」のみインスタントなんですね
これの何がダメかというと相手のターンに唱えることで自分の続唱を「否定の力」でバックアップできてしまいます
否定の力の「あなたのターンでないなら」の文言は恐らく理不尽なコンボを止めるためなら0マナで使っていいよ!という意図で設定されたのだと思うんですが
現実は強力な続唱コンボを無理やり通すために使用される(しかも相手はマナを払わないとカウンターできない)という皮肉な状況になってしまっていたわけで、、、
これは禁止も止む無しといったところ
実際に「カスケードクラッシュ」と「死せる生」は多くのプレイヤーを勝たせ、現在の晴れる屋モダンメタゲームでは上位20%ほどがこの2デッキという状況でした
禁止の感想
正直な感想は「まあ、そうだよな」という感じで、妥当な禁止かなと思います
続唱ギミックがほぼ1枚コンボなおかげでバックアップ込みで再現性が非常に高く、感染デッカーなざきも正直続唱より感染デッキを優先する理由が愛以外に見つからないレベルの強さでした
(感染が弱いんじゃないかって?まあ、それはそう)
カスケードクラッシュ使用者目線としては禁止が残念なのは間違いありません
・カード1枚でお手軽にコンボが決まる爽快感
・クリーチャーで殴り切る明快な勝ち筋
・相手を妨害するか自分の動きを押し付けるかの読みあい
・インスタントタイミングでの攻防
などマジックの面白い要素が詰まっている非常に良いデッキだったのですが
突発禁止により「インスタントタイミングでの攻防」要素が明確に損なわれることになります
恐らく禁止後も献身的な嘆願など別パーツに組み替えて続唱デッキは生き残るはずですが、使用感は別物になっているはずです
環境予想
続唱デッキの弱体化によって、恐らく突出したデッキは無くなって色んなデッキにチャンスのある環境になるんじゃないかなと予想しています
カスケードクラッシュは「ギルドパクトの力線」+「ドラコの末裔」パッケージを採用したビートゴリ押し型に姿を変えて一定数環境に居座り
死せる生は・・・多分衰退かな
カスクラとドメインZooの力線ドラコが雑多なデッキを蹴散らしたところに
「至高の評決」や「滅び」などの全除去を擁するコントロールデッキが台頭してくる・・・ような流れになるかなーと思っています
(どのみち感染デッキはキツそう)
今組んでるカスケードどうしよう?
赤緑の3マナ続唱が無いので今組んでいるティムールカラーのカスケードクラッシュは崩すしかないんですが、今後どうするか悩みどころです
恐らく有力な組み換えは3通り
①献身的な嘆願を入れてバントカラーにする
力線の束縛、テフェリーなどの有力カードを採用でき、既にMOで4-0報告もある方向性です
多分これが一番無難
②血編み髪の匪賊を入れる
3マナインスタントタイミングで続唱できないなら2マナ続唱すればいいじゃない!
ということでサイクリングなどで速やかに昂揚達成して血編み髪の匪賊を使うパターンです
もはや別のデッキ(笑)
③予言により+雷電支配コントロールにする
衝撃の足音も死せる生も好きなタイミングで唱えられる!
もはや続唱ギミックすら使っていない別のデッキ
マナコストも3以上に拘る必要が無く待機呪文も複数採用できるので他にも「均衡の復元」なんかを採用してもいいかもしれません
折角均衡の復元も採用するならパーマネントを生贄に捧げられる待機呪文も採用できると面白そうです
え?それはもうガルガドンバランスじゃないかって?
そうだよ!(開き直り)
おわり
というわけで環境が大きく変わりそうな今回の禁止改定についての感想とかデッキどうしようとかまとめてみました
ここまで読んでいただきありがとうございました!