かき氷でミシュラン?
standfm(スタエフ)でこちらの内容を話してます。
今週の営業は天気予報に翻弄された
火曜日の営業はゲリラ豪雨に見舞われて大変でした。ゲリラ豪雨はお客さんが帰ってからだったので飲みながら、ゲリラ豪雨に見舞われることはなかったんです。
ただ、その後の撤収作業と荷物の上げ下げ中はずっと豪雨で、あらゆるものがびしょ濡れになってしまい、身体もびしょ濡れになってしまいました。あんなに服が濡れたのは久々です。
昨日も天候悪い予報で休み、今日も雨が降ったりやんだりの天気予報のため、休業することにしました。
まあ、わかってはいましたが、天気に振り回されています。
あと、営業してわかったことは、そもそも天気悪い日は人通りが少ない。おそらく、出勤は控えてリモートワークにする人が増える。
雨の日に外で(屋根はついてます。)飲むという人は常連さんに限ることがほとんど。
などを知ることが出来ました。やり始める前は、多少の雨くらいなら、集客に大差はないのかなと思ったんですが、実際は大きな影響があることがわかりました。
水に味をつけていく難しさ
さて、今日は「かき氷屋でミシュラン」について考えてみたいと思います。
これは先日のセブンルールという番組で取り上げられたフレンチパティシエの堀尾美穂さん。この堀尾さんが代々木に「かき氷屋あずきとこおり」を今年出店したことを紹介していました。
かき氷かぁと所詮氷を削ってシロップかけただけでしょと思いながら見ていたんですが、僕が知っているかき氷とは全く異なる世界のかき氷でした。
きれいに削られた氷に規則性があり、しっかりしてそうだけどふわふわで柔らかい。
氷に乗っかっているもの隠れているものもただのシロップではなく、ハープティのゼリーが隠れていたり、クリームブリュレみたいなものが乗っかっていて、それをガスで焼いて焦げ目をつけたり、と僕が知っているかき氷とはかけ離れたものでした。
価格も1,870円、1,980円としっかりしたもの。僕のかき氷に対する価格帯からかけ離れた全く異なるものでした。
その堀尾さんが言っていた言葉で印象的だったのが
「かき氷でミシュランを取る」
「水に味をつけていく難しさ」
かき氷は日本の文化。この日本の文化を世界に広げて、ミシュランも取る。これが堀尾さんの当面の目標でした。
とてもいい目標設定だなぁと思い、それに向けて出来ることを全力でやる。ただそれだけという環境を築かれているなぁと感じました。
環境を整える大切さを知ることが出来ました。
そして、やっていることが水に味をつけると言い方をさせていて、たしかに氷は水から出来ているから、水に味をつける。
水に味をつけるってめちゃくちゃ難しい事をしているんだなぁとこの言葉を聞いて知ることが出来た感じです。
僕が想像していたかき氷からかけ離れたなんと夢のある世界なんだと知ることが出来、自分が知っている範囲の狭さを改めて感じることが出来た内容。
日本酒やツマミの世界で、このようなかけ離れた世界があるのかもしれないので探ってみることにしよう。