息子の社会体験〜キッチンカー売り子〜
standfm(スタエフ)でこちらの内容を話してます
この週末は東京ガーデンテラス紀尾井町の方でカンパイSAKELOVERSの営業でした。おかげさまで天気もよく、多くの新しいお客さまや市ヶ谷に来てくださっていたお客さまやインスタをフォローしてくださっていた方など、ほんとに多くの方が来てくださいました。燗謝燗謝です。
息子キッチンカーデビュー
この週末の出店で、早速息子に手伝いをしてもらいました。
前掛けをすると、そこらへんで遊んでいる子供とは一線を画し、このキッチンカーを手伝っているんだなという雰囲気をオーラを出します。
見た目は大事ですね。
はじめは中で甘酒づくりなどのキッチンカー内部での手伝いからスタートしてもらい、ひと段落したら、色々な人とのふれあいを体験してもらうために、キッチンカーの前に立って「いらっしゃいませ」のお声がけをすることにしました。
お客さん(知らない人)と触れ合う経験
はじめは恥ずかしがっていましたが、「いらっしゃいませ」と伝えているうちに、反応してお声をかけてくれるお姉さん方が増えてきました。
「あら、お手伝いしてるの?かわいいね、えらいね」
とか
「何歳なの?何年生?」
などから会話が生まれ、少しずつ緊張も溶けてきて慣れていきました。
自分がおすすめしたものが売れる経験
そして、具体的なお声がけもあり、
「何が飲めるのかしら?何かおすすめはありますか?」
と言われ、
「甘酒ありますよ。日本酒はたくさんあります。」
「へえ、そうなの。じゃあ、若大将のおすすめの日本酒を何かな?」
と言われ、すかさず、
「風の森はシュワシュワして飲みやすいです。」と答えていた。
これには少しビックリ。
僕が家で日本酒を飲む時に、日本酒のラベルを見せて、香りを嗅がせた上で、僕の感想を伝えています。
その中で風の森の事を覚えていたみたいで、とっさに伝えていた姿に父親として感動しました。
小学生がすすめる日本酒。断る人がいないはず(笑)
このような形で、自分がおすすめしたお酒を買ってもらうという悦びを経験ずることが出来た貴重な体験となりました。
お金を得る感覚
そして、実際におすすめしたものが売れたらその売上の10%を上げることともらったチップは全て自分がもらえるという約束にしてお金を得ることも意識してもらいました。
実際に、1,000円のものを販売して、レシートを渡した際にお駄賃で1,000円を頂いたり、500円の甘酒を販売して、1,000円を受け取り、レシートと500円のお釣りを渡した際にその500円をチップとしていただいたりする経験をしました。
そして、息子が引き止めて売り上げた金額も10,000円近くに上りました。
なので合計で3,000円近くの利益を手に入れる経験をすることが出来たわけです。
本人はまだピンと来ていませんが、このような事をすることでお客さんに悦んでもらうことで、その対価としてお金を得ることが出来る。という経験値を積むことが出来たのかなぁと思います。
親としてももっとお金との付き合い方をうまく持ってもらうための工夫をこらして行きたいと思います。