【ネタバレ】貞子DX。一つのストーリーを広げるという発想
standfm(スタエフ)でこちらの内容を話してます。
貞子DXを映画館で観てみた
久々に映画館で映画を観た。観た映画がなんと「貞子DX」。あの衝撃的に怖かったリングの20年後の現代版という設定。
今日はネタバレなのでこれから観ようと思っている方はお聞きになるのは避けて下さい。
貞子といえば、鈴木光司さんのリング、らせん、ループシリーズのリングに出てくる呪いの人。髪が長くて髪の毛で顔が見えない女性がテレビから飛び出てくるというあの恐怖の女性。
僕はリングを小説で読み、恐怖に包まれ、らせん、ループと読んでいった記憶があります。
ビデオを観たら、1週間後に死んでしまうという不思議な現象。ビデオを誰かにダビングして見せないと死んでしまう見せれば助かるというウィルスが発動してる。
恐怖のビデオ、呪いのビデオとして封印された。
現代版に進化した貞子ウィルス
その封印されていた呪いのビデオが現代に蘇ってきた。SNSでそのビデオが話題となり、興味本位で観た人が24時間後に謎の死を遂げるという事件が世間で話題となる。
これをIQ高い大学生の綾香が謎を解いていくというストーリー。科学で解明できないことはない。呪いなどないと迫っていく。
実際に妹がその呪いのビデオを観てしまい、24時間以内に解決しないと死んでしまうという設定で進んでいく。
一つ見つけた法則は誰かと一緒に見ることでウィルスを分散させることで死ななくて済むという法則。母親と一緒に見ることで妹は助かる。
これで解決とは行かず、更に展開は進んでいくという話。
最終的に解決策を見つけて終わるんですが、この話って無限に広げられるなぁと思ったんですね。
今回の設定は、貞子のウィルスが現代に合わせて進化したという設定、SNSが広がり、誰でも気軽に写真や動画が流せる状態となり、それに合わせてウィルスが進化した。誰かが動画をSNSに上げたら、一斉に死んでしまう人が増えるという世の中。
貞子は話が無限に広げられるは他にも応用出来るのでは?
話がいくらでも広げられると思ったんですね。だから、これからもこのリングの呪いのビデオは時代に合わせた形で定期的に進化を遂げていくんだろうなと思えたんです。
ベースの出来事を発展させる、違う角度から見るなどで、新たな価値を生み出すという事は十分に起こり得るなぁと思いました。
日本酒も今、新規製造許可が降りない中、どぶろくなら許可が出るということで若い醸造家がクラフトサケと位置づけて、新たな日本酒づくりにチャレンジしている。
今日の話とは少しずれているかもしれないけど、日本酒というベースがあって、そこから色んな制限がある中で生まれたきた新たな流れですよね。
ベースの部分を広げていくという発想も持っていったら面白いことが考えられるかなと思ったので今回は貞子の話をシェアさせていただきました。
鈴木光司さんのリングシリーズのその後の作品が急に気になってしまったので、買ってしまいました。エスとエッジ上下を買ってみました。楽しみだ。