シーズナリティカレンダー管理ツール~デモ版リリース&その使い方の紹介~
0. はじめに
デモ版として開発した日常的なマイクロタスクなどで業界横断的に使えるシーズナリティカレンダーのラベル管理ツールについて、その特徴や戦略、そして今後の展望をお話しします。
前回紹介した記事で反応がゼロなら、やらなかったですが、少し反響があったので、これを糧に作りました。
以降、シーズナリティカレンダー、シーズナリティカレンダーなどと言っていますが、別の使い方があっても全くいいかなと思っております。
もしこういう使い方があるといったことがあれば、後述するフォーラムにてコメント残していただけますと幸いです。この記事へのコメントでも構いません。
最終的にはこのリンクでわかるような表を作りやすくするツールになるところが一旦の目標です
シーズナリティカレンダー 画像で検索すると出てきます
こういったカレンダーをつくるのがハンディになるソフトになれればとは考えています(もうすでにあるのかもしれませんが)
1. プロダクト概要
当ツールは、多様な業界のシーズナリティカレンダー管理を効率化し、業務プロセスを改善するためのソリューションです。主な特徴は以下の通りです。コアの基本操作機能に関しては概ねできたので、一旦無償で開放します。まずは一旦使ってみてといったところになります。
画像クリックでページへ飛べます。
1.1 ログイン不要で即時利用可能
誰でもすぐに簡単に
1.2 IndexedDBを使用したローカルデータ管理
プライバシー重視の設計
デモ版ではリモートにデータ保存等は一切しておりません
PCによってはデータを作りすぎると限界がくると思います
重くならないように今年と来年の2年分だけ作っています
年送りボタンを押下すると、データがたまるので、ご注意くださいませ
データエクスポートしたあと、データ全削除ボタンを押下することで、すっきりできます
そのあと、再インポートで元に戻ります
1.3 CSVデータのインポート/エクスポート機能
バージョンアップに伴う移行時に対応します
別のアプリと連携もできるようにシンプルなCSVで出力できるようにしました
1.4 業界別のカスタマイズ可能な可視化機能(市場調査中&開発中)
サーベイすると、業界ごとに異なる表があります
作成したデータで持って、可視化できるようにしていきたいと考えています
2. 基本機能紹介
長々と並べていますが、使えばだいたいわかる感じだと思うので、斜め読みで全く構いません
2.1 初期ラベル登録機能
右上にあるボタンです
クリックすると、モーダルが表示され、初期登録ラベルをインポートできます
たとえば、以下のような2列だけあるデータになります
列逆転していますが、初期ラベル登録では自動で日付っぽいデータを判別して取り込むので、そろえなくても構いません。
アップロードすると、ラベル登録されます。また、デフォルトは1ファイルで1つのグループラベルとして扱い、自動登録します(スウィッチボタンをOFFにすれば、グループラベルは作成されません)
2.2 日付のSync機能
ラベルデータ登録後、ラベルアイテムを選択すると、中央のカレンダーの該当日付がSyncします
2.3 日付の選択機能&ラベリング機能
カレンダーをCtrl選択、Shift選択、Drag選択などしたあと、右クリックからのコンテキストメニューないしはラベリングボタンからラベル登録できます
また、選択範囲をやり直すときには選択解除ボタンを押下してやりなおせます
柔軟な選択機能については以下の記事でも紹介しております
2.4 グループラベルの登録機能
プラスボタンを押下すると、グループラベルを登録するフォームが開きます
グループラベル名が必須で、割付ラベルリストで、登録されているラベルを複数マップすることができます。
グループラベル名を入力すると、新規作成できます
2.5 グループラベルの編集&削除機能
グループラベルの名称あたりで右クリックするとコンテキストメニューが開いて選択できます
編集の場合はサイドバーが開きます
削除の場合はクリック後、確認モーダルも出さずに削除します
2.6 グループラベルからのラベル割付解除機能
Ctrl選択、Shift選択が使えます
複数選択時には一括操作できます
2.7 ラベルの編集&削除&一括削除&一括割付機能
Ctrl選択、Shift選択が使えます
複数選択時には一括操作できます
削除の場合はクリック後、確認モーダルも出さずに削除します
ラベルの一括割付の場合はクリック後、サイドバーが開きます
ラベルの編集の場合はクリック後、サイドバーが開きます
2.8 カレンダーの移動機能
一旦は年単位だけの移動にしています
デフォルトで表示する年月を選択可能にするオプションも用意したいとは考えています
日単位の移動も可能です
デフォルトは年初と年末です
2.9 CSVエクスポート
作成したラベルデータとグループラベルデータをエクスポートします
エクスポートしたCSVファイルをCSVインポートで使います
2.10 CSVインポート
CSVエクスポートで出力したCSVファイルをアップロードすることで、一度、データ全削除した後でも復元できます
3. 多業界対応のユーザーメリット
即時利用可能
あらゆる業界の利用者様が、ログイン不要ですぐに使い始められます
プライバシー保護
機密性の高い業界データもローカルで安全に管理します
データポータビリティ
業界標準のCSV形式でデータの移行が容易です
低い導入障壁
規模や技術レベルに関わらず、どの個人様&企業様でも簡単に試せます
業界別カスタマイズ
各業界特有のニーズに合わせた可視化機能を順次提供予定です
4. 業界別の活用例
前回の記事で考察しましたので、そちらを参照くださいませ。
まずは無償開放していただくことで、手元のブラウザでデータを作っていただき、順次提供予定の可視化ボタンの実装が完了したら、そのデータをいい感じに表示できるようにする予定でございます。
5. 開発アプローチ
本ツールは、多様な業界ニーズに応える柔軟性を持つよう、以下のアプローチで開発を進めています
オープンフォーラム開発
GitHubのフォーラムを活用し、ユーザー様の声を直接開発に反映します。各業界のエキスパート様からの意見を積極的に取り入れ、継続的に改善を行います。
6. ビジネスモデルと成長戦略
現時点ではまだ達成できていないことが多いです。反響によってはこれは変わるかもしれません。市井の人様のフィードバックを反映していきたいと思います。
フリーミアムモデル
基本機能は無料で提供し、高度な機能やカスタマイズオプションは有料プランで提供する予定です
ただ、ほぼ無料で使えるようにベーシックな可視化までは無償提供する予定です
業界別ソリューション
各業界に特化したプレミアム機能を開発し、付加価値を高めます
データ共有&分析サービス
蓄積されたデータを匿名化・集計し、業界トレンド分析サービスとして提供します
業界のシーズナリティデータをシェアリングする機構を構想しております
API連携
他のビジネスツールとの連携を可能にし、エコシステムを拡大します
良く使うラベルデータのインポート機能
7. 今後の展望
基本操作機能
選択日付のチェックボックス
選択日付の月別グループ機能
選択日付の曜日別グループ機能
選択日付のエイリアス選択機能
デフォルトで使用する年月の選択機能
シーズンによっては使用する年月は限定であるイメージです
業界別機能拡張
各業界特有のニーズに応じた可視化機能
8. おわりに
このシーズナリティカレンダー管理ツールは、業界の垣根を越えたラベル管理ソリューションです。ユーザーの皆様、そして潜在的な投資家の皆様と共に、このミニデモを成長させ、新たな価値を創造していきたいと考えています。
皆様のフィードバックとサポートが、このツールの未来を形作ります。
カスタマイズ相談をしたい企業様ないしは個人様は以下宛にメールくださいませ
私、東(ひがし)航太(こうた)本人が対応致します
「Note見て~」とお伝えいただいたあと、本件に関連するご相談をお伝えいただければと思います
higashi.kota@gri.jp
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