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採用CXデザイナーが必要になる

最近ではUXを採用に転用した「採用CX」(Candidate Experince、候補者体験)という言葉が流行していますが、「誰が採用CXを設計するのか」についてはあまり議論されているように見えます。人事や採用担当が設計するのが暗黙の前提なのかもしれませんが、UX未経験の人事が設計するのは至難の業でしょう。

そこで必要になるのが採用CXデザイナーだと思います。UXには設計の専門職(UXデザイナー)がいるわけですから、採用CXにも専門職がいて然るべきです。

プロダクト開発の場合、UXデザイナーがユーザー視点を、事業責任者やBizDevが事業(会社)視点を持つという役割分担が多いですが、採用でも同じことができると思います。採用CXデザイナーが候補者視点を、採用担当やCHROが会社視点(採用計画や予算など)を持つことでバランスの良い採用活動ができるでしょう。

採用CXデザイナーはUXデザイン、またはマーケティングの上流工程(ペルソナやカスタマージャーニーマップ設計など)の経験者がマッチしやすいでしょう。社内のUXデザイナーやマーケターを異動させるのが一番ですが、それが難しいなら業務委託で探すのも手です。私はマーケティングと採用の仕事を両方しているので、興味ある方はご連絡ください。


私のマーケティングや採用の仕事については下記の記事をご覧ください。

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