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面談前の日程調整でグダるのは地雷

マッチングアプリでデートの日程調整にグダると(日程を提示したのに返信が遅い、候補日時や会う場所が丸投げなど)会う前から冷めることがあります。そして、そういうデートで「楽しかった」と思えることもほとんど無いでしょう。日程調整でグダる相手とはデートもグダる可能性が高いからです。

採用でも同じことが言えます。独立から5年間で100社以上の企業と面談しましたが、日程調整の段階でグダった後の面談で「話して良かった」と思えたことは一度もありません。

最近まさにそういう企業と出会ったので紹介します。そこが採用媒体でマーケティングの募集を出しており、私が応募したところからやりとりが始まりました。


面談前にグダった企業とのやりとり

①日程調整ツールで選択したのに先約あり

先方が日程調整ツールを提示してくれたので日時を選択したのですが、その1時間後に「申し訳ないがその日が終日外出なので別の日時を選択してくれませんか」という連絡がありました(日程選択後に外出予定が入ったのなら理解できるのですが、わずか1時間後なので、元々外出予定があったのにツール上で日程を除外し忘れていたのでしょう)。

この時点で不穏な匂いがしたのですが、ミスは仕方ないと思い再選択しました。

②カレンダーのタイトルにミスあり

その後、先方からGoogleカレンダーに招待されたのですが、そのタイトルが「財前 雄太様 インサイドセールス」となっていました。マーケティングの案件に応募したはずなのに、なぜタイトルがインサイドセールスになっているのか? 念のため先方に確認すると、他の候補者と面談予定をコピーした際にタイトルを変更し忘れたとのことで、マーケティングの面談で間違いないとのことでした。

まあタイトルが間違ったところで私への実害は無いのですが、日程調整ツールの件といい雑な対応をする会社だと感じていました(あと、他人の予定をコピーするのは今回のような差し替えミスが起こりやすいので、リスクが高いことをするなあと感じていました)。

③求人内容との乖離

紆余曲折を経て面談に至ったのですが、求人に書かれていた内容と実際の業務内容が大きく乖離していました(企業が特定されないように内容は伏せます)。

私の経験上、こういう乖離はたまにあるので通常なら面談中に業務のすりあわせを行えば良いのですが、今回は上の2件があった上でのことですから、率直に言ってすりあわせをする気が起こりませんでした。むしろ「仮にこの会社と契約してもこういうコミュニケーションミスが頻発する可能性が高い」と感じ、早々に辞退を伝えました。

上記の件をXにつぶやいたら企業から謝罪をいただいたので、これ以上非難するつもりはありません。

恋愛も採用もデート(面談)が本番と考えがちですが、その前の日程調整から勝負は始まっているので、企業も候補者も気を抜かないようにしましょう。


私の採用の仕事については下記の記事をご覧ください。

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