茨城県人を見れば日本人がわかる3

もっとテストやアンケートをやって調べればよかったと思ったことがある。
人間観察には自信があったのでおろそかになってしまったが。
 
それでも人間の「暗い」というテーマではちょっとテストしたことがあった。
 
横浜の会社に在籍していた時、休憩時間にテストをした。
年配の人4人と若い子3人に質問した。
「次のAの人とBの人ではどちらが暗い人でしょう」
A「ああ、雨が降ってきた。でもたまには雨もしっとりしていいもんだな。植物も潤うだろ  うし。明日は晴れるかな」と、静かに低い声でおとなしく言った。
B「あれ、雨が降ってきた。やだな。体がべとべとになれしいやになるな。頭くるな。おもしろくねぇ」と、大きな声で元気よく言った。
年配の人にはひとりひとり聞くことにした。若い子たちにはAかBか紙に書いてもらうことにした。人の意見に影響されないようにしたのだ。
 
結果は、年配の人たちは全員Aを暗い人と選んだ。若い人たちは全員Bの人が暗いと決めた。
このように、年代の差があると感覚の差があることがわかった。ボクは事前に解ってはいたが。
 
 
茨城の田舎でも同じテストをした。年配の人4人と若い人1人を対象に。結果はやはり年配の人たちはAを選び、若い人はBを選んだ。
 
ひとり年配の人で「どっちがいいのよ」としつこく聞く人がいた。ボクは「正解はないです。どちらでも間違いではないし、正解でもないです」その人はけげんそうな顔をしていた。
 
感覚の差なのだが、Aを選んだ年配の人は、話し方や声のトーンなど表面上の雰囲気で暗いと感じている。一方若い人は、話している内容を聞いて暗いと判断している。
 
ボクは若い人のほうが進化していると感じた

これ以外にもamazon電子出版で「純粋バカ一代」「草食伝」「デビルモンスターの聖戦」があります…よろしかったらどうぞ…