在宅秘書、オンライン秘書は、どんな人が採用される?通年募集の求人は避ける理由。
■【在宅ワーク】通年募集の求人とは?
「あれ?まだ求人出ている。」
「あれ?昨年からずっと同じ求人が出ている。」
なぜ、在宅ワークには1年間ずーっと募集を続ける「通年募集」の求人があるのでしょうか。
リモートママ推察
その1 通年募集しないとある意味回らない業務スタイル
その2 在宅ワーク者がいつ辞めても、即補充できるように最短採用のため
その3 たくさんの応募者から選ぶという優位性
よくよく冷静に考えてみました。
本当に、通年、各部署のポストは空いていると思いますか?
中小企業で社員がいない、または数名のみで、1年中ポストは空いている?
通年、業務が拡大し続け、1年中まんべんなくポストが空き続けていると思いますか?
最初は、通年募集に気が付かないで、「求人案件との出会いは出会った時。すぐ応募」と思って、素直に応募していました。
そして、何社か採用を頂き、業務委託契約を交わし、いざ働いてみると、
「明確なポジションが無い状態」でした。採用は「在宅秘書」です。
先に入社している在宅ワークさんも、後から入社した在宅ワークさんも、「とりあえず」何かの業務に携わる。
なので、「オンライン秘書」「在宅秘書」という言葉で一括りにして募集しているスタイルが多いのかなとも思いました。
■オンライン秘書、在宅秘書は流行りの求人タイトル?
私は、秘書検定を持っていて、オンライン秘書、在宅秘書は、「企業の秘書」のオンライン版だと当初は思って応募しました。
しかし、本当の意味での秘書の募集はしておらず、「回っていない部分を回すためのアシスタント補充」だということが分かりました。
例えば、在宅秘書として私が過去に採用を頂いた、ECサイト会社の業務内容はこちらです。
・受発注処理
・返品や問い合わせの顧客対応
・商品登録
・メルマガやモールイベントごとの設定業務
・課題メールや面接を点数制で採点する人事業務
・カスタマー対応
・SNS対応
・商品リサーチ
「秘書だ」と募集と採用をした社長がおっしゃるなら、「秘書」なのでしょう...
求人にあるオンライン秘書、在宅秘書は、「事務アシスタント」または、「なんらかのアシスタント」のことかなと思っています。
「事務アシスタント ECサイトの受注業務」と分かりやすく募集すれば分かりやすいのになあと、思います。
■求人を1年中募集している会社は業務スタイルが不安定?
リモートママのつぶやき
その1 通年募集と知った瞬間、求人案件や企業へのイメージが下がる
その2 通年募集するネガティブな「本当の理由」はきっと表には出ない
その3 通年募集は、ポジションが確実にない
通年募集は、対応する人事スタッフの人件費の採用コストが通年かかり、落ちる人の恨みをかうリスクもあると思います。
それなのに、なぜ1年中、幅広く無料求人サイトに掲載をして募集をするのでしょう?
ランサーズも、クラウドワークスでも、ECサイトの商品登録や、受発注などルーティン作業を通年募集している人がいますが、
「ルーティン作業なのに、人が安定しない」
のは、なぜでしょうか。
本当は、運営が安定していないのではないか?
定期的に、すーーーっと辞められてしまうからではないか?
自分自身も、「撤収経験(入社して悟ってすぐ退社)」があるため、
1年中募集をかけている会社の印象は、「撤収案件」にしか見えなくなりました。
多くの応募者数と、倍率を見せてくる会社を真に受けない。
■在宅秘書で採用されている人の特徴(リモートママ個人見解)
【未経験者】
・普通の人
・真面目な人
・そこそこスピードのある人
・ビジネスマナーが身についている人
・受け身ではなく、提案もできる人
・積極的で業務意欲のある人
・レスポンスの早い人
・過去の経歴で明確な業務経験がある人
・課題テストに合格した人(通年採用は課題を出す?)
・面接で採点され、合格ラインだった人(通年採用は返答を採点する?)
【経験者】
・他社の仕事も請け負っている即戦力な人
・特殊なキャリアを活かして業務する人
・売上が上がる法則を知っていて実践できる人
■在宅ワークで採用された会社を辞めていく人の理由
在宅ワーク者(リモート)同士は、案外裏で繋がっています。
・試用期間後も時給の話しがでず、聞いても明確な説明もなく、時給が上がらなかった
・在宅ワーク者への引き継ぎやフォロー体制がない
・時給換算されない計測や報告業務が多すぎる
・社長が、夢とか幸せとか、ねずみ講みたいな思想を押し付ける
・生産性を求められるが、指示が生産性と真逆で業務が成り立たない
・時給が上がると言うが、実態がなく、誰も実践していない
・当初の指示より、真逆を後出しで指示される。矛盾と手間に嫌気
・無表情、無機質対応、感情的、一方的、無視等で、意思疎通ができない
・時給のいい他社で採用が決まった
・業務量が安い時給と合わない
・責任の負荷や圧が業務委託の保障、時給の低さと合わない
・キャリアの在宅ワークを雇えば、最短で売上が上がると思っているような言動がおかしい
■私が信頼した現在の在宅ワークの基準
現在、働きやすいな、信頼できるなと感じ、お世話になっている会社は、
こんな会社です。とにかく「人柄」と「仕事の感性」の相性が大事だと感じています。そこさえ合えば、いくらでも一緒に仕事が出来ます。
現在、2社様かけもち、完全在宅です。
・「秘書」という切り口で求人募集をしていない
・「通年募集」もしない
・「今いるスタッフの相性」を大切にパワーバランスを考えて採用している
・「会社の運営スタイルが明確」で、利益体質なことが伝わる
・社長やスタッフ間の「信頼関係」を大切にしている
・「仕事上の感性」が合うから仕事が進む
・「お客様を大切にしている」本心がこちらにも伝わる
・信頼して「希望時給で採用」してくれた
・こちらが言わなくても「経費精算を申し出てくれる」
・「社長が温厚」で会社の雰囲気が良い
・チャットワークの既読スルーをしない
とても働きやすいです。
■おまけ。リモートママは、こんな会社は絶対避ける
夢、幸せ、稼ぐ というセリフを多用する会社。
生理的理由から、上記3つの言葉を多用する会社は、絶対避けます。
叶えるためにどうしますか?と聞かれた時は、震えました。
まだこんな商法流行っているのか?と、驚きの震えです。
冷静に考えて、個人の夢と幸せは会社と共有する必要は無いですし、稼ぐにしても「時給上がるよ」という馬ににんじん方式で釣るなんて、馬鹿げていますよ。
誰が馬だ。誰が走るかーーーと思う人は、こちらの記事もどうぞ