人生のゴールとはどこなのか
今日は人生の話だけど、人生の途中ということで私の話を。
わたしは幼き頃から「結婚」が恋愛のゴールだと信じて生きてきた。
ある意味、恋愛としてはゴールであっているのかもしれない。
けれど実際は私が思い描いていたゴールとは違っていた。
フェーズが変わっただけだったよ。
人生のゴール
恋愛と人生については、なぜか前々から考えてて。
人生は死をもってゴールだと信じて生きてきた。
けれど介護職を長く続けてきて、なんだか違和感を感じるようになってきた。
そもそもゴールとは何だろう、と調べてみると
最終の目標=死?
死に向かって生きていくのか?死に向かうのにこの先何十年も人生を重ねていくのはなぜだろう。
徒競走のゴールとは何か違う気がしてきたぞ。
ゴールまでが遠い
人生はあと何年あるかは誰にもわからないけれど、健康に過ごすことができれば100年を超えることも増えてきた。
ゴールが昔より遠くなっている。ちなみに私のゴールは85の予定だけど、分からないよね。
ゴールが遠くなることで、もはやゴールに向かって走り切ることに意味はなさないのではないかと思う。
ゴールまでの過程をどう楽しく送っていくか、そっちを考える方がラクで楽しい。
私、登山に行ったことあるんだけど。
登る途中のちらっと見える景色とか、休憩中の風とか、きついなぁって言いながら何気ない会話する感じとか、そういうのが楽しくてワクワクしながら進んでて。
登山好きな人には怒られるかもしれないけど、肝心のゴールである山頂にたどり着いたとき、天気が微妙だったことも相まって何も感じなかったの。
早く降りて温泉はいりたいなー、甘いもの食べたいなー…そんなことを考えていた。
私はゴールよりも過程のワクワクを楽しんでた。
人生ももしかしたらこんな感じなのかなってふとリンクした。
人生は登山
ゴールが死、というのは変わらないかもしれない。何合目までいくかもわからない。
だけどその過程をいかに楽しんでゴールに向かっていくか。
そこを大事に生きていきたい。まぁまぁいい人生だったな、ってクスっと最期に笑えないかな。
山頂に登ったら、今度はくだっていく。
そこが死の先だとしたら、人生のゴールは死であり、スタートも死なのかも。
フェーズが変わるだけで。