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【スロバキア編】0円ヨーロッパひとり旅
みなさんこんにちは。フランス滞在中のJoです。12月末の2週間の休暇を利用して、ヨーロッパの国を毎日1カ国ずつ旅行をしています。詳しい背景は準備編をご覧ください。
こんにちは!今回は9カ国目のスロバキア・ブラティスラバです。かなり気をつけていたのですが、若干かぜ気味になってしまいました。ぶっ倒れないようにそこそこの馬力で行きたいと思います。
バスターミナル(Bus Station Mlynské Nivy)
今日は到着が16時半ごろとだいぶ遅かったのですが、外はすでに暗くなっていました。このバスターミナル大萱複合施設と隣接しており、クロアチアと同様に設備がしっかりしている系のバスターミナルでした。ただ野ざらしにベンチだけ置いてあるバスターミナルの方が多いので、これはありがたいです。0円ひとり旅における序列としては、空港隣接のバスターミナル>設備しっかりしている系のバスターミナル>野ざらし系バスターミナル>バスターミナルですらない、と言ったところでしょうか。
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コインロッカーもありました。お金がかかるため私は使いませんでしたが、この旅でははじめて見たコインロッカーでした。バスターミナルを出て、さっそく目的地へ向かいましょう!
ミハエル門(Michalská brána)
大きな幅の道でもなぜか歩行者信号が機能しておらず、若干の走りづらさを感じつつの移動でした。
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この門は中世の城壁の一部として残る唯一の門で、門をくぐると旧市街の中心部へアクセスできます。中世の城壁の一部として残る唯一の門というと、クロアチアの「石の門」を思い出します。
中欧では門を一部だけ残しておく文化でもあるのでしょうか。門の下にはギターで曲を演奏している方がいました。観光地に行くと必ず見る光景です。当然といえば当然ですが、有名な観光地にはほとんど現地の方はいないように思います。実際、京都へ旅行した際も日本人よりも外国人の方が多かった印象があります。そういう意味で、本当にその国の文化を知りたい!ということであれば、名所ではない場所を選んだり、首都ではなく、わざと違う都市に行ってみるのもいいのかもしれません。
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旧市街はこのような様子です。夕方だったのでそれほど人も多くなかったように感じます。
フラヴネー広場(Hlavné námestie)
旧市街をぬけると広場が広がっています。この日はすでにクリスマスは過ぎていましたが、クリスマスマーケットのような催しが開催されていました。
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規模としてはなかなかの大きさだと思います。クリスマスマーケットに行こうと思って、ここのマーケットに足を運んでも、満足することができるような規模感でした。
Čumil(チュミル)
広場から出て少し歩くとマンホールからなにかが飛び出していました。
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非常に意味ありげに見えるのに公式からはなにも説明がなく、なぜマンホールから人々を覗き見しているのか、彼が何者なのかというのはわかりません。ただ、ヘルメットに触れると幸運が訪れるそうなので、私も触ってみました。私の前にヘルメットを触った男性が触る動作と同時にわざとマンホールにゴミを落としているのを見て、結構驚きました。そういう方もいるんですね。ヨーロッパの国は10mおきに1つのペースでゴミ箱があるので、全くポイ捨てをしようという気持ちにはなりません。
レストラン
たまたま空いていそうなレストランを発見したので、迷いつつも入店しました。以前まではGoogleで有名な伝統料理のお店を調べて、予約してからレストランを訪問することが多かったのですが、イタリア編で考え方が変わり、偶然発見したような空いていそうなお店に入るスタイルでやっています。
ホールのお兄さんはとても感じがよく、彼のおすすめの伝統料理と飲み物を選びました。
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まずはじめに「コフォラ」という飲み物が届きました。伝統的なコーラであると聞いていましたが、クセの強いドクターペッパーのような味がしました。少し好き嫌いが分かれそうです。
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これは「フルマンスキー・レゼン(Furmansky rezen)」という食べ物のようです。この単語単体だと豚肉の薄切りの揚げたものを指すようですが、このお店ではお肉の下に主食としてニョッキが盛り付けられていました。味を言葉で表現するのは難しいですが、写真通りの味がします。特にクセも強くないので、誰にでも食べやすい料理だと思います。
ブラティスラバ城(Bratislavský hrad)
このお城は丘の上にあるので、階段を登って目指します。ケーブルカーはありませんが、回り道をすれば階段を登ることなく、お城にアクセスすることが可能です。
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野球場のような強い光でライトアップされているので、夜でも非常に明るいです。煙突がいい味出していますね。
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お城の近くの市民公園(Városliget)では、きれいな夜景を見ることができます。19時ごろに行きましたが、人はまばらで全く気になりません。年の瀬にひとりで異国の夜景を眺めるというのは、Sentimentalismeに影響しそうです。
青の教会(Modrý kostolík)
小腹が空いたので、ヨーロッパでお馴染みのスーパーであるリドルで0.3€のパンを3つ買いました。買い方がよくわかりませんでしたが、売り場を徘徊しているときに見かけた日本人の方に質問をしてなんとか買えました。結構若いカップルの方でしたが、ブラティスラバに旅行というのもなかなかレアな気がします。パンをかじりつつ、次の目的地に到着しました。
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こちらは青の教会です。外壁が青いのでそう呼ばれています。残念ながら写真で外壁の青さを確認するのは難しいのですが、透き通るような水色のきれいな外壁でした。
まとめ
バスターミナルで水を買って飲んでみたら、炭酸水で驚きました。そういえば友人のSくん(スロバキアでの研修経験あり)が、「バキアの人は炭酸水しか飲まねえ」と言っていたことを思い出しました。私は炭酸水がとても好きなのでむしろ大歓迎です。今回は主に夕方から夜にかけての行動でしたが、寒いことを除いては、人もそれほど多くなく、夜景はきれいだったので、意外といいかもと思いました。
次回はチェコ編です。お楽しみに!uvidíme sa!