第8話 Python×財務分析③|業種別ツリーマップ作成
ゼミメンバー限定の財務分析レポート第8話です。過去のレポート一覧はこちら。
エクセルではなくPythonで財務分析に挑戦するシリーズ第3段!初心者用のわかりやすい解説も準備しています。Pythonやその他のプログラミング言語に触れたことのない方もどうか安心して読み進めてください。
※以下は第6話と第7話の内容を前提に進めます。過去話と完全に重複する箇所は割愛することもありますので未読の方はぜひこちらを先に▼
・第6話 Python×財務分析①|Google Colaboratory入門
・第7話 Python×財務分析②|業種別企業ランキング作成
さて、今回の内容は以下の通りです。
ツリーマップとは、対象指標の数値を面積で反映し、それらをタイル状に降順で敷き詰めたマップです。例えば以下の画像の通り「時価総額」を対象とするなら「どの業種の時価総額が大きいのか?」または「同業種の中での時価総額ランキングはどうなっているのか?」がひと目でわかります。
具体的なアウトプットイメージはこちら▼
また、「売上高」のツリーマップを作れば(上場企業限定ではありますが)市場規模・シェアがわかります。営業CFのツリーマップを見れば「どの企業がよりキャッシュを稼いでいるのか」も分かりますね。ゼミのデータセットに格納された単位が「円」の項目から自由に選択してマップを作成可能です。
今回共有するPythonコードがあれば、リサーチ業務がかなり効率化されるでしょう。各業界の特徴把握や競合比較の一歩目として活用するのがおすすめです。
■このレポートでわかること
・GoogleColabでツリーマップを作成する方法
・作成したツリーマップをhtmlで保存&Chromeで閲覧する方法
■分析材料
・最新財務データセット
・ザイマニ作のPythonコード
※ザイマニ作のPythonコードについて。こちらは2023年2月末までにゼミに加入したメンバーは以下の本文中リンクから無料DL可能。2023年3月以降はPythonコードのみ別途有料販売となります。購入ページはこちら。
今回も4,000文字強+スクリーンショット画像など数十点です。読み応えは十分かと。それではよろしくお願いします!
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