見出し画像

1通貨ペアあたり1~2分!トレード通貨ペアの選定時間

みなさん、こんにちは!

今日は、FXトレードでの「通貨ペア選びに要する時間」について、お伝えしたいと思います。
皆さんは、通貨ペアを選ぶ際にどれくらいの時間をかけていますか?

以前の私は、「時間をかければかけるほど、良い分析ができるはずだ」と信じて、多くの時間を費やしていましたが、今ではその考えを改め、短時間で通貨ペアを選択しています。

今回は、その変化の背景なども交えてお伝えしたいと思います。
ぜひ、最後までお読みいただければと思います。


あるプロトレーダーの通貨ペア選びの秘訣

私は、FXの挫折から再挑戦するにあたり、実際に成果を上げているプロトレーダーの手法に興味を持ち、有料の教材を購入しました。

そこで学んだことで印象的だったのは、そのトレーダーが通貨ペアを選ぶ際にどれほど慎重に時間を使い、戦略を練っているかということでした。

彼は、週末に1週間のトレードを振り返り、約半日をかけて翌週にトレードする通貨ペアを選定し、一度選んだ通貨ペア以外には手を出さないという徹底したスタイルで、これが彼の成功の秘訣だと強調していました。

私はその徹底したアプローチに驚かされ、「やはり成功にはこれだけの準備が必要なんだ」と思い、同じように週末に数時間をかけて翌週のシナリオを作成するようになりました。

しかし、いざ月曜日にチャートを確認すると、週末に数時間かけて選択した通貨ペアがシナリオ通りに動いたという実感がそれほど得られることはありませんでした。

しかし、この経験が、後に新たな視点をもたらしてくれることになります。


通貨ペア選びに要する時間を大幅に短縮

私が立てたシナリオが上手く機能しなかった理由の一つは、あれこれ考え過ぎて相場分析を難しくしていたことでした。

しかし、この経験によって、通貨ペア選びの本質に気づくことになります。それは、時間をかけることが必ずしも有効ではないということでした。

この気づきは、トレードで勝つために必要な知識とスキルを絞り込んだ結果、見えてきたものでした。つまり、相場分析は、限られた知識でも十分に見極められるということです。

多くの人は、勝てない状況が続くと、新しい知識を取り入れてチャートをより詳しく分析しようとします。しかし、FXにおいては、知識が増えると、それを駆使しようとして分析に時間がかかり、結果として堂々巡りに陥りがちです。

一方で、知識を絞ると、その限られた知識だけで分析を行うため、時間は自然に短縮されます。

では、分析の精度はどうかというと、必要な知識だけに絞った方がシナリオ通りに動くことが多くなったのです。

その結果、私が通貨ペアを選ぶ際にかける相場分析の時間は次第に短くなり、今では1通貨ペアの相場分析に1~2分程度しかかかりません。

イメージとしては、チャートを開いて、「どの通貨ペアがチャンスかな?」とパッと見て、大まかに捉え、選んだ通貨ペアを更に絞っていくという感じです。

見た瞬間、波形が分かりにくいものは即対象外にするため、今では10通貨ペアをチェックするのに10分かからなくなりました。


短時間で見ているポイント

短時間で効率的に通貨ペアを選ぶために、私は以下の3つのポイントに注目しています。

- トレンドの把握
   
長期、中期、短期の時間足を見て、全体のトレンドを確認

節目の特定
  
売り買いが集中する「節目」(意識されている価格帯)を把握

トレンド転換
 
トレンドが変わる可能性のあるポイントを把握

以前は、チャートを印刷して波形やラインを引くのに時間をかけていましたが、今ではそれをしなくても、視覚的に把握できるようになりました。

また、一度確認した通貨ペアのチャートには、エントリーポイントになりそうな位置にマークを付けています。これにより、その位置からレートが離れている場合は、チャートに張り付いている必要がなくなり、分析にかかる時間が大幅に短縮され、トレード以外のことに時間を活用できています。

なお、初心者トレーダーの方は、いきなり複数通貨ペアの分析を行うと混乱すると思いますので、慣れるまでは1通貨ペアに絞ることをおすすめします。増やしたとしても3通貨ペアまでが良いでしょう。


まとめ

通貨ペア選びに多くの時間をかけている方は、一度その方法を見直してみることをおすすめします。

例えば、トレードすべきチャートパターンを明確にしておけば、瞬時に取引対象かどうかを判断することができるようになると思います。
また、経験を積むことで、このプロセスはさらにスムーズになるでしょう。

FXは手段であり、目的ではありません。チャート分析に時間をかけすぎるよりも、効率的に選んで、他のことに時間を使う方が賢明です。

この記事が少しでも皆さんのお役に立てたなら嬉しいです!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

いいなと思ったら応援しよう!