最終日はリベンジで滝まで歩く〜ハルツ山地〜
今日の予報は午後から雨。雨具の用意をしつつ、車で目指すはドライ・アネン・ホーヘン(Drei Annen Hohen)。そう、先日ベネッケンシュタインからハルツ狭軌鉄道で40分ほどかけて到着した駅である。
この日は帰りの汽車の時刻があったので、ケーニヒスヒュッテの滝(Königshütte Wasserfall)までは到達できず、途中でひき返したところだ。
相方はこの滝が気になっていたようで、「今日は是非滝まで歩きたい」と言った。もう歩きたくない子供たちは少し不機嫌になったものの、途中から雨足が強まり、傘をさしながらのハイキングになっても文句を言わずに最後まで着いてきた。文句を言ったところで、いったん歩き出せば、終わりまで歩かないと帰れないことを知っているからだろう。
前回は、片道4,5キロの道の3分の2くらいまでは歩いていたようだ。最後まで歩いていれば、汽車の時間にギリギリ間に合うか間に合わないかという微妙な距離である。
平日だった今日は林業の車が丸太を積み込む作業をしていた。
出発前に娘と「写真ではよく見えるけど、実際はこーんなに小さな滝だったりして」と冗談を言っていたが、実際の滝が本当に小さくてびっくりしたことも補足しておこう。
目的地にたどり着いたら、雨足がかなり強まったので屋根の付いている休憩所でサンドウィッチやバナナを食べながら休憩できたのは本当に助かった。来た道を戻るのは、知らない道を進むよりもなぜか容易いのだ。
9キロの道のりを往復3時間で歩き、無事にリベンジは終了した。ドライ・アネン・ホーへの駅で到着したばかりの汽車を見ることができた。
今回の滞在中は、雨の日も多かったハルツ山地。それでも思った以上に山歩きもできたし、屋内プールや鍾乳洞などにも足を運べたので十分に満喫できたように思う。
また近いうちに再訪したい場所が増えた。人里離れたツォルゲ滞在もなかなかいいものです。
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