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ポーランド最古の動物園

ヴロツワフ2日目。今日も朝から曇天でかなり肌寒い。美術館に行きたいところだが、子連れ旅行だとまず候補に挙がるのが動物園だ。

降水確率も高めだったので、動物園内に併設されている水族館に行ってみることにした。

車中から気になる文化施設Browar Mieszczańskiを見つけるが、車で横を通り過ぎるだけ。トホホ。子連れの旅行はこれだから困る。

グリューネヴァルトという素敵な橋を渡って少し走ったところに動物園があった。天気もおもわしくなく、平日だったせいかここもかなり閑散としている。ヴロツワフ、どこに行っても空いているのが本当に不思議。

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動物園という施設がしっかりしている街は文化水準が高い、という変な持論があるのだが、ヴロツワフの動物園はかなりレベルが高かった。

プレスリリースを見てみると、どうやらポーランドで一番歴史があり、かつ有名な動物園だということだった。1865年の7月に開園し、150年以上の歴史を持つ。

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正面入口をまっすぐ進むと、まず大きな黒い建物が目に入ってきた。2012年に工事が始まり2年半かけて新設された海洋館およびアフリカ館と呼ばれている建物だ。水族館と動植物が入れ混じっており、とても工夫された見応えのある展示内容である。

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水族館の構造は水槽がアーチ状になっていたり、大きな水槽を下に降りながら見せているところが少し大阪にある海遊館を想起させる。

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併設されている船の形をしたレストランもこれまたほとんど人がいなかったが、大きな窓からペンギンやアシカなどが見えるようになっていて開放感がある。

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きゅうりのピクルススープを食べる。ポーランドに来たらスープは必ず食べるようにしている。ご飯は素朴なメニューだがどれも美味しい。

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2時間くらい主に建物内の動物を見て外に出ると、雨が降り始めていた。今日はこれから明日にかけて雨足がかなり強まるようだ。

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ブロツワフの動物園も1度に全部見て回るのは大変なので、まずこのメインの建物を目指すといいと思う。天気の良い日であればここを見た後にブラブラと散歩がてら園内を歩くのも気持ちがいいはずだ。

明日も雨だから、今度こそ美術館に行けるかな?帰りにまた市場で美味しいクッキーを買って帰りたいなぁ。

ZOO Wrocław
Afrykarium
(oceanarium w ZOO Wrocław)
Wróblewskiego 1-5, 51-618 Wrocław





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