漫才台本『足立さん』


あいさつ!
昨日から東京NSC29期生になりました!
安斉太啓(あんざいもとひろ)です。
本日は漫才台本。
相方が見つかるまで続けていきます。
読んでくれたら嬉しいです。
よろしくお願いします!

B:ボケ(安斉)
T:ツッコミ


T「どうも〜お願いします。」

B「お願いします。
  こないだの話なんですけど、
  僕、あだちさんとあだちさんと、
  3人で遊びに行ったんですよ。

T「うん?」

B「で、
  あだちさんがお腹すいたっていうから、
  お昼ご飯にしますか?って言ったら、
  あだちさんは、
  さっきご飯食べましたっていうんだよ、
  だからあだちさんは抜いて、
  あだちさんと2人でラーメン食べようって
  なってさ。」

T「ややこしい!
  お前、ややこしいよ。」

B「なにが?」

T「どういうこと?
  あだちさんが2人いるってこと?」

B「そう。あだちさんとあだちさんな。」

T「ややこしいから、
  なんか見分け方とかないの?」

B「見分け方か。あ、漢字が違うね。」

T「漢字?」

B「足立区の足立のあだちさんと、
  安心の安の方のあだちさん。』

T「苗字の漢字が、
 足立区の方のあだちさんと、
 安心の安の方のあだちさんがいるのね。」

B「そうそう。」

T「じゃあそれで話して。」

B「俺この前、足立区の方のあだちさんと、
  安心の安の方のあだちさんと、
  3人で遊んだんだよ。
  そしたら足立区の方のあだちさんが、
  お腹すいたっていうから、
  お昼ご飯にしますか?って言ったら、
  安心の安の方のあだちさんが、
  さっきご飯は食べましたっていうんだよ。
  だから、
  安心の安の方のあだちさんを抜いて、
  足立区の方のあだちさんと2人で
  ラーメン食べようってなってさ。」 

T「(身振り手振りで追いつく。)
  いける。理解できるぞ!」

B「スピードアッ〜プ」

T「ええ!」

B「でも、安心の安の方のあだちさんが、
 足立区のあだちさんと安斉くんと2人じゃ、
  安心できないっていうんだよ。
  安心の安の方のあだちさんがいうには、
  安心の安の方のあだちさんが
  安心するには、足立区の方のあだちさんと 
  安心の安の方の安斉くんが、
  足立区のラーメン屋には行かずに、
  あたしたちあだちたちのあだ名付きの
 友達の仇討ちにダブルダッチをしようって」

※B(安斉)早口でしゃべる。

T「ちょ、もう、無理!! 
  あたしたちあだちたちとかもうムリ。
  意味わかんない。
  途中まで行けてたのに。
  名前のせいで内容がわかんねえよ。」

B「まあ最初は難しいか。」

T「あとお前、安心の安の方の安斉って、
  同じ苗字のやつ出てきてないのに、
  それやるなよ。」

B「それがいるんだよ。友達にさ。
  東西南北の西の安西がさ。」

T「どっちにしろ安心の安の方の
  あんざいだろ。」

B「あ、そっか。」

T「もうAとBにして!
  最初のあだちさんをA、
  2番目のあだちさんをBにして!」

B「オッケー。
  俺この前さ、AとBと3人で遊びに..」

T「結論だけ話して!
  もうラーメン食べたいとか
  食べたくないとかいいから。」

B「まあ結論だけいうと、
  AとBが俺とお墓の前で縄跳びをして、
  そのおかげでミサンガを腕全部に
  びっしりつけても良くなったから、
すかいらーくの株価が少し上がったんだよ。」

T「内容も意味わかんねえのかよ!
  もういいよ。
  どうもありがとうございました。」  

〜おわり〜

あとがき
もっと色々できたはずですよね。
ややこしくするだけじゃなくて、
スッキリ行くところもあったりとか、
途中でツッコミが何かに気づくとか。
発想は悪くないので、
そこらへんの展開はもうちょっと
考えていきたいところです。

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