移住・転職について社員インタビュー
こんにちは、沖縄県の浦添市にある座波建設の広報担当です。
今回はIターン転職についてのインタビューです。出身地とは異なる都道府県への移住を「Iターン」と言いますが、Iターン転職を検討している方の参考になればと思い、2人の社員に移住・転職のキッカケや苦労話などを聞かせてもらいました。
Q.どちらの県からの移住ですか?
木村:僕は大阪ですね。
高橋:私は出身は三重ですが、愛知に15年くらい住んでいて、愛知から沖縄に来ました。
Q.移住を決断したきっかけについて教えてください
木村:妻が沖縄出身だったというのがキッカケです。結婚して数年は大阪で生活していましたが、家族のことを考えそろそろ沖縄に行こうかみたいな感じです。
ーー 沖縄に移住したのはいつですか。
木村:今年(2024年)の5月ですね。
高橋:めっちゃ最近ですね!
木村:そう、来たばっかりですよ。(笑)
ーー 高橋さんはどうですか。
高橋:私は、そんなにちゃんとした理由がないのですが。友達と沖縄旅行を計画をしていて、その時に沖縄の古民家がどんなものかと物件サイトを見ていたら、すごくいい古民家が安く出ていたんです。
友達が「ここめっちゃいいよね」と言ったので、内見の予約を入れました。でも、内見するなら移住しなければならないと思い、就職先を探しました。(笑)
ーー すごく大胆な決断ですね!
高橋:もともと暖かいところに行きたいなとは思っていたので、もうこのタイミングしかないと思って仕事を探そうと思い、面接の調整をしました。
ーー 面接の件は旅行した後の話ですか?旅行する前に面接を予定していた感じ?
高橋:旅行する前のことですね。旅行に行く前には面接日が決まっていました。(笑)
ーー 高橋さんは暖かいところを探していたんですよね。移住先は沖縄じゃなくてもよかったのですか?
高橋:当時こだわりはなかったけど、日本でいちばん暖かいってなると沖縄かなと思っていました。参考にならないかも。使えますかこの内容。(笑)
ーー キャラが出て面白いので記載しますよ。(笑)
Q.会社選びは、どんな媒体を使うのですか?
木村:僕はハローワークを使いました。
ーー ハローワークは現地ですか?ウェブでもハローワーク求人が見れたりしますが。
木村:現地に行ってました。
ーー 建設系の求人だと施工管理だけでも100件以上あると思うんですけど、どうやって選ぶのですか?担当者がいくつか紹介してくれるとか?
木村:自分で選びましたよ。
ーー 高橋さんは、媒体や選ぶ基準はどんな感じですか?
高橋:インディードで見ました。
ーー インディードで検索する時、どんなキーワードで検索していたの?
高橋:元々、積算(せきさん)をやっていたので、「土木 積算」とかで調べていました。もう引越しはしたくなかったので、その必要がない会社で考えていました。
ーー なるほど。転勤がないという意味ですね。
高橋:そう。せっかく沖縄に行くのに転勤で県外勤務とかは避けたかったので。最初は積算で官公庁の求人を探していたんですけど、それだと沖縄に拠点があるところがなくて。それなら施工者側の積算を探そうかなって感じで調べていきました。それでも積算を募集している建設会社はほとんどなかった。
ーー 当社の求人を見つけ、すぐに応募したという感じですかね。
高橋:そうです。
ーー 木村さんはどのように会社を選んでいたのですか?
木村:僕は何社かホームページを見て選んでいきました。会社や人の雰囲気が和気あいあいしていると書かれていたので、職場環境も良さそうだと思い応募しました。
ーー 同様の意見は転職してきた他の社員からも聞きますね。
あ、実際にギャップとかありました?
木村:ギャップはないですね、いい環境だと思いますよ。
高橋:社内の雰囲気めちゃめちゃ良いですよね。全然ギスギスしていない関係だし。いい意味でほっといてくれる感じとか。
ーー なんか言わせたみたいなコメントになってませんか。(笑)
でも、他の社員からも似たようなことは聞きます。他社がどんな感じなのかは分からないけど、縛られ過ぎていないというあたりが皆さん働き安さを感じていそうですよね。
Q.転職活動に使った期間ってどれくらいですか?
高橋:1週間くらいでした。
ーー 即断即決みたいな感じですもんね。既に転職は考えていたのですか。
高橋:それまでは別に転職しようと思っていたわけではなかったんですけど、転職する企業があまりないというのもありますが、キッカケがあまりなかったですね。当時の会社にずっといるとは考えていなかったけど、今すぐ出なきゃという感じでもなかったです。
ーー 沖縄旅行の計画が良いキッカケになった感じですかね。
高橋:そうですね。転職の計画はなかったけど、閉塞感は感じていたし、名古屋はあまり好きじゃなかったですね。かといって三重県に帰っても職の選択肢も少ないし。あと、その年に一級に合格したのも大きかったかな。一級の資格を持っているから、もうどこでも行けるし、沖縄で働こうって決めました。
ーー なるほど。やっぱり業界的に資格を持っているのは強みですよね。土木施工管理の資格でしたっけ?積算という資格はないですもんね。
高橋:はい。一級土木施工管理ですね。
ーー 木村さんは5月に沖縄に来て、入社が7月ですが。だいたい2カ月ぐらいは転職活動をしたのですか。
木村:そうですね。 5月に来ていろいろ沖縄での準備を整えて、6月ぐらいから1カ月ほどですね。とりあえずハローワークで。
高橋:ハローワークだと就職祝い金みたいなのがもらえますよね。
木村:あ、それはもらえなかったんです。
高橋:え、なんで?就職が早すぎたからですか?
木村:そうなんですよ。
高橋:あ、そうなんだ、早すぎてももらえないんですね。
木村:1週間くらい就職がズレていればもらえたっぽいんですけど。 全然教えてくれなくって。(笑)
高橋:え、本当に!教えてくれてもいいのにね。
ーー ハローワークの場合だと、再就職手当の要件を調べておくと良さそうですね。
Q.転職を決断する前に、不安だったことはありますか?
木村:どうだろう、特に不安とかはなかったですね。
高橋:不安。ないです!(笑)
木村:僕はあまり環境の変化とか気にならないです。嫁の親も沖縄にいるので、何かあっても大丈夫かなと考えていました。
ーー お2人とも思い切りのいいタイプに感じるのでそこまでなさそうですが、何かないですか(笑)
高橋:会社を辞められるかどうかや、有給が取れるかどうかはめちゃくちゃ不安だったかも。こちらに来ることに関しては、あまり不安はなかったですが。
ーー なるほど、在籍している会社でのことですね。確かに、応募者の面接を行っても、今の仕事を終わらせてからという話は良く出ますね。特に建設業は工事を抱えている性質上そこは気になるかもしれませんね。有給については面接に対応するための環境が作れるかって意味ですかね。
高橋:そうそう。
ーー 施工管理ってどこでも同じ仕事なのかな?そのズレがないかとか不安はないのかな? 実際、大阪でも沖縄でも施工管理ってやり方とか現場での関わり方とか変わらないのですか?
木村:そんなに変わらないと思います。基本的な仕事のやり方は今のところ同じですかね。
Q.生活面ではどうですか?感じたギャップとかでもいいですよ
高橋:サイゼリヤが欲しい(笑)、あとコメダとかサイズ感が違う~。沖縄は小さいです(商品の大きさ)。愛知だと1.5倍くらいありますよ。
全員:しらなかった(笑)、確かにサイゼリヤはないですよね。
ーー 木村さんはどうですか?
木村:こっちに来てからたこ焼きは食べてないですね。
ーー あったらやっぱり食べます。
木村:どうなんですかね。でも、あんまりお好み焼き屋さんとかもないですよね。
高橋:粉ものがあんまりないですよね。
木村:うん。あ、でも家の近くにはあったんですよ。徒歩5分くらいのとこに。大阪の人がやってるっぽいけど、なんか普通でしたね。
全員:(爆笑) 沖縄だからとか関係なく、やってる人の腕によるんですかね。
高橋:他にも言葉とかめっちゃ違う。方言とか。
木村:あーめっちゃわかる。方言がポロっと出たときは、もう会話の流れから何となく推測していくしかない。(笑)
全員:あ~、はい。はい。あははー
ーー 多少のギャップはあれど、食も文化も不安というほどではなさそうですね。
Q.移住で大変だったことは?
高橋:引っ越しは大変でしたよ。
ーー 荷物はどうするんですか?
高橋:家具や家電など、全部向こうで処分しました。こっちに送った荷物は段ボール4つくらいでした。不動産探しがけっこう大変。
ーー 木村さんはどうでした?
木村:僕の場合は、先に妻と子供だけ沖縄に行ってもらい、実家暮らしの間に物件を探してもらいました。
ーー 何回くらい沖縄に行く必要があるの?
高橋:3回くらいは行ったはず。
ーー 不動産を契約する際とか?
高橋:そうです。契約以前に、部屋を現地内覧しないとそもそも契約できない不動産が多いです。あと、沖縄に住んでいる人が連帯保証人にならないと貸せないって言われたりします。
ーー それは移住者からしたら絶対困りますよね。
高橋:そう!めっちゃ困る!
ーー どうやって借りたのですか?
高橋:だからもう大東建託にしました。そのような制約がなく貸してくれるので。移住者の友達も大東建託を利用してますね。あと実際、お隣に住んでいた方も移住者の方でした。
ーー なるほどね~。移住を検討する方にとって参考になると思うので、大東建託さんのお部屋さがしサイトも掲載しておきます。
Q.引越し費用はどれくらいかかるの?
高橋:人それぞれだと思うけど、もういらないものは捨てて、必要なものだけ送るんだったら、15万~20万とかかな。
木村:不動産の費用を含めないとかなら20万くらいですかね。
高橋:家具・家電を一式買ったので、居住地を整えるために70~100万くらいかかりましたね。全部が引っ越し関係というわけではないけど、なんだかんだ貯金100万くらい減りました。渡航費とか車の用意もありますし。
木村:新居の費用も含めると僕も60万くらいは行きますね。
ーー 引っ越し準備金やお祝い金などを用意している求人も目にしますし、確かにその方が転職してもらいやすいですよね。
高橋:それはもう絶対にそうです。
ーー 他に、これは大変だった!ということはありますか?
高橋:ちょうど台風シーズンに引越ししたので荷物は大丈夫だったけど、車が届くのが数日遅れました。
ーー 沖縄は車社会だから、それは困りますね。台風シーズンは外した方がいいかもしれないですね。
高橋:外せるなら外した方がいいと思います。徒歩での出勤は大変だし。暑いし。(笑)
ーー 役所の手続き関係とかは?
木村:まぁ、移住してからでもできるので手続きなどはそこまで大変とかはなかったですね。
Q.移住(転職)して良かったと思うことはありますか?
木村:まぁ大阪もそうやけど、こっちも人との関りとかコミュニケーションとりやすいというか、人に対する距離感が似てる感じが良かったですね。
高橋:冬もあったかい!一年中海に入れること!それに尽きますね。冬服も買わなくていいし、一年中半袖、短パンです。(笑)
Q.求職者の目線で、こんなサポートがあると嬉しいというものがあれば
高橋:移住資金サポート!
木村:ありがたいですね。今からもらえますかね。(笑)
高橋:めっちゃ欲しい!さかのぼっての家賃補助!(笑)
ーー 提案はしておきます(笑)、でもさっきの60~100万かかるならサポートがないと厳しいよなって思いましたね。
高橋:あとは交通の特徴やアクセスについての情報とか。どのエリアに住むといいなど、渋滞情報が分かると住む場所を考えやすいと思う。
あっ!面接がウェブでできたのは良かった!行く必要があると大変だし。めっちゃありがたかった。
ーー 木村さん何かありますか?
木村:一緒ですかね。あと、あれですかね。移住の準備で沖縄に行くときにムーンビーチでしたっけ(会社の保養所)、あそこに泊まれると宿泊面でも助かるかもですね。
ーー 利用するかは別として、選択肢として用意してあげることはできるかもしれないですね。
高橋:あと、会社のトラック(車両)が使えるとか。家具などの購入や移動などで使用できるとか。もしくは入居するまでのあいだ、大型家具を会社で預かってくれるとか。
ーー 確かに移住してきた新卒社員も、入居日と大型家具の配送日を合わせるのが大変だったみたい。配送だとどうしても日にちが読めない部分もあるだろうし、移住する前に整える場合は大変だよね。
とても参考になりました。新居の確保から生活環境を整えるまでの情報、労力、費用面のサポートが充実している企業は求職者からも選ばれやすいかもしれませんね。
最後に、移住(転職)を検討する方にメッセージをいただけますか
高橋:迷っているなら、ぜったい来た方がいいです!
木村:むずかしいな、なんだろう。後悔しないので一歩を踏み出して。って思います。
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