見出し画像

セラピストの信頼感・安心感は〇〇の数で決まる⁉

こんにちは!
サロン事業部の定道です。

皆さんは、人と話していて、
なぜかこの人信頼できるな、
自分のためを思って話してくれているなど
自然と安心感や信頼感を感じることはありませんか?

今回は美容室での出来事から感じたその信頼感・安心感の作り方についてお伝えしたいと思います。

私がセラピストを始めて半年くらいが経ったときのことです。
ご指名いただくお客様は増えてきて、施術や身体の説明も少しずつ板についてきた感覚がありました。
ただ、私が担当しているお客様の反応は、私の話を真剣に聞いてくださっている印象の一方で、
先輩セラピストのお客様は、もちろん真剣な場面もありますが、
「今日もここに来られてよかった」とか「〇〇先生と話すといつも心が軽くなります」など
いつも満足した表情を浮かべて帰られる方がほとんどで、
自分も同じような思いを感じてもらうにはどうすればいいのかと、日々模索していました。

あるとき、元美容師の女性スタッフから
「ちゃんとした美容室で切ってもらった方が似合うと思うよ」と勧めら、
普段は1000円カットで髪を切っているのですが、大学生ぶりに美容室に行きました。

少し緊張しながらも店に入り誘導されるがまま、席まで着き、
普段通り理想の髪型を伝えて、いくつか質問を受けて、カットが始まります。

終わったあと、自然とまたこの人に切ってもらいたいなと思ったのですが、
素人の私には1000円カットと美容室でのカットの違いが手数の多さくらいしかわかりませんでした。

後から気になってどんな会話をしていたかを振り返ってみると、
質問(=仮説)の数が多いことに気づきました。

さらにその質問を思い出して二つに分類分けをしてみました。
・信頼感を感じさせる話し方(=こっちが伝えた髪型を否定せず、プラスアルファの提案をしてくれる。)
・安心感を与える話し方(どこまでもわかってくれそうな感じ、イメージの共有が早く、答え持ってそう)

もしかしてこれはセラピストと同じなのではないと思い、質問の中身を変えて、担当しているお客様に試してみました。

すると、これまで寡黙な方だと思い込んでいたお客様が、
「昨日はディズニーランドに行ってきたー」などご自身のプライベートの話をし始めたり、
急に職場の愚痴をこぼし、帰りしなに「また明日から頑張れそうです」っとスッキリした表情で声をかけてくださるようになりました。
また、年に一度のZACファン感謝祭にお誘いした時も、ぜひとも参加したいです!と言ってくださる方も増えていきました。

このような反応を受けて、自分がこういう人だと思い込んでいただけで、
たくさんの仮説を持って質問を繰り返していくという自分の挑み方次第で、
信頼感や安心感がつくられていくのだということに気付かされました。

今後も、担当しているお客様一人一人を身体の改善を超えて、
その人の生活に至るまでたくさんの仮説を持って質問することで、
お客様に安心して身体を預けられる憩いの場所を作り続けていきたいと思います。

サロン事業部
定道 勇斗

いいなと思ったら応援しよう!