~手から伝わる想い~
こんにちは。
サロン事業部 牛山です。
みなさんはハンドリフレクソロジーと聞いてどんなイメージ持っていますか??
手のマッサージじゃないの?と思った方が多いと思います。
私がハンドリフレを学び始めたきっかけの一つが祖父の認知症だったのですが
先日家族の集まりでふと嬉しいことが聞けたので勝手に昔話と報告させてください(笑)
実は子供のころ、すごい恥ずかしがりやで祖父母や両親と手をつないで近所の公園に向かう時や
スーパーに行ってるところを同年代の子供に見られるのが嫌だった記憶があるんですね。
嫌いじゃないけどなんか嫌だなぁと感じていた気がしますしその感情は読み取られていた気がします。
それでも祖父と行く公園は蝉取りが楽しかったり
昔ながらのカフェで飲むクリームソーダが好きでしょっちゅう付いて行ってました。
祖父母は遊びに行くと必ず帰り際に握手して挨拶し、見えなくなるまで玄関から手を振り続けてくれるような
慈愛に満ちた人達で、これは最後の日まで続きましたが、今思うと本当に幸せだったなと思います。
ある日祖父が倒れ、祖母と母の疲労が増えてきたにも関わらず、私は反抗期真っ只中で
なんとなく大丈夫だろと思い込み、毎日母の報告を聞くたびに現実逃避していました。
いよいよ「認識できなくなってきたから会ってあげて」と言われ、久しぶりに会いに行くと
早く会いに行かなかったことをかなり後悔しました。
実はこのタイミングで、”認知症の方とその家族へ”の見出しを広告で見て
ハンドと出会い、学ぶことを決意。
私が学んだ技術で祖父へしてあげると、「もう帰るのか?」と勘違いしてましたが
コミュニケーションが増えてきたなと実感できて、
「本当に効果あるんだ…!」
と感動しました。
祖父母と両親にハンドリフレをしていましたが反抗期は無論、大きくなってから
ふれあう機会がなかったので話すきっかけ作りにはちょうど良かったです。
祖父母の2人から直接ハンドの感想を聞くことは叶いませんでしたが法要で集まった時に、
私から「手を握ってくれるのが小さい頃が懐かしくて嬉しいんだ」
と母には伝えていたらしく、なんで直接伝えてくれないんだ!と思いましたが(^^;)
祖父母も思春期の複雑な年頃を慮ってくれたのだろうなと今は感じます。
ハンドリフレはマッサージの効果だけではなく、幸せを与え合える技術なんだと
経験を通じて実感しています。
皆さんにも大切な人がいると思います。感謝の気持ちを伝える手段を学びにいらっしゃいませんか(^^)/