奇跡は作れる?!3つのポイント
こんにちは。
管理部の佐々木です。
”この状況は奇跡でも起こらない限り変えるのは無理だよ・・・”このように思ったことはありませんか?
個人的には奇跡は偶然が重なって生じる事のような感覚がありました。
ですが最近、”もしかしたら奇跡って挑み方次第で作れるものもあるのかも”と思わされることがありました。
それはとあるテレビ番組を観ていた時のことです。机上の空論が成立するか否かを検証する、という趣旨の番組で
特に好きなのが、芸人がプロの料理人とテーマ食材を使ってアイデア料理対決をしたら勝てるのか?という空論を検証するというシリーズ企画です。
概要だけを聞くと、料理に関しては素人の芸人がプロに勝てるはずがないことは内容を観なくとも想像に難くないですよね。
実際、私が知る限り焼きそばやたこ焼きアレンジ対決などこれまで芸人チームは6連敗・・・
やはり日々しのぎを削っているプロに勝とうだなんて”机上の空論”なのかも・・・と思っていたのですが、
先日7度目の挑戦にして料理素人の芸人がプロの料理人に勝利したのです!!!
「おー!奇跡!!」と画面越しに思わず拍手をしてしまったのですが笑
これを奇跡の一言で片づけてしまうのは、戦った方々に失礼な気もしますし
経験が少ない、技術もないなど明らかに分が悪い状況で勝利をもぎ取ったプロセスは
なにかのヒントになりそうと思い、自分なりに考えてみることにしました!
ポイントを3つ挙げてみました。
①作戦名を決める
∟「今回の作戦は●●作戦や~!!」と毎回宣言していました。
相方と二人三脚で進める際に、士気を高めるのと戦略の合意を取っていたのかもしれません。
②仮説の方向付けをする
∟たぶんこれだったら食べられるだろう、というものを試作してみて、成果物の方向性を確かめる。
そしてどうやって検証していくか段取りを決めていました。
①で決めたことをより絞っていくようなイメージですね。
③失敗を次の検証のための情報として使う
∟試作をする前提というのもあったのかもしれませんが、出来上がりがイマイチであっても”美味しくないものがどう美味しくないのか?”を確認していたのが印象的でした。逆にブラッシュアップできたものに対しても同様の確認をしていました。
得られた結果に関係なく”どうするとどうなる”という情報を集積していき、精度を高めていっているのだと思います。
上記を考えてみて、変化していくプロセスや得られた結果をとても大雑把に扱っていたかも・・・と気づかされました。
ゆえに行動のグラデーションを作りにくく、やる/やらないの2択で制限してしまっていたのかもしれません。
自ら確率を高める(変化させる)行動をとる選択を取ることが、望む結果に近づく最良のプロセスなのだと思います。
ちょっと極端かもしれませんが、奇跡を引き寄せることはできるのかもしれませんね。
”この状況は奇跡でも起こらない限り無理だよ・・・”と思うたびに
やる/やらないの2択で決めてしまうのではなく、今よりも事態を変化させる言動を選択できるように精進していきたいと思います!