【Tableau TIPS】リファレンスラインで積み上げグラフの上に合計を表示
Tableauに携わり始めてからはや5年。Tableau の魅力をもっと伝えて行きたいと一念発起してDATA Saberにチャレンジすることとしました。
職務上、お客様からTableauの使い方に関する質問をお受けすることも多いので、このNoteでは、よくある質問の中から他のユーザーにも役に立ちそうなTableauのTIPS(小技)を中心に紹介していきたいと思います。
「積み上げ棒グラフのそれぞれの棒の上に合計値を表示したいが、各要素の数値しか出せなくて困っている」と、お客様より相談を受けました。
単純なようで実はちょっとした小技が必要でしたので、こちらでやり方をご紹介します。
これを実現するには、リファレンスラインを使います。
画面左のペインを[アナリティクス]ペインに変更し、[リファレンスライン]をドラッグしてシート上にカーソルを動かし、”セル”の上へドロップします。
「リファレンスライン、バンド、またはボックスの編集」ウィンドウが表示されるので、そこで、設定項目の[ラベル]を”値”に、[線]を”なし”とすると積み上げグラフの上に合計値が表示されます。
このままでは数値が左に寄っているので、合計値の周辺を右クリックし、[書式設定...]を選択、[配置]-[水平方向]で”中央”を選択すると、下図のように表示されます。
リファレンスラインは売上や利益等の目標値を線で表示させるときによく使いますが、このような使い方もあります。
ぜひお試し下さい!