見出し画像

【失敗談】一人起業・フリーランスのリアル:自社システム開発e-learningサイトの失敗(2/22)

良いサービスを作っただけでは成功しない――その後の行動がすべてを左右する理由をお話しします。

こんにちは!

今日は私自身の起業初期の経験をシェアします。元々、ベンチャーで2年、楽天で3年システム開発をメインに仕事をしてきた私が、あるサービスをリリースした際に犯した失敗と、そこから得た学びについてです。

同じような道を歩んでいる方、これから起業を考えている方に少しでも参考になれば幸いです。


サービスリリース!でも失敗…

かつて、教育系のオンラインサービスを開発しました。学術論文も読み込み、学習効果には自信ありました。

半年間かけてシステムを作り込み、リリースまで持っていったものの、結果は「サービスを閉じる」という厳しい結末に。今で言う、Schooのようなサービスです。そういう意味では、コンセプトは良かったと思っています。

なぜそうなってしまったのか?
振り返ると、大きな課題が7つありました。


失敗から得た教訓

  1. マーケティング不足が命取り
    開発に集中しすぎて、リリース後に利用者を集めるためのマーケティングを全く考えていませんでした。システムがどれだけ良くても、知られなければ存在しないも同然です。

  2. 利用者を集める努力を怠った
    「作れば自然に人が来る」という甘い考えが大きな間違い。利用者を呼び込む仕組みや施策が必要でした。

  3. 収益化の準備不足
    「なぜこのサービスを作るのか?」「どうやって収益化するのか?」が曖昧なまま進めてしまい、結局半年間、収益はゼロ。労力と時間が報われませんでした。多くの人が陥ると思います。

  4. キャッシュフローを軽視
    サービス開発に集中しすぎて、他の案件をほとんど受けない状態に。売上がないままお金だけが減り、精神的にも追い詰められました。

  5. リソースの過剰投入
    システム開発に時間をかけすぎた結果、チームもなく、一人での限界を迎えました。もっと計画的に進めるべきでした。

  6. 営業スキル不足
    「良いものを作れば売れる」という思い込みで、営業やPR活動を怠ったことも失敗の要因でした。


失敗から学んだこと

今振り返ると、どれも避けられたミスだったかもしれません。

でも、この失敗があったからこそ、「マーケティングや営業の重要性」「収益化の計画づくり」「他者との協力の大切さ」を学ぶことができました。

失敗はつらいですが、それを次に活かせば大きな財産になります。
もうネタにしています!!

同じ過ちを繰り返さないよう、現在では開発だけでなく、マーケティングやチームづくりに力を入れています。


まとめ

良いサービスやシステムを作ることだけがゴールではありません。

それを「どのように届けるか」「どう収益化するか」を考えることが成功のカギです。

私のように失敗してから学ぶのではなく、最初から計画的に取り組むことで成功への道が開けます。

同じような失敗をしないために、少しでも役立つ情報をこれからも共有していきますね!

読んでいただき、ありがとうございました!

メールマガジンには、ビジネスプログラミング的思考について書いていて、一人起業、フリーランスには大事な自動化などのことを書いています。
https://www.hitori-web.work/mail/

いいなと思ったら応援しよう!