法学編入おすすめ書籍紹介 令和4年受験生向け
こんにちは。ざぶとんです。
今回は、来年度受験生に向けておすすめの参考書をご紹介したいと思います。
最新の刊行状況を踏まえたものになっております。お役に立ちましたら幸いです。
1.法学一般
伊藤正己・加藤一郎 編著『現代法学入門』有斐閣
★★★★★
末川博 編著『法学入門』有斐閣
★★★★★
これらは編入試験対策の鉄板本として長らく用いられてきたものです。合格者の方はこれらを擦り切れるほど読んでいるというイメージがあります。
やや踏み込んだ議論をしたものとして、
田中成明『法学入門』有斐閣
★★★☆☆
という本もおすすめです。
2.政治学
政治学の定番の教科書は、
久米郁男・川出良枝・古城佳子・田中愛治・真渕勝『政治学 補訂版』有斐閣
★★★★☆
です。
網羅的な教科書です。北大政治学の用語説明問題は、ほとんどこの本を元ネタにしているのではないか…と思います。
分厚いので通読向きではないかもしれないです。辞書的に使うのもありです。
現代政治について新書を読んで考えておくことは、よい小論文対策になります。
日本の政官関係について明らかにした
飯尾潤『日本の統治構造』中公新書
★★★☆☆
は編入頻出のトピックを扱っており、かつ、とても興味深い新書となっております。
政治史の知識が必要な問題が出題されることがあります。特に戦後政治史が重要です。
日本の政治史については、
北岡伸一『日本政治史』有斐閣
★★★☆☆
がおすすめです。
3.その他(小論文対策)
高校の教科書・資料集
基礎的な知識を一通り身につけるには教科書を読むといいです。
菊池馨実『社会保障再考』岩波新書
令和3年度の大阪大学に実際に出題された新書です。地域で支えるという提案がされている点が興味深いと思いました。
増田寛也『地方消滅』中公新書
地方創生の話だけでなく、人口減少問題にも触れています。
渋沢栄一『論語と算盤』角川ソフィア文庫
大河ドラマでお馴染み、渋沢栄一が書いた本です。
ご紹介した本を一冊でも手に取って頂けたなら幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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