#28 土佐丸vs弁慶 <2年夏・甲子園大会一回戦>
今回は明訓の最大のライバル校対決です。注目の一戦!
その前日、山田は妹のサチコと栃木代表・江川学院の中(あたる)を訪ねます。中は春の大会から肩を痛めており、勝利の為に山田五打席連続敬遠を行ったと告白。未だに肩は完治しておりません。
帰りの道端で山田兄妹は武蔵坊とすれ違います・・・さて。
場面はゲームになります。
土佐丸は春の甲子園準優勝校。大観客です!
【スターティングラインナップ】
<先攻:弁慶>
①5富樫 ②6牛若 ③1義経 ④9武蔵坊 ⑤4安宅(あたか) ⑥8平泉 ⑦2鞍馬 ⑧7白河 ⑨3千本桜
<後攻:土佐丸>
①神大 ②天竜 ③2犬飼武蔵 ④1犬神 ⑤5野良 ⑥7捨矢 ⑦8犬塚 ⑧9犬王 ⑨3牙野 監督:犬飼小次郎
初回、先発は犬神。山田キラーでお馴染みです。今大会はフォークに磨きをかけてます。
そのフォークを決め球に三者連続奪三振と最高の立ち上がりをみせます。
この間に江川学院・中から明訓の宿・芦屋旅館の山田に電話が掛かります。
武蔵坊と出会い、肩に触れられ、それから肩が何故か完治したという電話でした。岩鬼母についで、中まで救った武蔵坊でした。
さて、シーンはまたまた甲子園に。
一番神大、ライト線を抜く長打コース!神大、二塁へ。
ライト、武蔵坊軽く投げますが超強肩!これを刺します。
回は2回表、注目の武蔵坊。この打席は全球見逃して三振。
さらに5回表の武蔵坊の二打席目も全球見逃し三振。
投手戦は続き回は7回。土佐丸・犬神、ここまでパーフェクトピッチです。
8回表の武蔵坊。ここでフォークをすくってライトスタンドへ!豪快な一発!チーム初安打で先制します!あんぐりの犬神です。
八回表終了
弁慶1-0土佐丸
八回裏
先頭は四番・犬神、センター前ヒット。五番・野良、バットを短く持ちバスター。ピッチャー強襲で内野安打。続く捨矢はサードゴロがエラーでノーアウト満塁。
打者は犬塚、ライトフライ。タッチアップを犬神は狙いますが、強肩・武蔵坊、バックホーム。犬神、バク転で三塁に戻ります。
次打者・犬王、こちらもライトフライ。今度も武蔵坊の強肩で犬神ホームに帰れません。
ツーアウト満塁で、打者は牙野。義経はコレを三振に切って取ります。
弁慶高校は点を与えません。
八回裏終了
弁慶1-0土佐丸
回は9回表
ワンアウトから天竜がセンター前で出塁
打者はタケゾー。放った打球はライトへ!だれもがホームランと思った打球が、武蔵坊の差し出したグラブにスッと入ります。棒立ちのタケゾーです。
次打者の犬神が空振りの三振でゲームセット!
超能力めいた武蔵坊の活躍が非常に不気味な弁慶高校でした。
九回裏終了
弁慶1-0土佐丸
次回はその弁慶高校vs明訓高校の一戦です。