#11 明訓vsクリーンハイスクール <1年・関東大会 ニ回戦>
収録の日付が11月16日(第二火曜日)になってしまいました・・・。
申し訳ありませんでした。
今回のシーンは
1年秋・関東大会の二回戦
クリーンハイスクールvs明訓の一戦となります。
メインライバルは好投手・影丸とパワーヒッターフォアマン
このゲーム前の一戦前、甲府学院戦でキャッチャーと衝突した山田が記憶喪失。さらに、「夏の甲子園の深紅の大優勝旗」を盗んだ犯人もまだ、行方が不明です。
クリーンハイスクールは前の試合で影丸が好投。ハリー・フォアマンが特大ホームランを連発で大変好調な様子です。
さらに、クリーンハイスクールの監督は前明訓監督の徳川。
波乱のゲームのスタートです。
スタジアムは銚子球場です。
【スターティングラインナップ】
【先攻】クリーンハイスクール:①4稲月 ②6田尾 ③1影丸 ④9フォアマン ⑤2名古屋 ⑥3水鬼 ⑦8佐々尾 ⑧5小川 ⑨7岩崎
【後攻】明訓:①5岩鬼 ②4殿馬 ③8山岡 ④2微笑 ⑤6石毛 ⑥3中根 ⑦7今川 ⑧9北 ⑨1里中 ・・・山田、不在。プレイボール時は山田は病室です。
1回表
クリーンハイスクールは三番影丸が早々にセンターへの犠牲フライで先制です。さらに、フォアマンのソロホームランで2点目
クリーン2vs0明訓
この時点で、山田が夢遊病のようにフラフラと病室を抜け出します。
1回裏
殿馬を二塁に置くも、微笑三振でチャンス活かせず。
クリーン2vs0明訓
なぜか山田は漁港に・・・そして、なぜか優勝旗を盗んだ犯人がいます。
前日の電話で山田に「試合に出るな。お前が出なければ明訓は負ける。」と言った犯人。おそらく、試合に出ていない山田を付けたのでしょう。
犯人は急にビビッて、優勝旗を山田に返して逃げてしまいます。
お話はゲームに戻りまして、回は6回終了時点で4-0。クリーンのリードとなってます。
7回表
明訓は好調フォアマンを敬遠。5番名古屋に、監督・徳川が捕手・微笑のリードを読み教えます。名古屋の打球はヒット性のグラウンダー。
守備範囲の広い岩鬼、グラブを差し出すも弾きます。この打球が丁度、二塁塁上に向きフォースアウトと、事無きをえます。
クリーン4vs0明訓
8回裏
影丸は7・8・9と三者連続奪三振。好投が続きます。
この時点で、画面はスタンド。クリーンハイスクールの校長&教頭。
話しぶりでは、優勝旗盗難の真犯人はこのふたりのようです。
9回表
先頭は9番里中。ねばってフォアボール。先頭が塁に出ます。
打順は1番に返って岩鬼。見逃しの三振ワンアウト。
続く2番殿馬、意表を突くセーフティが成功!ワンアウト12塁。
3番山岡フォアボールで、ワンアウト満塁。
4番微笑。打球はレフト。犠牲フライとなり1点取ります。
5番石毛。ワンストライクとられ、松やにを塗りにボックスを外します。
明訓監督・土井垣が石毛に声を掛けた頃合いで、急な大雨でゲームは一時中断。スタンドには優勝旗をかかえた山田が現れます。
この大雨で、山田は、里中と一緒に苦しんだ、夏の甲子園の決勝前日の芦屋旅館の庭でのシーンが頭をよぎります。
が、まだしっかりと記憶は戻りません。
ここで、雨があがり、ゲーム再開。明訓監督・土井垣、一か八かで5番石毛に代打・山田を告げます。記憶喪失中の山田、ボックスに立ちます。
初球インコースストレートでストライク!カウントはツーナッシング。
記憶喪失の山田。体が自動に反応!ライトへスリーランホームランを放ちます!山田、ドコに走っていいのかがわからず、岩鬼に教えてもらいダイヤモンドをバットを持って一周します。ココで山田の症状がクリーンにも伝わってしまいます。
9回裏終了
クリーン4vs4明訓
回は延長に突入。山田はライトにつきます。
打者はクリーンの1番稲月。打球は三塁へ。岩鬼ナイスキャッチも送球エラー。山田はカバーがわかりません。殿馬がサポートし、先頭のランナーが二塁へ。グラウンドでは殿馬が山田にカバーのアドバイス。ベンチでは大会運営の人が来てドクターストップって言ってみたり、お医者が入って大丈夫じゃ!って言ってみたりしています。
ゲーム再開。二番打者はピッチャーでワンアウト。3番影丸フォアボールで、ワンアウト12塁で強打者フォアマン。
この場面で山田、ライトでキャッチャーの構えをします。
フォアマンの打球はライトへ。山田は必死に飛びつきフェンスに激突!
ホームラン性のボールをキャッチし、こぼしませんでした。ツーアウト。
二塁ランナーはタッチアップ二塁から三塁へ。さらに三塁からホームを狙います。倒れて動けない山田から、セカンド殿馬がボールを取り、中継のファースト中根に、中根バックホーム!キャッチャー微笑タッチでアウト!!
中根、野球生涯最高のプレーかもしれません!!
さらに、フェンスにぶつかった山田。この衝撃で記憶が戻ります!!
いつもはクールな殿馬が、
「ぎゃ~~づら やった~~づら。 山田の記憶が戻ったづら~~よン♪」と大変、大変喜びます!!
10回
山田の全快は、相手投手・影丸にも好影響。中学時代・柔道のライバルだった山田が元気になり、ピッチングの調子も上げていきます。
また、捕手にも山田がつき、里中へのリードが冴えわたります。
11回裏
先頭の岩鬼に山田が策を授けます。岩鬼は自信満々でバッターボックス。
第二球目から、岩鬼は体を上下左右に揺さぶります。影丸は思わず笑ってなげられませんが、気を取り直して第二球。岩鬼、目線がブレて悪球に見立てヒッティング!打球はセンターのフェンス直撃のシングルヒット。
調子に乗った岩鬼は、塁上から影丸を煽ります。
実は影丸・岩鬼とも名家と生まれ。岩鬼の兄と影丸の姉が結婚しているといった間柄ではありますが、中学時代・柔道編時代からこういうヤリトリをしょっちゅうしております。
ネクストの殿馬。バントの構えで、さらに右ひざをついております。
秘打の構。
ここから、プッシュバント。打球は一塁ライン際。ファールにならずフェア!
「秘打・G線上のアリア」が決まります!ノーアウト12塁。
3番山岡送りバント失敗。4番微笑浅いレフトフライでツーアウト。
バッターは山田。ここで、影丸の「秘投・背負い投げ」がベールを脱ぎます。
柔軟なカラダの影丸。柔道の背負い投げのフォームから、速くて重いストレートを投げ込みます。
山田、さすがに初見では打てず、三球三振で明訓は無得点でした。
11回裏終了
クリーン4ー4明訓
回は進んで13回表
打者はフォアマン。明訓はフォアマンシフト。守備陣を左に寄せ、アウトコース攻めです。
フォアマン、うまく流して打ち、打球はレフトスタンドへイン!
均衡を破るソロホームランを放ちます。
13回表終了
クリーン5ー4明訓
13回裏
先頭・岩鬼。上下左右打法で挑みますが、影丸スローボール。これを岩鬼、打ち損ねます。が、ファーストがファンブル。一塁に生きます。「神打・不死鳥」とウソぶく岩鬼です。
ノーアウト1塁で殿馬。ですが、隠し玉で岩鬼タッチアウト。
ワンアウトランナー無しに変わり、殿馬はG線上のアリアの構えで、今度は三塁へセーフティ。セーフです。「秘打・不死鳥」です。
3番山岡。ここで頭部へのデットボール。山岡はタンカで退場してしまい、特別ランナーに先程アウトになった岩鬼が入ります。
ワンアウト12塁。バッター微笑。打球はキャッチャーゴロ。ランナーはスタートを切っており間に合わず、一塁でアウト。
ツーアウト23塁です。
バッター山田。クリーンベンチの徳川は敬遠の指示ですが、影丸。コレを無視し、山田と背負い投げ投法で勝負を挑みます。
初球二球目とボールが続いた三球目。山田の放った打球は一塁線を破ります。警戒していたフォアマン、懸命に追いつきバックホーム。
影丸は捕手をどかし、自らがブロックに入ります。
三塁ランナー殿馬、ホームインで同点。
さらに、臨時代走・岩鬼がホーム突入でクロスプレー。
影丸、しっかりタッチするも、岩鬼が体当たり。
これを影丸。柔道時代からの得意技「バックドロップ投げ」で岩鬼を投げます。コレでボールをこぼしてしまい岩鬼がセーフで明訓サヨナラ勝利!!
13回裏修了
クリーン5ー6明訓
明訓の勝利でした!明訓としては、優勝旗が戻り、山田が記憶喪失が治りで、得るものの多いゲームとなりました。
ゲーム終了。監督インタビューで徳川は「山田への敬遠」についてふれられると。「ウチのエースは影丸。いくら山田でもそうそうは打てない。次やったら山田は打てない」とサイン破りの影丸をかばいます。
が、「監督の指示が守れない選手とはやれない」とクリーンハイスクールを去ります。
徳川はまた、ライバルとして、他校の監督として何度も登場します。お楽しみに♪
次回こそ、赤城山高校との一戦です。