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不動産運用業務のDXの楽しさを知ってほしい!!

こんにちは!zabethと申します。僕はLayerXというITベンチャー企業から三井物産デジタル・アセットマネジメント(以下MDM)に出向してエンジニア兼プロダクトマネージャーとして働いています。MDMでは物件運用業務のDXに取り組んでおり、社内ではこれをAMDX(Asset Management業務のDX)と呼んでいます。記事と全く関係ないですが、サムネはオフィスで開催したランチ会で振る舞われたタコライスです。MDMのオフィスでは定期的にランチ会や懇親会で会社のキッチンを使っていろいろ作っています(社長のご飯が美味しい)

結論から言いますとAMDXを一緒に進めてくれる仲間を募集しているのですが、外から見ると「AMDX…?それ楽しいの…?」「難しそう」「何をやっているかわからん」という状況であることは間違いありません。そこで、今日はAMDXに取り組む楽しさを紹介させてください。

なぜAMDXに取り組むのか

本題に入る前にAMDXに取り組む背景について簡単に説明させてください。端的に言えば「AMDXを通じて物件運用にかかるコストを削減すれば運用手数料を下げることができ、投資家様のリターン向上に繋がる」ことが理由になります。

不動産ファンドにおける物件運用の業務はステークホルダーの多さや金融事業者としてのガバナンスの観点で手間のかかる非効率な業務が多く存在します。ソフトウェアの力を使ってそれらを効率化する取り組みがAMDXです。

カンパニーデックから引用

AMDXの取り組みに関する過去の記事はこちらをご参照ください。

AMDXチームで働く楽しさ

今回はAMDXチームで働く楽しさについてざっくばらんに書き出してみました。具体的な取り組みについては触れず、エンジニアが働く上での一般的に考慮するようなMDMの仕事環境についてお話します。本記事以外にも定期的に我々の取り組みを発信していきますので、具体的な取組内容についてはお待ち下さい!

1. 会社のビジネスにおける自分たちの役割や貢献がわかりやすい

冒頭でも述べたようにAMDXは我々MDMにとって非常に重要な取り組みです。AMDXの取り組みはただ社内の業務を楽にするだけではなく、それが投資家様のリターン向上に繋がり、それが100兆円を超えると言われる眠れるタンス預金を動かし、経済を動かすことに繋がります。数あるDXの中でもこれだけ世のためになると実感できるDXはそう多くないのではと思っています。

2. ユーザーとの距離が近い

AMDXで開発しているシステムは管理会社様など社外の方も利用しますが、メインユーザーは社内の物件運用担当者です。フィードバックを受けやすく、運用部門と協力しながら開発を進めることができます。運用チームの皆さんもフレンドリーで、お互いに助け合いながらAMDXを進めています。

3. 社内業務システムの内製化

金融や不動産の業界では外注前提の開発が多い中、AMDXチームでは社内業務システムの開発に一から携わることができます。言われたままに実装を進めるのではなく、エンジニアが主体的に開発を進めることができます。

4. 知識が広がる

働くことで不動産運用の知識が増えるだけでなく、ファンドの仕組みについても理解が深まります。金利や不動産価格の動向についての知識も増え、日々目に入る経済ニュースの見え方が変わりました。エンジニアとして働いているとなかなか触れられない世界ですね。

5. 社内の様々な役割の部署とコミュニケーションを取れる

物件の運用業務は金融事業者としてのガバナンスやコンプライアンス遵守を求められますし、近々リリース予定のALTERNA(事前登録受付中です….!!)にもIR情報の連携を行っていくことを予定しています。つまり、物件の運用担当者に限らずコンプライアンス部門やALTERNAの開発チーム、IR部門ともコミュニケーションを取ることができます。これにより、不動産ファンドや証券会社の業界をエンジニアとして広く体験することができます。

6. 技術選定の自由度が高い

社内システムであるということもあってフロントエンド、バックエンド、インフラの技術選定は比較的自由です。金融事業者だからといって枯れた技術や独自フレームワークに縛られることなく、他のベンチャー企業と同様に自分たちで最適な技術を選び、開発を進めることができます。

AMDXチームで働く上でのチャレンジ

もちろん課題もあります。しかし、僕は下記の課題が自身の成長につながっていると感じており、毎日充実しています!

1. 求められる知識の幅が広い

AMDXチームでは、エンジニアリングの知識だけでなく、不動産運用やファンドの仕組み、会計知識、IR、個人情報の取扱い、コンプライアンスなど、幅広い知識が求められます。ただし、1人で全てを理解しなければいけないわけではありませんし、社内の詳しいメンバーに質問することで効率よく学び、日々の開発に取り入れることができます。

2. 既存業務を見直すことも含めて要件定義を行うので発想の転換が必要

従来の運用業務は紙やエクセルを前提として組まれているため、システムを内製して業務を効率化していく上ではそもそも不要な業務も存在しています。「0から作る最高に効率のいいAM会社ってどういう姿なんだっけ?」という視点で定期的に議論しています。単に今の業務をソフトウェア化するだけがAMDXの役割ではありません。0から効率化された業務を再構築していく、これもAMDXチームで働く魅力の一つだと思っています。

まとめ

AMDXチームで働くことは、会社のビジネスにおける自分たちの役割が明確であり、社内システムとしてユーザーとの距離が近いこと、技術選定の自由度が高いことなど、たくさんの楽しさがあります。もちろん、求められる知識の幅が広いなど大変なこともありますが、それもまたAMDXの楽しいところです。

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