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大好きな組織を離れてからの、私の2022年

お久しぶりです。さきっちょです。
一年前、こんなnoteを書きました。

あれから一年。選んだ道を、振り返ります。

・1年間いろいろ。

おてつたびを離れたのが、2021年の年末。
そして、元旦の初日の出を見るツアーから、2022年が始まりました。

コロナの影響も残る中で、観光業の現場へと飛び込んだわけですが、春頃までは添乗の仕事の需要も少なめ。添乗以外の仕事などもしていました。
春先から、少しずつ添乗の仕事も入るようになり、各地を飛び回る生活に。
(ざっくり説明すると、私の場合は、企画手配した担当者の代わりに実際に現場で旅程の管理をする、添乗専門のお仕事スタイルです。)

そして、夏は富士山。
富士山は5年目(4シーズン目)ガイドは2年目。
たまたま参加人数が少なくて一人のお客様を案内した日や、先輩ガイドと一緒に案内した日などなど、身体は疲れますが、充実した夏でした。
色んなお客様が訪れる富士山。気軽に何度も来る場所ではないからこそ、様々なドラマがあります。
登るたび、少しずつ異なる表情を見せる富士山はとっても面白いところです。(来シーズンも登ります!!!🗻

富士山からの夕暮れ。反薄明光線が見れました。

秋頃は、学生の修学旅行に多く添乗していました。

これまたコロナの影響で、一時はすっかり止まってしまっていた教育旅行。以前であれば、数回目の宿泊学習になるはずの学年でも、これが初めての宿泊行事だということも多くありました。
コロナで制限された学校生活だからこそ、と児童生徒さんの旅行が充実したものになるように奮闘する先生方。学生たちの元気な姿を見ることを心から楽しみにされている、お宿や観光施設の方々。
そんな、誰かを想う気持ちや多くの人の協力あって成り立つ教育旅行の現場が好きだという旅行会社の営業担当さん。
色々な立場、色々なお仕事、それぞれの方のもつ想い。
おてつたびに関わり始めた大学生の頃から、「色々な立場の人と出会ってみたい」という好奇心が原動力になっていた部分もあったので、大変な事もあるけれど、今のお仕事はとても気に入っています。(最近はお家でぬくぬくする幸せに気づいてしまい、数日お休みするごとに働きたくない〜🥺と思いながらも、現場に出るとやっぱり楽しいです。笑)

そして、旅行支援が始まり、募集ツアーの催行も増えてきました。
これに乗じて今まで旅行をしてこなかった方もツアーに参加しているようで、現場での混乱など賛否両論、様々な意見がありますが、これを機に(すぐにではなくとも)「旅行」へのハードルが下がる人が増えるのならば、いい効果も出ているといえるのかなと思います。

そして、年末。
ダイヤモンド富士を見るツアーの添乗で、一応仕事納め。富士山に始まり富士山に終わる1年となりました。

・「観光旅行」と「おてつたび」の間で

添乗員が付くような旅行となると、やはりある程度の集団での観光がメイン。
そんな、旧来の「観光旅行」を求める層と、「おてつたび」を求める層は果たしてどの程度重なるんだろう?という疑問もありますが、旅行・観光の際に「魅力的なもの、こと、人に出会う」ことはどちらの旅のスタイルにも共通していると私は考えています。

今、私は「観光旅行」の側にいます。
それでも、「観光地」を訪れるついでに、周りの町について、どんな特色ある地域か知ってほしいと、できる範囲で調べて市町村のお話をしてみたり、色々と試行錯誤もしています。

今日はツアーでの「観光旅行」、今日は地域に溶け込む「おてつたび」……と、色々なスタイルで慣れ親しんだ場所を離れるという経験を楽しむ文化ができたらいいなと考えています。
色々な立場で生きているたくさんの人たちがいるから、「旅」はこんなにも面白くて、魅力的なのだと思います。

・やっぱり、おてつたびの2021年があったからこその2022年

〜と、あれこれ書きましたが、とにかく得るものの多い1年で、体感としては3.4年くらい経っているのでは、、?というくらいに盛りだくさんだった2022年。
迷いに迷った、大好きなおてつたびを離れる決断の先、まずはいい方向に進めているかなと思います。

おてつたびについて、発信されているすべての情報は追えていないのですが、当初から大切にしているものは変わらずに、さらにチームとして大きく強くなっていっているなあと、嬉しい気持ちで眺めています。

関わっていた頃から「おてつたびは、チームみんな仲がいい」とか「全体の雰囲気が優しい」とか言ってくださる方が多かったのですが、
『Not but』ではなく『Yes and』で接するという代表の里菜さんの考え方や、里菜さんの目指すものに共感して集まっている、関わっているすべての人たちのおかげで成り立っている文化なんだろうなあ。

私の、元々興味がある、目指している方向の途中にたまたま「おてつたび」という会社があった。これは、通過点でもあり、今後の私の一部になっていく時間だったのだと思います。

また、今の働き方を続けていると、おてつたび先になっているホテルや観光施設を利用する機会も出てくるのかもしれないとワクワクしています。(行くかもしれない場面は実際にいくつかあったのですが、その時の状況で未だ実現せず。。2023年に期待です!)

数年経つうちに、また見え方も変わるんだろうけど、おてつたびを離れて一年後の私が感じていることは、ここに書いてきた通りです。

まだまだ行き着く先は手探りかもしれないけれど、大学生活の半ば〜卒業後の一年弱を過ごした選択は次に繋がってい(ると思って)ます。
また、この先道が交差する場所があったらいいな〜!

・まとめると

近況報告だか、おてつたび愛を語る場だか分からなくなってきましたが(笑)、色んな人に助けてもらって2022年、無事に生き延びてます!
結局、卒業以後ほとんどオフィスに遊びに行けてないので、そろそろ皆に会いたいな。

2023年も、適度に力抜きつつ、大切なものは守りつつ。
とりあえず、さきっちょは今日も元気にやってます!

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