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友人Aさんと私

友人Aさんとは20年以上の付き合い。今でもたまに近況報告がてら電話をする。長電話になった時に訪れる無な時間もなんだかいい。話題がつきればじゃあねおやすみと気楽に電話が切れる。

Aさんは私に生活する楽しさを教えてくれた人だと思っている。

社会人一年目の時に、実家と仕事場の距離が遠くまた忙しくて、中間地点のAさんの家に上がり込んでそのまま住んでしまった事がある。

正直今まで生活のこだわりはほぼなかった。
(今もあまりないけど笑)実家でもなかった。
ご飯を食べる時間が楽しい事だったり、料理をする時間が楽しかったり、どこのスーパーがいいとか、割引でこっちが安いとか。
掃除の仕方も、洗濯の仕方も、花を時おり飾ったり、些細なところのこだわりがかわいい、とか。何にもすることがなくてボーとしたり、同じ場所に居て話さなくても居られたり。日々のAさんの些細な事がたまらなく面白い。
私が松本に来てからは、たまに季節のフルーツを送りあったりしている。

先日も長く話し込んだ。しょーもない話から今のオススメを教えてもらったり。農作業の話、趣味の楽しさ、だれかのギャグを気に入ってずっと話していたり。

私は付き合いやすい友人だと思ってる。私が思う事は一側面の彼女でしかない。私からはこう見えている。他の人からはどうかは知らない。

こんな時間を過ごせる人をもっと作りたい。最近そう思うようになった。

高校生からの付き合いだけど、おばちゃんの今も、おばあちゃんになっても、いつまでも友人でいたい。だからお互い健康でいましょう。