ダイソーの300円スピーカーをサウンドテスト用スピーカーに改造。
今回は、ネットで検索すると沢山情報が出てくるダイソーの300円スピーカーを改造していきます。
型番や製造年月日で中身のアンプ基板が違ったりするらしいんですが、今回は改造例を紹介出来たらと思います。
今回の目的としては
・arduinoやおもちゃ、またはブレッドボードからのサウンドテストがしたい
・フロントにジャックが欲しい
・なるべく小さいもの
という感じでざっくりとした構想を練りました。
ちょっとしたサウンドテストとデスク上のスペースを圧迫しないサイズと使いやすさが欲しかった訳です。
最初は初心者用ミニギターアンプの個体を使おうかと思っていたんですが、それでもサイズ的にはちょっと大きくて色々見て回るうちに今回のスピーカーを発見。
もうこれしかないじゃん!って感じですぐさまダイソーへ。300円ってのが遊ぶにも良い価格ですね。
で、早速分解したのがこちら
↓
二個のスピーカーの配線周りを取っ払い、モノラルスピーカー利用です。
中身の詳しい解説は色々な方がしているので『ダイソー 300円スピーカー 改造』みたいな感じで調べるとすぐ出てくるかと思います。
一応基板は8002ACという基板でした。
右側のRLGが入力側でR側、L側に増幅回路、ダイヤル式の可変抵抗が付けられています。
今回はこの基板をそのまま流用したものとpam8403を使用したものの二つを作りました。
下の画像で向かって左側が元の基板を使ったもので適当に50KΩ付けてみたものの、ボリュームが絞り切れない事態に。コーンもヤスリがけして墨汁のカーボンコーティングをしてみたものの、これはまた気が向いたらやり直しですね。次はLM386でも使おうかな。
右側はpam8403を使用したもので、やっぱり電源入れた時のポップノイズが結構気になります。(ポップノイズはあれこれすれば消せるみたいですけど、面倒なのでそのままにしました)抵抗は10KΩを挟み、こちらはちゃんと機能します。ただ、BカーブよりAカーブがやっぱり良いのかなって思いました。
あとは電源のオンオフがわかるようにLEDを増設して、フロントにインプットジャックを取り付けて今回は完成です。
気持ちばかりのアルミプレートも。
"D300SP"という名前にしました。
使用感ですがちょっとしたサウンドテストにはちょうどいいですけど、しっかり音を吟味したい!という方には向かないかなと思います。
以上、面白がりで作ってみたモノラルスピーカー"D300SP"のお話でした。
や印工務店