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ThinkPad X220カスタマイズ備忘録

はじめに

自分がThinkPad X220に施したカスタマイズをつらつらと書き連ねていきます。誰かに読んでもらう文章ではなく完全に自分向けなのでご注意下さい。
ちなみにここに書いてあることは大体インターネットに写真付きで情報が転がっているのでそちらの方がわかりやすいです。

1.メモリ増設

カスタマイズの定番でかつ誰でもドライバー1本とCPU-Zを使えば簡単にチャレンジしやすいメモリ増設。
手順は以下の通り。
1. CPU-Zで搭載しているメモリの規格を確認
2. Amazonで注文
3. 製品が届いたらメモリ交換

CPU-Z

パソコン好きな人にとっては定番のCPU-Z。機種の型番を見てメーカーの製品ページを見て仕様を確認して……としなくても知りたい情報が簡単に確認できる優れもの。

Amazonでメモリの選定

X220はDDR3-1333なのでamazonで8GB×2の商品をチョイス。
(現在は商品がないようで表示されないので、代わりに4GB×2のページ)
メモリ16GBでも出費を抑えられるのが古いPCのいいところ。ちなみに筆者が購入した時は8GB×2で3300円ほど。
crutialやsamsungのメモリが安定な気もするが安い&調べた限りテクミヨを使って増設した記事が見当たらなかったので動作確認も兼ねてテクミヨを選定。

メモリ交換

お待ちかねのメモリ交換。X220はバックパネルのねじ2か所外せばメモリにアクセスできる。
この頃はnoteに作業内容をまとめよう、という意思が一切なかったので写真等なし。ググるとメモリ交換している動画や記事が多数出てくるのでそちらを参照してください。
と、いう手順を経て無事メモリを16GBへ増設完了。カタログスペックでは最大8GBまで、と記載があるがどうやら出荷当初は4GBメモリしかなかった模様。一応、メーカーが認めている以上の機器を搭載しているので作業は自己責任で。

メモリ4GBでWindows10を動かしているPCと比較すると非常に快適に利用できている。16GBあればCPUはSandy Bridgeでもまだ戦える(なおWindows11で強制卒業させられる模様)。


2.バッテリー交換

語るまでもない、中古PCには必ず付きまとうバッテリー容量問題。しかし古いPCは互換品も多く、かつバックパネルを開けるような改造は必要ないので誰でも簡単に交換が可能。
筆者はAmazonで互換品を購入した。互換品の多さもThinkPadが改造しやすい理由の一つだろう。

9セル内蔵7800mAhの互換性バッテリー。満充電でバッテリー持続時間は8.5時間ほど。Youtube視聴、ネットサーフィンで利用していると大体4時間ほどでバッテリー残量が0近くなるが十分。現行機種と比較すると重量もあるが「持ち運び利便性<持っていて楽しいPC」思考なので何も問題はない。
家ではこたつやソファで膝の上に置いて使用している、この記事も例にもれず。テーブルの上に置かれる時間の方が短い、これこそまさに「ラップトップ」。

余談だが、新幹線で前の座席についているテーブルを倒してその上に乗せて作業しているサラリーマンを見るが本当にダサい。膝の上に乗せた方が快適に作業できるのになぜそうしないのか。
※膝が熱くなる、マウスを使いたい、姿勢よく使いたい等の理由があるからです。個人の思想を他人に押し付けてはいけない。

それとは別として、通路からも隣の席からも内容が丸見えなので社外秘ファイルを開くのはやめた方がいいと常々思う。新幹線に限らずスタバにもおそらく社外秘であろうファイルを開いて作業している人が少なからずいる。

3.mSATA SSDの増設

X220にはmSATAスロットがあるため、2.5インチSSDと組み合わせてSSD2台での運用が可能になっている。という記事と動画を見て、折角なので増設してubuntuをインストールしてみようという試み。
購入した商品はこちら。安いと評判のSUNEAST。

結論から言うとあっさり増設できてubuntuも問題なく使用できている。SSDを物理的に分けているため、WindowsUpdateの影響もない(たぶん)
Windowsの利用は必須だけど他のOSも使いたい、仮想環境にリソースを割かれるのは嫌だ、という人にとっては1台ですべてをこなせるX220は最適解とも言える(過言である可能性は非常に高い)。

おそらくブートローダーを上手いこと設定すれば起動時にBootMenuを開く必要がなくなると思うのだが筆者の環境ではWindowsBootManagerがなぜか起動しないため現在実現できていない。これからの課題。

4.BIOSロゴ変更

ThinkPadにはなんと、各機種BIOSロゴを変更する手段が公式に存在する。(公式ではあるが変更は自己責任。)
BIOS初期バージョンから存在するのでIBM時代からの仕様かもしれない。BIOS起動画面までユーザの好みに変えられるThinkPadの設計方針、好き。

ちなみにこの作業ももちろん参考にしたサイト様がある。こちら。

手順としては
1.公式サイトからBIOSユーティリティダウンロード
2.書き換えたいロゴを保存
3.exe起動してBIOS書き換えて終了
とのこと(簡潔)。
BIOSのバージョンによっては「同じBIOSのバージョンでも更新する」的な設定をEnableにしなければいけない場合がある。

と、書き換えた結果がこちら。

みんな大好きIBMへ。この起動画面を見るだけでテンションとモチベーションがアップする。

5.TN液晶からIPS液晶へ変更

例のごとく手順はネットに以下略。
買った製品はこちら。

そして付け替えた後の画面がこちら。

手元に推し(星街)が見えるぼくがかんがえたさいきょうのらっぷとっぷ

TN液晶と比べると発色がよくなり視野角も広がった。が、視野角で言えば下方向から覗く以外はあまり変わらない。液晶を変えた結果上左右の角度では反射が減った結果画面が見やすくなった、という気もする。
それでも画質の粗さが大分改善されて目に優しくなったので効果は絶大。次はFHD Modを使用してFHD化を図りたい。

6.Bluetoothドーターカードの変更

X220はBluetoothを搭載していない、ないしBluetooth3.0対応のドーターカードが搭載されている。このBluetooth3.0、というのがポイントで地味に最近のマウスに対応していない規格なのである。(筆者愛用DEFT PROも4.0)
もちろんWiFiレシーバーを取り付ければ使用することができるが、筆者は持ち運びするラップトップのポートにあまり物を取り付けたくない思考の持ち主のため、今回換装することにした。

ちなみに、Blutooth5.0や6.0に対応したWiFと兼用の無線LANカードに付け替えることも考えたが、現状家のネット回線もそんなに速度が出ないためBluetoothドーターカードのみにした。
購入した商品はこちら。

付け替え風景がこちら。写真のセンスはない。

パームレスト右手前、旧ドーターカード
新Bluetoothドーターカード

見た目は待ったく変わらないものの無事換装完了。
あとは起動後、ネットからドライバを探してきて適用させる。WindowsUpdateで落ちてきたという記事もあったが、筆者は落ちてこなかったのでネットでドライバを探した結果、YOGA 3Proの物が適合したのでこちらを利用した。

ドライバを当てて一応再起動、現在無事にDEFT PROをBluetoothで利用できている。(もっとも、CADを操作する時以外は使わないのだが。)

最後に

ほぼほぼ他HPの引用とAmazonのリンクと駄文で作成した備忘録だが、現状X220へ施したカスタマイズを記載できたと思う。今後もカスタマイズは継続するので、都度更新する予定。
これからX220を弄る人の目についたときに少しでも役に立てば幸い。

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