ノートまとめ20200921
◎松葉杖歩行時の肩痛と胸鎖関節の関係
肩甲上腕関節の屈曲、外転で痛みが出現するとされている。
100°~130°付近とされている。
⇒胸鎖関節は軸回旋する⇒モビライゼーション促す⇒肩関節痛軽減するかも
松葉杖で上肢、体幹を結ぶ線は胸鎖関節!!
◎胸鎖関節の緩衝作用
・関節円板 ・胸鎖靭帯 ・肋鎖靭帯 ・鎖骨間靭帯
これらのおかげで退行変性や脱臼が起こること少なく、緩衝作用が効率的に働くことができる。
◎肩鎖靭帯
関節包が薄いため、上方と下方から肩鎖靭帯が補強している
内側に烏口鎖骨靭帯(円錐靭帯、菱形靭帯)
外側に烏口肩峰靭帯
靭帯で安定性を保っている
◎鎖骨に付着する筋肉
・大胸筋鎖骨部
・胸鎖乳突筋鎖骨頭
・三角筋前部線維
・鎖骨下筋
・僧帽筋上部
鎖骨の動きを制限
胸鎖、肩鎖関節を制限 上記の筋をリリース、ストレッチを!!
◎肩甲骨の後傾を獲得するには
高齢になると肩甲骨の後傾が制限されやすくなる
・小胸筋、烏口筋のリリース
・胸椎の伸展誘導
・肩甲骨後傾の誘導
・僧帽筋下部線維筋力強化 ・前鋸筋下部線維筋力強化
◎伏在神経由来の膝痛で認める圧痛点
内側裂劇の近位10㎝付近で内側広筋の後縁に認められる
知覚異常はpatellaを含み、下腿の内側、近位1/3までの範囲に限局される
◎伏在神経由来の膝痛の感じ方
膝内側から前面にかけて
・ビリビリする
・変な嫌な感じがする
・常に重苦しい感じ
・運動後痛い
・冷えると痛い
・階段の上りで痛い
・膝伸展時に増強
◎膝疾患と足部の関係性
TP、FHL、FDLの機能不全
↓
ST関節回内アライメント
↓
内側縦アーチ低下
↓
下腿外側傾斜の増加
↓
膝内反ストレス増加
↓
膝OAの進行
◎外来リハで大切な事
・日常生活の悪い癖の認識
・セルフケアの必要性
・やったらダメな動きの認識
・症状の現状と原因の認識
◎運動学習
改善後の対応が重要
動かなかった関節を動きやすくしたら、痛みや違和感を訴えることができる
介入後、高頻度の反復練習を