ブログには書けない!サーフェイサー傷埋め能力の比較!
こんにちは。柚Pです。
早速ですが、今回はサーフェイサーの傷埋め能力の比較記事ということで、私が検証した結果をつらつらと書いていこうかと思っております。
実は、無料ブログの方でも、サーフェイサーについての記事はいくつか書かせてもらってるんですが、メーカー別に「使い心地」とか「傷埋め性能」に関してはあまり深いとこまで書いていませんでした。
というわけなので、近くの模型店で売られているサーフェイサーを各種買い揃えて、傷埋め能力の比較検証をやってみました。ついでに隠蔽力とか使い心地とかも。
※この記事では、私の検証結果を書いていくだけなので、ここで書いた結果がその塗料の正解というわけではありません。人それぞれ使い方も道具も希釈具合も違うと思いますので、その点を踏まえたうえで、参考程度にしていただければと思います。
■比較方法
比較方法について少しだけ解説。結果だけ見たい人は飛ばしちゃってください。
まず、サーフェイサーの傷埋め能力の検証ということなので、こんなプレートを作ってみました。
マスキングテープで仕切りを作って、1マスづつに120番~800番までのヤスリで順番に表面を削って傷を付けています。削り粉はタミヤの除電ブラシとエアブローで飛ばしました。
その上から各種サーフェイサーを塗装し、塗装表面の具合をチェックしていくという方法。
▲これがグレーサフを塗ったところですね。同じグレーでもどれも色味が違っておもしろい。
用意したサーフェイサーはこちら。
・Mr.サーフェイサー1000
・Mr.サーフェイサー1200
・Mr.サーフェイサー500
・Mr.プライマーサーフェイサー1000
・Mr.フィニッシングサーフェイサー1500
・Mr.フィニッシングサーフェイサー1500 ホワイト
・Mr.フィニッシングサーフェイサー1500 ブラック
・タミヤ サーフェスプライマー
・タミヤ サーフェスプライマー ホワイト
・ガイア サーフェイサーエヴォ
・クアトロポルテ Tipo G.プライマーサーフェイサー
こちらの11種類です。クレオス多めです。
ガイアのエボサフの種類も多かったですが、それまで全部揃えていたらすごい量になりそうだったので、ガイアのサフは1種類だけです・・・。ごめんなさい。
ちなみにですが、私は模型関係で仕事をしていますが、クレオスやガイア、タミヤの模型メーカーの内部の方と仲がいいとかは全く無いので、贔屓なしで平等に評価していきます。てか私の感じたことをそのまま書きます。
撮影はこんな感じでやりました。
真正面からの光源だけだと傷が分かりにくかったので、デスクライトの光を真横から当ててます。そのせいでホワイトバランスとか露出とかぐちゃぐちゃになっちゃってて少し見にくくなってますごめんなさい。
それでは検証結果を見ていきましょう。
■Mr.サーフェイサー1000
まずはクレオスのMr.サーフェイサー1000です。最もポピュラーなやつ。
ざざっと見てみると、傷埋め能力はそこまで高くない印象です。傷が目立たなくなる境目が400番~600番あたりですかね。
400番の傷が埋めきれてませんが、この上から基本色、トップコート(つや消し)を塗装すれば、傷がギリギリ分からなくなるレベルになるのかな?
塗料の濃度も他のメーカー(ガイア・タミヤ・クアポル)と比べると薄い印象です。私の使い方だと、クレオスのサーフェイサーはすべて【 塗料1:溶剤1.5 】がちょうどいい感じでした。
■Mr.サーフェイサー1200
クレオス1200ですね、クレオスのサーフェイサーでよく見る1000とか1200とかは番手の事ですかね?数字が大きくなればサーフェイサーの粒度も細かくなってくるのかな。
使ってみた感じですが、正直なところMr.サーフェイサー1000との違いがあまり感じられませんでした。
しかし、色はMr.サーフェイサー1000に比べて、若干暖色系になってます。なぜででしょう。
傷埋め能力も同程度ですかね、400番~600番あたりの傷が目立たなくなります。塗装後のキメの細かさも、肉眼で確認できるレベルの変化は無いように感じました・・・。
■Mr.フィニッシングサーフェイサー1500
次に、Mr.サーフェイサーシリーズでいちばん番手の高い、Mr.フィニッシングサーフェイサー1500です。
塗装表面を肉眼で確認して見る感じ、やはりキメの細かさの違いというのはあまり感じられませんでした・・・。塗装後はつや消しになるので、肉眼ではわからないレベルなんでしょうけど。
1000とか1500というのは、サーフェイサーの中に入っている顔料やタルクとかの粒度の細かさなんでしょうね、肉眼ではわからないけど確実に細かい粒子入ってるんでしょう。
顕微鏡でも持ってれば、そのへんの確認も出来たんでしょうけど・・・残念です。
傷埋め能力は今回の検証で使うサーフェイサーの中では一番低いです。600番の傷が綺麗になりましたが、400番の傷は埋めきれずに少し目立ってますね。このサフを使うなら、600番まで磨いたほうが良さそうです。
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