4月のメモ

金曜日の夜は大抵眠れない
なんでかわからないけど予定がない日の前は寝方を忘れてしまう。目か頭のどっちかは眠いのにもう一方は冴えている。耳は起きてるから、ただ環境音をきいている
部屋を暗くして目を閉じても意識があるのに、睡眠をあきらめると途端に眠くなる。考えること。通勤経路や前に歩いた街の景色と足取りを想像しながら、いつの間にか車で舗装された山道を登っている。助手席のだれかと喋ってるかもしれない。色あせた細い虎ロープが打ち付けられて区切られている、小さい砂利の敷き詰められた、横に広い駐車場。さびた鉄パイプの車止め。車は他に2台。運転席から夜空を眺めている。暗くて写真がうまく撮れない。外に出てみると風はないが鼻と口から肺に吸い込まれる空気はつめたく透き通っている。足元さえ見えない暗闇の中、視界では星と遠くの電光掲示板だけが光っている。コンビニで買ったペットボトルの冷たいほうじ茶。とっくに食べ切って、縛ったチョコレート菓子の袋。帰り道のバイパスでだんだん空が青、橙、黄色になっていく。部屋に差し込む、午前中の外の色と同じになっていく。ベッドで横になって天井を見上げる自分の意識に想像が溶けて消えていく。知らないうちに眠れていたことがすこし後にわかる
同居人の歯ぎしりが聞こえる。パソコンの打鍵音で同居人を起こしてしまわないか寝顔を伺ったけど、羨ましいくらい眠りが深い
寝ついてから朝まで滅多に起きないこと、いつも忘れてしまう
自分にはないからか

母と姉が家に来た。ひさしぶりに会った
地方にある栄えてない観光地に立ってるやつみたいな絵柄の、小さいウェルカムボードを作って飾っておいたらたいそう盛り上がった。やったー
これまたひさしぶりに高速道路を使って遠出した。途中寄ったサービスエリアでとった軽食が合わなかったのか、目的の遊園地で少し体調を崩してしまい目当ての乗り物を断念した。10数年ぶりの本格的な絶叫マシンを目の前にして腰が引けてしまったのも要因かもしれない。楽しみにしていた分心身の調子が追いつかなかったことが悲しかったが、総じて楽しかったので次の機会に万全な体調で挑戦したい
姉との会話にストレスがない。言葉の過不足がない返答、話題の切り替わり、全てにわだかまりがない。
縁の長さや関係性の深さに関係していない部分で、会話の周波数がぴったり合っているイメージ
他人との会話のテンポがまどろっこしいと姉がぼやいてて、そのエピソードが最近の悩みと全く一致してた。姉と話すと心が換気されると以前言ったら、人の換気は初めてだとだけ返された。わたしや姉が会話を円滑にしようとしてやってることは、他の人にとってはかえって話をややこしくしてるって思われるのかな

たんぽぽの綿毛が、雨を吸ってしぼんでいた
小学生の国語の教科書に載ってた気がする。2年生だったかの
その挿絵がなぜか鮮明に記憶に残っていて、雨の日にたんぽぽを見かけるといつも思い出す。今朝、昨日の雨を吸い込んだ綿毛がしぼむどころか首を垂れていた。綿毛1本1本の根元の黒色とふわふわしてて風に運ばれるとき傘になるところの白が透明の水で濡れてしっとりしている

外出先で体調を崩してしまった
早朝から直射日光を浴び続けてしまったこと、例年より高い気温だったこと、途中で買った帽子で頭に熱がこもってしまったこと、原因を考えたらいろいろある。多分軽い熱中症
去年の夏にカフェイン中毒をやってしまってから、自分の体調の悪化に敏感になった気がする
そのときも今回も、一緒に出掛けていた別の友人が介抱してくれた。ありがたいことです
ここ数週間くらい、なんか悪かった調子のピークが来ちゃった感じがした
いつもより少ない食事量でお腹がいっぱいになってしまったり食事中に飲み込み方がわからなくなってしまったり、すぐにおなかが食べ過ぎたときの感じになってしまったり
嘔吐への恐怖心が強くて、最後に吐いたのは小学生のときだったからもう吐き方がわからない。食事が怖くて昼くらいから何も食べられず、帰るまではスポーツドリンクで凌いだ。しんどかった
家に帰って少しだけやわらかいものを食べられて、完全に食べることが怖くなっていなくて安心した
今回の症状で、慢性的な貧血かもと思って鉄分のサプリを買ってみた。これでよくなりますように

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