夏休みの宿題を終えて
ぼくの夏休み
こんにちは。えいむです。
9月2日日曜日、僕の夏休みが終わった。
正確には平日はほぼ毎日のようにPCとにらめっこをしていたし、なんなら休日だってどこにいようがPCと一緒だった。
こう見ると夏休みとは一体...と疑ってしまうような日々を過ごしていたが、アスレチックや流しそうめんなどと、細部には確かに""夏休み""が散りばめられていた。そんなたくさんの思い出を抱えた夏が、「夏休みの宿題」という謎イベントを区切りとして終わりを迎えたのである。
夏休みの宿題に至った過程
きっと周りは「なんで夏休みの宿題?」とか「何してるんだこいつら...」と思ったであろう。それは正しい反応だと思う。僕もそう思うから。でも、やってよかったなと今では思う。その理由とかについて書いていけたらなと思う。
事の発端は些細な一言
事の発端はといえば、「田舎体験ツアーしてーな」だとか、「ダイビングとかやったことないよね」だとか、いつものように夏っぽい面白いことないかな?という雑談の中の、本当になんの気もなしに呟いた一言だった。
「あ…そういや夏休みの宿題やってない…。」
本当に些細な一言。
この一言だけで工作とかやりたいね。テーマ決めた方がみんなやりやすいよね。今年は夏休み9月2日まであるし、延長戦感ある!
などなど、たくさんのアイディアが生み出されたのである。こんなよくわからない一言を聞き逃さず、「なんか面白いことができるんじゃないか?」と躍起になり、面白そうならみんなで取り組む!みたいなスピード感と軽いノリで、僕らの「謎イベント」は生み出されるわけである。
夏休み × 延長戦 × 自由工作!
小学生だった当時、どんな手を使ってでも夏休みの宿題をしなかった僕らが、数十年の時を経て、軽いノリだけで夏休みの宿題に情熱を燃やしているのだから、人生とは不思議なものである。
子どもだった頃とおとなになった今、一体なにが違うんだろうか....。一から何かを作り出すことが苦手だった僕は、おとなになってどのくらい成長できたのかな。
そんな疑問が頭の中をぐるぐると駆け回る。
さて、そんな疑問に悩まされながら作った夏休みの宿題がこちら。
ザンさん
石仮面ならぬ土仮面
ぎすくん
生まれ育った群馬を思い出しながら作ったらしい。なんてロマンチック。
はちみりさん
俺たちのアスレチック!!!
そして、僕
なぜか、はにわ。
しかも片目が無駄に光る。三色に。
なかなかのクオリティである。わー。小学生でも作れそう。
僕の作ったはにわは、なぜか「禍々しい!」「不気味!」という感想をいただきました。こんなにかわいくできたのに何がいけなかったんだ...。
夏休みの宿題を終えて気づいたこと
正直、はじめは「このイベント、一体どこに向かってるんだ...。みんな楽しめるのかな...。」なんて不安を抱えていました。
このイベントに限った話ではないけれども。
でも、いざみんなで集まって工作してみると、そんな不安なんてなかったかのように5時間も経っていた。
ラーメン屋の大将みたいな姿で黙々と枝を組む人もいれば、「宿題が終わらない」とぼやきながら両面テープでBBQの網を再現しようと躍起になっている人がいる。なんてカオスなんだ。でも、自分が作りたいものを作るためにみんな真剣。
きっと子どもの頃になかったけど、おとなになって身につけたのは「楽しんでやろうとする気持ち」なんだろうな。
子どもだった頃は宿題なんて面白くない!なんのためにするんだ!なんてやらない言い訳を見つけるんではなくて、「これってこういうことに使えそう!」とか「どうすれば楽しくなるかな?」と考えていろんなことにチャレンジする気持ちが足りなかったような気がする。
そんな気づきと、どんなことでも「こうすれば面白くなるかも?」と楽しみ方を一緒に考えて楽しいことを創っていこうとしてくれる周りへの感謝を胸に、僕らは日々ひとつずつ強くなるのである。
もっとたくさんの人と面白いことができたらもっと楽しくなるんだろうな。
まだまだ楽しいことは尽きない。
またひとつ、強くなった。
おまけ いろんな人の作品とコラボするはにわ。