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1マンゴー製作所金融商品ポートフォリオ2022/02/01

はじめに

 今回から新たに始める、マンゴー製作所の投資に関するポートフォリオを公開する。これは、マンゴー製作所が選んだ金融商品を特別に公開する記事である。その内容は、毎月更新することにするが、ラインナップとして以下のことを取り上げる。

レバナスの正しい撤退方法

 こちらの記事では、レバナスを積み立てる恐ろしさについて記している。マンゴー製作所のポートフォリオは、毎年3%~10%の成長を目指した投資内容だが、こちらの記事で取り上げるレバナスは、レバレッジファンドなので200%の運用成績を目指していることになる。これらの恐ろしい投資内容を見て、積み立てをするにあたり、インデックスファンドにのみ限定して積み立てしていくことがいかに重要なのかを筆者も実感した次第である。

レバナスで大損した人たち

 彼らについてはご愁傷様だが、最高値を更新しない限りあなた方のレバナスの損益ラインは、基準価格×(-信託報酬1%)+取得価格×年間騰落率=レバナスの損益ライン、で単純計算するとおおよそ算出可能なので、高値掴みをされた方々はこれから乱高下するレバナスが1%目減りするのを見ながらナンピンでコントロールしていくことになるが、このような投資方法では、精神的にも問題があるし、何よりレバナスは即時現金化ができないので利益がすべて吹き飛ぶ可能性があるので注意していただきたい。マンゴー製作所の個人的な考えでは、積み立て投資は少量を低コストで長期間に持続的に投資することが重要となると考えている。それらの根拠はドルコスト平均法という投資方法に集約されているので、それらを参考にしていただきたい。

 本題に入る前に上記の計算式で仮に計算した場合について説明するが、仮に100とした価値のレバナスの価値が取得価格の値下がりによって87になる。という事は、取得価格を下げる意外にレバナス購入者にできることは何もないのである。このように、無限ナンピンをしなければ損失が増えていく可能性が非常に高い危険な投資である。このレバナスをそもそも積み立てる必要はないといえるだろう。また、このレバナスはインデックスファンド風のレバレッジファンドなのでドルコスト平均法で積み立てしたとしても毎年マイナス1%資産が目減りすることになるので、損益通算ができないNISAなどの非課税枠を使った購入は避けた方が良いだろう。

基準価格100×(-1%)+取得価格120(ナンピン可能)×年間騰落率-10%(マイナスの場合損失)=レバナスの損益ライン87

情報の提供内容

ポートフォリオの内容

 さて本題に入るが、下に設置されているExcelデータが、ポートフォリオになるわけだが、その内容は、以下の四種類に区分する。1.円建て上場投資信託ETF、2.日本株式、3.米国株式(米国ETFを含む)、4.投資信託、のとおりである。次に、リスク区分であるが、投資信託が7%で赤色、ETFが12%で黄色、株式が15%で青色とする。

 これについては、金融商品の暴落時におけるナンピンの目安なので、リスク区分に関しては変更可能である。このリスク区分のパーセンテージを変更することで暴落時の許容度を決めておくべきだと筆者は考えているので、ソレについては参考にしていただきたい。

使い方

 次に、銘柄についてだが、こちらは自由に変更してかまわない。新たに追加することも可能である。また、表の灰色になっている部分であるが、ここには、株価、配当金利率、実質信託報酬利率を手動で入力することができる。これによって、分配金、信託報酬経費額、実質受取金などが自動で算出される。

 この表の右側には、取引場所を入力するセル、購入可能な最低単元の枚数、を入力することができる。これら上記の内容を手動で入力することで、100株購入に必要な金額、をエクセルで計算することができる。これらを目安に、リスク区分のパーセンテージを組み合わせることで、株価の最安予想もすることができる。

マンゴー製作所金融商品ポートフォリオ20220201のスプレッドシートデータのダウンロードは☟

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