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【フランス】勝手にグループ課題提出しておいて、サボりとチクられる

やあ諸君。
さて、本日は、今学期、
拙者が人生初のフランス人とのグループワークで、甚だしくぶったまげさせられた、おったまげエピソード【驚天動地グループワークwithフランス人】のうちの1つを紹介しよう。


*注意:このNOTEは、拙者がフランスでのグループワークで実際に経験し、感じたことを、主観的にまとめただけのものである。全てのフランス人が当てはまるわけではない。「ふーん。一部のフランス人はこんな風であったのか~。うーん草」、というように、軽く聞き流してほしい。


勝手にグループ課題提出しておいて、サボりとチクられる


そう...あれはある晴れた秋の木曜日のこと....。

とある授業の、簡単なグループ課題提出期限が、明日の夜に迫る中、
グループチャットで誰一人としてなんの発言もしないため、


(お...?!これはきっと、明日の朝、授業で会うときに、グループで軽く相談して提出する系のやつ...。課題自体単純で、すぐ終わりそうだ。しかし一応、適当にやっておくか...それで明日みんなと話そう!)

と、まあ呑気に拙者は考えていたのである。

次の日学校へ行き、グループメンバーのフランス人Aに、「あの課題って締め切り今夜だよなー?」と軽く聞いてみると、


フランス人A
「もう提出した。先週フランス人Bと一緒にやったんだよね。今回何もやってないよね君。次からはもっと、宿題やろうとして、役に立ってね苦笑」と言われ、

拙者 「Oh~~~~ゥ!!!? まじか。ありがとう。」
と言い残し、一旦退散。

(なーんだ、勝手にやってくれていたのか。ありがたい。ありがたいけど、

              ファ?????

集まるなら普通グループメンバー全員で集まるのでは?なぜ二人だけで?拙者を含む他二人は無視??しかも、何の断りも入れずに勝手に提出するとかアリなのか??...
しかもなんか、 悪口みたいなことも言われたぞ!!!?
拙者としては、もちろん協力はしたいけども、どう協力できたんだ今回の課題。貴様ら、何も言わず勝手にやって勝手に提出したんですよね?)
とにかく様々な疑問が、沸きに沸き上がってきた。

しかし、
こいつらが宿題を勝手にでもやって、提出してくれたことは事実だ。拙者も、一応やってはいたが、そこは感謝せねばならん。


ものごとが、これだけで終わっていれば、次からはお互い会話をして歩み寄る。それで解決できていたはず...だ。


だが、
しかーし、こいつらは、あろうことか教授に拙者ともう一人のフランス人Cが課題をサボったと、虚偽のチクりをし、拙者らを学校の学生窓口兼事務所のようなところに通報しやがったのだ。教授にも知られてしまっているため、この窓口で弁明しなければ、サボりとして点数を引かれ、成績が下がる。

確かに、積極的にグループチャットで発言をしなかった拙者らにも多少は非がある。だが、貴様らも何の発言もしなかったではないか。
おまけに、向こうは被害者ヅラしているようだが、拙者らも、会話から仲間外れにされているわけで、さらに、わけのわからん理由で、学校の学生窓口兼事務所に呼び出しをくらっているんだから、拙者らが被害者のようなものなのだ。

ふつふつと煮えてくるはらわたに、キンキンに冷えたペリエを流し込みながら、どこかで何かがブチっと切れる音が聞こえた気がした自分を落ち着かせた。

拙者らは別々に、学校の学生窓口兼事務所に呼び出され、各々精一杯の弁明をした。拙者らは全くの無実。勝手に因縁をつけて、意地悪してくるフランス人ABには、何が何でも絶対に屈するわけにはいかない

このホットな精神のおかげか、拙者らは、ピンクと白の、縁の太い丸メガネをかけたお洒落マダムへの弁明に無事成功し、事なきを得た。



かと、思いきやフランス人Aと、拙者とともに通報されたフランス人Cの関係がオーマイガッド。どちらもプライドが高く、二人で一切会話をしないのである。毎度毎度フランス人Bか拙者を通して、会話が行われた。二度手間。非常に面倒であった。

ある時、
このゴタゴタで少し仲良くなった、フランス人Cに「なぜフランス人Aと話さないんだい?」と尋ねたことがあったが、
だって、嫌いだからね。」とあっさり返ってきて、その平然としたフランス人らしさに驚いた。と同時に、少し、いや正直大分結構呆れた。


おわり

諸君、最後まで読んでくれてメルシーボクー!!!
拙者、こんな文章を書いたのはハジメテだったが、楽しんでいただけたら嬉しい。

今学期中、同じグループメンバーで、グループワークをしなければならなかったため、このグループでの活動は非常にストレスであった。ここで紹介したのは一部の驚天動地エピソードであり、本当はもっとたくさんのゴタゴタがあった。

しかし、
このグループワークが、拙者の初のフランス人とのグループワークだったということもあり、最初は困惑していたものの、フランス人との付き合い方を、身をもって学習、経験できたのはよかったと感じる。

終わったことが非常に喜ばしい。

もうこのグループでグループワークをすることがない、というのは
            なんという解放感
なのだろう。

本当に色々あった。大変であった。
でも、このチームでのあれこれは、すべてが終わった今では拙者至上、最高におもしろかった経験の一つである。


これから

拙者、今回は、甚だしくぶったまげさせられた、おったまげエピソードのうちの一つ、「勝手にグループ課題提出しておいて、サボりとチクる」を共有させてもらったが、ほかにも、まだまだこのグループ、そして他のグループでの驚天動地エピソードが控えている。

タイトルだけ紹介しておくと、「前日の夜、明日朝発表までにスライド全部つくってこい」「プレゼン資料、プレゼン発表、全ブッチニキ」「勝手にミーティングキャンセルされた話」「言い訳して全てを放り投げる、逃げの達人」ほか、である。お楽しみに!!

それでは、みなさま諸君、よいクリスマス、お正月をお過ごしください。そして、健康に気を付けて、拙者を応援していてくれ!!!!
ありがとう。

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山田甚左衛門
金欠留学生です。若いうちにさまざまなことを経験し、強くなる。応援よろしくお願いします。