開始5分あたりで内容が全部わかる(そして人によってはギャン泣きする)”ボヘミアンラプソディー”

映画ボヘミアンラプソディーのネタバレを含む内容です。観てない方は、読まない方がいいかと。(といっても冒頭5分ほどしか紹介してませんけど。)








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というわけで始めます。

まず冒頭。

20世紀FOXのロゴとファンファーレ。これがギターアレンジ!

なんか、この手の込んだ感じが嬉しくて、ファンとしてはここでうるっときてしまう。

上記リンクには無いが、さらに本編では、この映像のあとに、へいへいへいへーい!ってフレディの声が入る。ここでまた泣きそうになる。

しかし、ギャン泣きポイントはここから。

本編が始まる。

”LIVE AID”のステージに向かうフレディ。
バックには”Somebody to love”が流れている。

Queenの、フレディーマーキュリーのヴォーカルのすごいところは英語の歌詞が聞き取りやすいというところである。

歌詞を引用してみる。

”Ooh, each morning I get up I die a little
Can barely stand on my feet
(Take a look at yourself) Take a look in the mirror and cry (and cry)
Lord, what you're doing to me (yeah yeah)
I have spent all my years in believing you
But I just can't get no relief, Lord!
Somebody (somebody) ooh somebody (somebody)
Can anybody find me somebody to love?”

めっちゃ意訳すると、、、

毎朝目覚めるたびに、少しずつ死んでいく気分だ。
なんとか自分の足で立ち上がり、鏡に映る自分の姿に嘆いている。
神様、あなたは私に何かしてくださっているのですか?
毎日毎日、私はあなたに祈りを捧げているのに。
でも、安らぎも何も与えてくれていないじゃないか。
誰か、誰か、
誰でもいい、私に愛するものを与えてはくれないか?

英語を聞き取れる耳があると、この歌詞で、愛するものに飢えている状況がわかる。

愛するものを求めるフレディ。

しかし、眼前に映されている情景は、ステージから見ええる、Queenを、フレディを待っている超満員の観客たち。

フレディ、こんなにも多くの観客があなたを待っているというのに、あなたに向かって歓声を上げているというのに、 あなたを愛している人がたくさんいるというのに、

”Can anybody find me somebody to love?”(誰か私に愛するものを!)”という歌声が聞こえている。

それがフレディの心の声だと思えてしまう。この矛盾。

ここ、私はめっちゃギャン泣きしたんですけど、みなさんどうでした?

さらに、Bohemianの意味

https://ejje.weblio.jp/content/Bohemian

>主な意味
>ボヘミアの、ボヘミア人の、放浪的な、伝統にとらわれない、自由奔放な

ああ、これはフレディが愛を求めて、彷徨う物語なのだなと。

以上!内容わかっちゃった!ちゃんちゃん。

余談ですけど、大学受験の長文解釈も、同じ要領で解けたりします。結論は文頭、以上!その文頭結論を言いたいがために、いろんな例をあげたり、一般的にはそうだけど、しかし、と結論を強調したりするわけで。

この映画も同じ!(笑

様々なところに愛を求めていったフレディの行き着いた先は、、、さすがにこれは映画全部見ないとわからないので、観劇して見つけていただければと思います。(史実だからググれば出てくるんだけどね。)

おまけ。

映画見る前に、これ聞いちゃったから、この町山さんの話にかなり引っ張られてバイアスかかっちゃた、というのもあるかもしれません。


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